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音楽のリアルタイムは全て今

 棚にあるCDなりレコードなりを見ているとどうも50年代から80年代のものが多くあるなぁ。 もちろん90年代以降のものも数多くあるのですが比率は前者の方が大きいです。
単純にそちらの年代のほうが長いから必然的に作品数も多くなるのだろうという意見は無視

 私が懐古主義者なだけと思われるかもしれませんが90年代生まれの私が懐かしむならばむしろ後者の年代のはず。産まれる以前の音楽に懐かしいも何もないですからね。

 とどのつまり好みというだけの話です。
ただし先ほど述べたように懐古主義的に捉えられることもあり、学生時代の時に知人からは、「そんな昔の曲を今の人が良いと思うわけないじゃん。昔の人のための曲なんだから。」なんて言われたこともありますが意味がわかりません。 良さって時とともに風化されるの?否、断じて否。

 60年代の若者が熱狂した音楽ならば2000年代の若者も熱狂できるのが道理。当時と今の若者にそんな大して違いがあるともおもいません。
今の方が確かに情報量が多いと思いますが別に今の14歳の方が60年代から遡ってそれまでの全てを産まれた時から知っているということも無いのですからやはり初めて触れるものに新鮮さを持つはずです。

それが昔の曲だったとしても初めて出会った瞬間、それは今日リリースされた新曲に出会う事となんら変わりない状態なのです。
そうなると懐古主義も何も無くなります。だって初めて聴いた今がまさにその人のリアルタイムですから
よって昔の人のための音楽なんてものは存在せず全ての音楽は全ての時代の人のものだと思うんですねー。

 アホな話ですが60年代にタイムスリップして他の話全くできなくてもその年代の音楽の話なら当時の人たちと同じ感覚で話せると思うんですよ。好きの感覚が当時の人たちとズレているとはやはり思えないという謎の自信。

 結局CDなりレコードなりを聴いていて感じる今この瞬間の気持ちに時代の違いもへったくれも無く感動できるはずってだけの話ですねー。
というか大昔に作られたクラシック音楽が何百年の間人々を感動させてるかという話ですよ。
 今回書いたことは他の芸術や文化全てに言えることですかね。

長々ダラダラと書いてきましたが最後に私が言いたいことは

タイトルが5.7.5になっちゃた

ということ。そしてコレ↑もだ。

それではー。

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