【感想】 『Coldplay Music Of The Spheres: Live at River Plate』
業界内でもめちゃくちゃ話題になっていたライブドキュメント
『Coldplay Music Of The Spheres: Live at River Plate』
東急歌舞伎町タワーの109シネマズプレミアムの椅子の座り心地がとにかく気持ちいいとの噂を聞き、東急歌舞伎町タワー完成後まもなく行ってきました。
この洗練された空間で観るべき作品とは こういうことなのですか、、、
なんで正面だけじゃなくて両サイドにも映像映ってるの!(映像に包囲されて、アミューズメント感満載で楽しくてずっとワクワクしてた)
なんでこんな長時間座っててお尻痛くならないの!!
肘置き広い!!!
観終えたあと、圧倒されすぎてしまい「映画館でたらいつものお店飲みに行ってシメちゃうぞ」って計画してたのに、お酒すら体に入れられないくらい体まるごと持っていかれてしまった。
私自身もライブの裏方を気付けば20年近くやってきて、このライブを観てより自分の仕事に誇りに思えるようになったくらい、見る前と後で気持ちが変わったなと思う。
春のライブ繁忙期をなんとか乗り切れたものの、好きなことを続け続けるが故の苦痛もあり。
しんどいなー辛いなー逃げたいなー一生寝てたいなーと精神も肉体もギリギリでしたので(燃え尽き症候群&山積み問題に向き合うのはしんどい)
そんな葛藤すら吹き飛ばしてくれるほどのライブドキュメントでした。
言語化がとにかくヘタなので勢いだけで書き連ねますと
愛が溢れすぎてもう受け止めきれない(愛の定義は人それぞれ!)
特効打ちまくりで画面見えない(花火どんだけ打ち上げたら気が済むねん)
編集が神(そんなコントラストもカメラワークもありですか、自由すぎる)
裏方さんたちが一緒に楽しみすぎ(私もそこに入りたい!)
演者、ファン、スタッフと一体化してこんな素晴らしいエンターテイメントを作り上げていけることが、全く当たり前の光景ではなくて、なんて尊いんだろうと。
過酷な情勢も世界ではまだまだ続いていて(天災も疫病も戦争も飢饉も、まだまだ問題はたくさん)
そんな中で平和への喚起を世界に向けて配信したライブなんだなと思いを募らせ、終始ポップコーン貪りながら号泣していた。(109シネマズプレミアムはポップコーン食べ放題ドリンク飲み放題の幸せ)
ボーカルのクリスのMC言葉1つ1つが愛で溢れていて。
ブエノスアイレスでの公演なのもあって(特にブエノスアイレスには思い入れがあるとインタビューで言ってた)
「スペイン語は難しいね」とか言いながらスペイン語で観客に呼びかけてくところでもまた、ポップコーン貪りながらむせび泣く(あのしょっぱいの甘いのハーフ&ハーフは無限ループで食べられる)
ライブ仕事のやりがいは当然常々感じるのですが、20年の間には何度か腐ったり病気になったり倒れたり、もう仕事やめて南の島に一生浮かんでいようとか決心することもあるのですが、なんだかんだでしばらく辞めそうにないのでやっぱり今の自分で頑張る。
最近は自分も客として楽しむライブ参加を出来る限り増やしている
。
公演一つで人の人生が変わるし、生きる糧になるし、平和への喚起が可能になるということを教えてくれた、とても愛に溢れたライブでした。
あと、あの光るリストバンド(正式名称=ザイロバンド)が数年前よりめっちゃ光量上がって煌々と光っていた。
Coldplay 生で観たい
ってボソッと呟いていたら
今年11/6,7と 東京ドームに6年ぶりに来日するんですか!!!!!!
申し込みました。あのザイロバンド腕につけたい
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