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結婚相談所を経営してるとよく聞かれる質問3選!②女性も同じ料金なの?

さて、前回は、相談所について聞かれることの1つ目として、
マッチングアプリと結婚相談所の違いについて説明しました。

転職活動と婚活ってすごく似ているのがお分かり頂けたかと思います。

さて、今回は、よく聞かれることの2つ目です、それはコチラ!

2.女性も同額なの?

はい!価格についての男女比ですね。
これも、マッチングアプリの方を知っている方からすると納得の質問!

だって、マッチングアプリって、ほとんど女性無料ですものね。
参考までに、アプリ各社の料金を表にまとめるとこんな感じ。

マッチングアプリの月額料金比較

注釈にあるように、男性の料金はあくまでも1か月契約した場合のものなので、長期であればあるほど月当たりの料金はもっと安くなります。

しかし、本当にどこも女性は無料だ~!!!
こりゃありがたい!女性にはパラダイスですね♪
でも、どうして無料なのか考えたことありますか…?

では、気になる相談所の料金はというと…

多くの結婚相談所は男女で料金設定の差はありません。

男女で料金を変えている相談所を私は見たことがありません。
存在はするかもしれないですが、少ないのは確かでしょう。

では、なぜ女性も男性と同じ料金なのか?

私は逆に聞きたいです。
なぜ、女性を安くする必要があるのか?

昔(昭和?)のお見合いは、
お嫁さん候補として、若さ、家柄、愛嬌、家事ができるかなどの条件で
女性が選ばれるものだったのだと思います。
ある意味、商品です。

でも、今はどうでしょうか?
女性の側も、年収●万以上の男性!身長は~cm以上が良い!など、
細かい条件で相手方を選び、それに合った人を紹介されるなど、
しっかりとサービスを受けている側なのです。
商品という位置づけではありません。
それに、今の時代、ほとんどの女性が何かしらお仕事をされていますよね?

男性と同じ目的を持って同じサービス提供を受けるのに、
安くしたりする理由が無いのです。

さらに、こんなデータがあります。

参照:2023年度版 成婚白書(IBJ提供)

こちらは、私が加盟しているIBJのデータです。
IBJでは、男性は年収公開が必須、女性は任意としているのですが、
年収公開をしている女性の方が成婚に繋がっているのが明確です。

つまり、しっかりとお仕事をされていて男性同様に年収も提示できる
女性の方が結婚しやすいということ。
女性の場合、年収の高低ではありません。
年収をしっかり公開することで男性に安心感を与えるのだろうと私は推察しています。

そうすると、アプリで女性が無料なのはなぜか見えてくると思います。

より多くの女性に入ってもらいたいから。
悪い言い方をすると、ハードルを低くして沢山の商品を仕入れたいから。
ではないでしょうか。

恋活という意味では、それでも問題ないと思います。
でも、婚活を視野にいれると、男性側もそこから
「きちんと自立している女性」
「結婚後も働いてくれる女性」
「本気で結婚を考えている女性」
を探すのに少し手間がかかるのかもしれませんね。

ちなみに、
結婚相談所で料金が優遇されるのは年齢です。
「20代割」「R29プラン」「20代限定」などの料金設定はよく見かけます。
若いほど年収が少ないからという理由もありますが、
若い方が成婚しやすいので労力がかからないという理由もありますね。

それと、「シングル割」なるものもたまーに見ますね。
こちらは、シングルマザー・シングルファザーを応援したいという意味で
そうした方々をリーズナブルに設定している相談所さんですね。

ということで、
結婚相談所において女性は商品としてではなく、
男性と同様のサービスを受けるのだから同額である、という結論です。

いかがでしたか?

次回は、
結婚相談所についてよく聞かれる3つ目の質問についてまとめます。



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