AOE2DE 3月新DLC「勝者と敗者」キャンペーンを語る(2.5) ヨーロッパ世界のその後
既存キャンペーンシナリオを時系列で並べたメモ代わりの記事です。
ターリク・イブン・ズィヤード(711-732)
文明: ベルベル。イスラムの勃興期で、イベリア半島を制覇。ピレネー山脈を越えて「俺たちの戦いはこれからだ!」で終わります。結末はお察し。
バーリ(871-1071)
文明: ビザンティン。架空のビザンツ貴族、ナウティコス家の200年にわたる南伊入植と撤退までのシナリオです。シチリアのキャンペーンシナリオでの敵役にも歴史あり。
ヘイスティングス(1066)
文明: フランク。「歴史上の戦い」で、ノルマンディー公ギヨーム2世(後のウィリアム1世)がイングランドを征服するシナリオ。この人は後のスティーブン王の外祖父ですが、まだフランク扱いなんですね。
エル・シッド(1072-1099)
文明: スペイン、サラセン。↑のターリクらによって征服されていたイベリア半島をキリスト教徒の手に取り戻す、レコンキスタのシナリオです。AOC時代にはまだベルベル文明がありませんでした。
フリードリヒ・バルバロッサ(1152-1191)
文明: チュートン。AOK時代からのシナリオなので今見ると色々と甘いところもありますが、神聖ローマ帝国をまとめ上げて十字軍に意気揚々と進んでいく姿は爽快です。なお、帰路は樽です。
キプロス(1191)
文明: ブリトン。「歴史上の戦い」から、リチャード獅子心王の参加した第1回十字軍の一幕。
エドワード長脛王(1264-1307)
文明: ブリトン。スティーブン王の後に英国王となったヘンリー2世の孫にあたります。ウェールズやスコットランドとの激しい戦争に明け暮れました。
ウィリアム・ウォーレス(1296-1298)
文明: ケルト。AOKからあるチュートリアルシナリオで、↑のエドワード長脛王に対して叛乱を起こした人物です。彼の死によってひとまずイングランドの国体が安定したとは言えそう。
「公爵たちの夜明け」3部作(1345-1424)
文明: リトアニア、ポーランド、ボヘミア。他シナリオ群と違って東欧諸国の興隆を描いたものです。同名のDLCで加わった新文明の操作に慣れるのに最適。これはいずれ詳しく語りたいところ。
西の大公たち(1407-1431)
文明: ブルゴーニュ。後述のジャンヌ・ダルク時代と重なります。↓のアジャンクールの戦いでフランスの騎士団が壊滅したことで、アルマニャック派も没落。代わりに台頭したブルゴーニュ派の英雄たちを扱ったものです。
アジャンクール(1415)
文明: ブリトン。クレシーの戦い(1376)から約40年後、再びブリトンのロングボウでフランクの騎士が酷いめに遭います。なお、クリアだけならヘンリー5世とお供の騎士(囮に使う)を目的地まで突っ込ませるだけの簡単なお仕事。
ジャンヌ・ダルク(1429-1453)
文明: フランク。英仏100年戦争の元凶は、ヘイスティングス以来の英国王がずっとフランスに領土を保ち続けている……という禍根でした。この時代についに大陸側の英国王領がほぼ消滅、現在の英仏国境が確定します。ジャンヌは犠牲になったのだ。
スフォルツァ(1426-1450)
文明: イタリア。ルネサンス後期のイタリアではまだまだ都市国家どうしの争いが続いていました。このシナリオは当時の傭兵隊長、フランチェスコ・スフォルツァの活躍を扱ったものです。これに限らずイタリアを舞台としたシナリオにやたらと神聖ローマ帝国が登場する理由は、こちらの記事やシチリアのキャンペーンシナリオで紹介した通り、皇帝たちがイタリア王も兼ねていた時代が長かったからなのでした。
以上雑駁ですが。
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