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B01-1 H/W tester (S0101-0)

B01-1P0-0 組み立て方」に書いた動作確認用ツールを紹介します。

キーボードからコマンドを打ち込んでポートを動かすなどでハードウェアチェックも可能ですが、1台きりならともかく度々では疲れます。専用ツールを使って楽~に気軽に確認しましょう。

スクリプトファイルを添付しましたので、組み立て(ハンダ作業)が終わったら、以下の2本を同じフォルダーにダウンロードして、S0101_0_main.pyを実行してご利用下さい。

S0101_0_sub1.py のコメントにも書いて置きましたが、RasPi のインタフェース設定で I2C enable にして使います。

S0101_0_main.py
S0101_0_sub1.py

Raspberry Pi Zero の場合は Thonny Python IDE か LXTerminal で実行することになると思います。

動作概要

Raspberry Pi のGPIOに B01-1P0-0 を接続した状態で、S0101_0_main.pyを実行すると、LCD表示とLED点滅、ブザー鳴動によるDEMOが確認出来るはずです。(約2秒間の短いDEMOです。)
LEDは赤(D1)→緑(D2)→青(D3)→を3回繰り返します。青が点灯するタイミングでブザーが短鳴動します。
コンソールに DEMO と表示します。

実装済みなのに点灯しないLED、鳴らないブザー、表示しないLCDがないか目視と聞き取りで確認して下さい。

スイッチを実装しない場合は、これで動作確認し、スクリプトを強制終了して下さい。

LCDの2行目に Any SW と表示された状態で、SWを押下すると SW-1 (R) のように表示して、ブザーの短鳴動とLED点灯を確認できます。

押すスイッチによって以下3つの表示とLED点灯が確認出来るはずです。
コンソールにもprint しますから、LCDを実装しない場合はコンソールでご確認下さい。

SW-1 (R)
SW-2 (G)
SW-3 (B)

各スイッチを検出してくれるか目視確認して下さい。

全てのスイッチが3回以上押されるとスクリプトが終了します。

スイッチを1個または2個しか実装しない場合はスクリプトを強制終了して下さい。

LCDの表示が変化する時だけI2Cバスに送信します。
SDA, SCL をオシロ観察する場合はご注意下さい。

スクリプト

動作確認の他、LCDの使い方の参考になるかも知れません。
ダウンロードしてみて下さい。

S0101_0_main.py

S0101_0_sub1.py


お気づきの点などコメントをお寄せいただけると参考になります。

今後とも宜しくお願いいたします。


追伸:
タイトル画像で tset になってますが、test の間違いです。
面倒なのでこのまま行きます。ご愛敬、初版オリジナルってことで・・・ご容赦下さい。


出来ればサポート頂けると、嬉しいです。 新しい基板や造形品を作る資金等に使いたいと思います。