【うらがみむらかみ往復書簡】10通目 | うらがみ


むらかみさんへ

お返事ありがとうございます。
元気です!

本当に暑いですね。酷暑のニュースで、インタビューを受けた小さい子が「レンジの中にいるみたいで溶けちゃいそう」と言っていました。すっごく素敵な表現だと感じました。

極暑、獄暑!良いですね。
極めて、地獄のように暑いから、まさに、です。どちらも「ごくしょ」と読むでしょうか。「こくしょ」に点を足したところも、良いですね。
熱い空気がまとわりついて、くっついてきます。風が吹かない。すべてが止まっているようで、屋外では空気をおしわけおしわけ歩く感覚があります。
月の名前も、今の8月にしては爽やかすぎますよね。調べると「葉落ち月」から葉月になったらしいですが、 8月は風無月とかって呼びたいです。でも台風が来るから、もっと良い名前を探したいですね。風がないのも、強すぎるのも、困ります...。

望む未来、人生のテーマ、の感覚、覚えがあります。わたしは、心地よい風を感じる場所にいること、と頭に浮かびます。実際の風も好きですし、窮屈でない空間や状況、というような意味もあります。心がのびのびしていられる場所にいたいです。細かくみるともっと具体的な理想がいくつかありますが、ざっくりとはそんなかんじです。
むらかみさんの「望む未来」「人生のテーマ」はどんなところにありますか?もし良かったら、きかせてください。

好奇心旺盛と飽きっぽいはきっとつながっていますね。刺激がほしいのかもしれません。
1年間は続けてみること、良いですね。もし結果が出なくても変化がなくても“とにかく続ける”という目標は、飽きっぽい性質に合っている気がします。
同じく、好奇心旺盛で飽きっぽい自覚があるもので(しかし腰は重いほうです)、なんとなく、そう思います。続けてみてはじめて起こることってありますよね。

往復書簡を続けたいと思ってくださっていること、大切に思ってくださっていること、とっても嬉しいです。わたしも、無理に続けようとしなくとも、毎回「お返事を書きたい」と思えて書いています。きっと毎回読むのも書くのもたのしくて新しい発見があるからです。

ポッドキャスト素敵ですね!
むらかみさんは、さまざまな表現媒体に挑戦されていますが、自分自身や自分の中にあるものを出すこと、表現すること、に対する怖さや恐れの感覚はありますか?あるとすれば、どのようなものでしょうか?とても気になります。これも良かったらきかせてください。

お気に入りの投稿、なんでしょう…。書いた段階では納得しているものの、振り返ると自信がありません。
なにか挙げるならば、[もうひとりの自分]は印象に残っています。子供のころ何度も体験したことを書きました。ずっと中にあったものをはじめて言葉にしました。
書いていてたのしかったのは[岡山・香川旅行計画]です。妄想旅行を計画しました。「観光地TOP10」的なサイト、Googleマップ、電車のルート、食べログ、などなどを本当に旅行するみたいに使って書いたんです。実際の旅行でも、たくさん調べて旅程を考えることが大好きなので、わくわくしました。おさえたいところはおさえつつ、がちがち固めずに旅先での出会いも味わう、がわたしの旅のモットーです。
せっかくなのでリンクを貼りますね。


むらかみさんの旅のこともぜひ聞かせてください。横浜や東京の、どこに行きましたか?どんなものを食べましたか?

わたしは夏のあいだ、遠くに住んでいる友人に会いに行ったり、反対に遠くに住んでいるほかの友人がこちらに来るから会ったり、そんな予定があります。
大切な友人たちに時々でも会えることがうれしくて、たのしみです。

早いもので、2人合わせて10通目になりました。ぜひこれからもよろしくお願いします。

うらがみ

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