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マネジメントとデザイン

今回は、これまで自身が行ってきたマネジメント方法について書きたいと思います。

この内容は、自身がこれまでに受けた「社労士先生からのマネジメント研修」「コーチングサービス会社のカリキュラム」「自身のデザイン思考」をかけあわせた独自の方法のため、必ずしも全てにあてはまる絶対的に正しい内容ではございませんのでご了承ください。


コーチングとティーチング

マネジメント手法として
一般的に聞かれるのが「コーチング」と「ティーチング」ですが、

自身の認識としては

ティーチング
 目的:技術や知識の習得
 人数:1人 〜 複数
 実施時期:初回
コーチング
 目的:目的達成のサポート
 人数:原則1人
 実施時期:適宜

と捉えており、
それぞれを適材適所で使い分ける必要があると考えています。

一律にティーチングすることで全体の平均値や相対的な個人順位を可視化することができ、その可視化された状態に対して個別にコーチングを行い、本人や組織にとって最適な環境や立場を導き出すことができます。
(「名教師」と言われる方はこんなことをされているのかもしれません。)

逆に言えば、新入社員の方にいきなりコーチングをしても「何をしていいかわからない」し、明らかに特性の違う方にティーチングをしても「やり方が合わない」と感じられるかもしれません。

デザイン思考とマネジメント

自分の中では、コーチングの目的が「現在地と目的」を繋げる役割であるならば、行動心理学につながるデザイン思考とも共通点があると考えています。

スタンフォード大学のハッソ・プラットナー・デザイン研究所
デザイン思考「5つのプロセス」(要約)

① 共感(Empathize)
共感ポイントや、本当に求めているものを見つけるために、ヒアリングや観察する
② 問題定義(Define)
本当の目的や潜在的な課題を深掘り、抽出し、ニーズを定義する
③ 発想・概念化(Ideate)
解決するアイデアやアプローチ手法を検討する
④ 試作(Prototype)
試作品を作る
⑤ 検証(Test)
ユーザーテストを繰り返し、ブラッシュアップする

コーチングでは、メンバーご本人を
① ヒアリング・観察し
② 本質的なやりたいことや強みを見つけ
③ 目標との繋げ方を検討し
④ 実際に試しながら
⑤ 一緒にチューニングしていく

特に企業向けのコーチングサポートでは、メンバーと管理層を客観的に繋げる役割が強く、「管理層はこんなイメージを持っていて」「あなたのやりたいことや強みはきっとこんなこと」だから「あなたはこのような行動を取れば双方のWinWinに繋げられるのでは」と提案を行います。

この時に、それぞれの認知特性を踏まえ、適切なコミュニケーションを促したり、セッティングすることで円滑な組織形成を目指します。

認知特性
◯言語優位者
 ・言語映像タイプ
 ・言語抽象タイプ
◯視覚優位者
 ・写真タイプ
 ・三次元映像タイプ
◯聴覚優位者
 ・聴覚言語タイプ
 ・聴覚&音タイプ

自分も前職では、その特性や強みを発揮するにはタイミングや環境にマッチする状態が必要であると考えて、ビジネスパーソンとしての能力を7段階に分解して評価軸の参考にしていました。

これからも広い意味でのコミュニケーションデザインという視点を持ち、社内外に対してのコミュニケーション向上を目指して行きたいと思います。


最後に

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