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家賃の値引き

こんにちは。大家兼不動産屋の廣田です。

最近、SNSで「賃貸住宅の家賃は下げられる」というような投稿を目にしました。そこで、今回は、家賃の値引きについて書きます。

SNSで目にした記事

賃貸住宅に住む人のやるべきこととして、入居前、入居中、退去時などタイミングごとに出費を抑制するための方策が書き出されていました。

入居前に、礼金ゼロの交渉、仲介手数料ゼロの交渉、入居中に家賃交渉、退去時は、原状回復費用負担を減らすなどが書かれていました。

家賃の値引き要求

既に、売却した物件の入居者で、契約更新のたびに、家賃に値引き要求をする入居者がいました。

「南側に、建物が建って日当たりがわるくなった」とか
「長期間住んでいるから」など理由で、家賃を下げてほしいと要求されましたが、こちらの回答は常に
「ノー」です。しかし、毎回、現状の家賃で契約を更新して住み続けていました。売却後をどうなったか知りませんが、確か、10年以上を住んでいたと思います。

値引き要求をしてくる入居者さんの部屋の家賃は、周辺相場と比べ高い訳ではなかったので、こちらとしても、値引き対応を拒否してきました。多分、収入の問題で、家賃の支払が厳しい状況ではなく、ひょっとしたらという考えで、値引き要求をしてきたのだと思います。

今後の動向

数年前に、仲介手数用の負担に関しても裁判になってこともありました。

仲介手数料は今までの慣習で、入居者が、1ヶ月負担するのが、当たり前にになっていましたが、この裁判をきっかけに、仲介手数料の負担に関して気にかける人が増えてきたと思います。

まとめ

最近の傾向とて、消費者保護の傾向が強く今後も、家賃を含め、さまざまな費用に関して値引き要求が増えてくると思います。大家さんとしても、家賃の値引き要求に対して、どの様に対処するか準備しておく必要があると思います。

値引き要求がされないような価値ある物件を提供できればいいのですが。


最後までお読みいただき、ありがとうございました。

今日はこの辺で、次回また。

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