初対面でいきなりガンダムの話してくるオタクいますよね

小学生の頃スイミングスクールの送り迎えのバスで、メイプルストーリーの話しかしなかったらメイプルストーリーの話はもうやめてくれって言われた事があるんですよね。小学校でもお前メイプルストーリーの話しかできないのか!ってバスケ部の男の子に言われた気がします。

メイプルストーリーの話しなかったら話すことなんてねえだろ!と逆切れしそうになりましたが、時が経ち、大人になってからというものの、会話でメイプルストーリーハラスメント状態になることが多々あることが判明しました。
全く意識してなかったですが、結構迷惑なことで、というか意味が分からなくて困りますよね。

昔、バイトで電話対応をやっていたことがあり、わけわからない言葉を発する人の対応をやっていたことがあったのですが、スムーズに言った会話と違って限って強烈な印象があるのでよく覚えています。

私も会話は下手くそな方でよく何言ってるかわからないと言われる方なので、そういう場合同キャラ対決みたいになってるのかもしれません。

ところで、イギリスの精神医学者のR・D・レインという人が書いてる本で、好き?好き?大好き?って詩集があるんですが、


彼女  好き?好き?大好き?
彼   うん 好き 好き 大好き
彼女  なによりもかによりも?
彼   うん なによりもかによりも
彼女  世界全体よりもっと?
彼   うん 世界全体よりもっと
彼女  わたしが好き?
彼   うん きみが好きだ
彼女  わたしのそばにいるの 好き?
彼   うん きみのそばにいるの 好きだ 

こういう会話が永遠に続くんですよね。どんなに愛し合った恋人でもあってもどれだけの質問しようも、どんな回答を貰っても、心の底にある本当のことは結局わからないわけです。

これ比べると、私がやったメイプルストーリーハラスメントとかは、これの逆バージョーンみたいなものです。
あまりいい例じゃないかもしれませんが、むかし統合失調症の恋人がいた事があるのですが、御存知の通り全く会話が嚙み合わないじゃないですか。
そういうときには決まってレインのこの詩集のこと思い出すんですよね。

なのでクソほど会話が嚙み合わない時は、逆にロマンティックな感じになれるのでお得です。 愛し合う事とキチガイと話す事は本質的に一緒だと思えたらいいっすよね。 良いわけないですけどね。


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