能登半島地震関連のマップやデータを集めてみました
石川県や富山県、新潟県に甚大な被害を及ぼした能登半島地震
地震により亡くなられた方々のご冥福をお祈りいたします。
また、被災された方々に心よりお見舞いを申し上げます。
シビックテック・ウラシマでは、現地に行って支援活動をすることはできませんが、被災状況の把握や被災地の復旧・復興の一助になれぱと思い、今回の地震に関するマップやデータを集めてみました。
シビックテック・ウラシマが作成したマップ
孤立状態の地区・集落マップ
シビックテック・ウラシマでは、NHKが毎日掲載している孤立状態となっている地区や集落の情報をマップ化しました。
国土数値情報の「石川県市町村行政区域データ」やe-Stat統計地理情報システムの「小地域(基本単位区)データ」を活用しながら、NHKが掲載している地区や集落をマップに登録して、作成しました。
日々の状況は、レイヤの表示切替で可能です。
1月4日と最新日のマップを見比べますと、孤立状態が解消しつつあるのがわかります。
斜面崩壊及び津波到達範囲
ESRIジャパンが公開している能登半島地震による斜面崩壊箇所データや津波到達範囲データを取り込んだマップも、作成しました。
1月4日の孤立状態地区のマップも重ねて表示しますと、斜面崩壊箇所の付近が孤立状態となってしまったのがわかります。
地震情報データベースマップ
また、シビックテック・ウラシマでは、気象庁防災情報XMLデータを活用して、地震情報データベースマップも作成しました。
なお、一定間隔でデータを取り込んでいるため、リアルタイムではありませんが、全国で発生した地震や浦安市で発生した地震の震度や震源地を確認することができます。
なお、スマホ版は、こちらからご覧になれます。
国や報道機関、市民団体等が作成したマップ
避難所状況マップ
Code for Toyamaさんが作成した「避難所状況マップ」です。
被災地の各市町村ホームページの情報等をもとに、定期的に情報を更新しています。避難所と合わせて、一部地域の給水所の情報も掲載されています。
道路復旧見える化マップ
国土交通省が公開している「道路復旧見える化マップ」です。
復旧作業が完了し通行できる道路がわかったり、都市間の所要時間も表示されます。また、被災現場の写真も確認することができます。
日々、情報が更新されています。
能登半島地震被災状況マップ
ESRIジャパンの「令和 6 年能登半島地震における災害対応支援情報サイト」で紹介されていた「令和6年能登半島地震被災状況マップ」です。
発災直後から各地で読売新聞社の記者が撮影した写真をマップとともに表示しています。
地震や津波の凄まじさ、被災の甚大さが鮮明にわかります。
制作:読売新聞、学術指導:東京大学・渡邉英徳研究室
能登半島地震 空撮写真ビューア
東京大学・渡邉英徳教授のX(旧ツイッター)で紹介されていた「能登半島地震 空撮写真ビューア」です。
被災前後の衛星画像と、被災後の空撮写真を左右に並べて、比較表示することができます。
地震や津波により、斜面崩壊や隆起等で地形が変化しているところがわかります。
国や県の被災者支援制度
最後に、先日国が公開した被災した方々への支援制度の一覧をご紹介します。
被災された皆様が一日も早く平穏な生活を取り戻せるよう心からお祈り申し上げます。
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