「新築ワンルームマンション投資」って大丈夫?⓸
こんにちは。大家兼不動産屋の廣田です。
今日は、新築ワンルーム投資の4回目です。
前回までの記事
「新築ワンルームマンション投資」って大丈夫?⓷
「新築ワンルームマンション投資」って大丈夫?⓶
「新築ワンルームマンション投資」って大丈夫?⓵
前回までの記事で、セールトークの内容と現実について書いてきましたが、新築ワンルーム投資についてどのように感じられたでしょうか?
「セールストークとは少し違うけど、ローンの完済後には、なにがしかの収入が入ってくるのでの、個人年金としていいのかなぁ」なんて考えている方もいらっしゃると思います。
今回は新築ワンルームマンション投資をした場合のリスクをかいて行きます。
最初は、借入金のリスクです。
フルローン(自己資金を投入ぜず、購入費全額を借り入れる)で投資をすることを前提に話を進めていきます。
急にお金が必要になり、マンションを売却するとどうでしょうか?
売却時は、中古マンションという扱いになり、最低でも新築で購入した価格の80%になるといわれています。例えば、2千万円で購入したマンションをすぐ売り出しても、1.6千万円位になってします。その後、時間が経過するにつれてさらに売却額は下がっていきます。
売却時の借入金の残債が、売却額を下回っていればローンの精算は可能ですが、逆に、ローンの残債が、売却額を上回っていれば、差額分のを支出しないとローン残債ができません。
(実際に売却する場合は、仲介手数料、場合によっては税金するため、手元に残る金額は、売却額より少なくなります)
ローンの返済回数と残債の関係は、下のグラフのとおりです。
残債が80%になるのは、70か月後(約6年後)です。6年経過した物件の売却額は80%より低くなる予想されます。
このように、新築マンションを購入すると、ローンの返済期間中に売却すると、ローンを精算するために多額に現金が必要になる可能性が高いと思います。
最後までお読みいただいてありがとうございます。
今日はこの辺で 続きは次回また。
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