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魚屋という仕事①富山湾の魅力

こんにちは、魚屋のアサイです。

僕の職業である魚屋について、書きたいと思います。

現在は僕が経営者になっている「魚正」は富山県富山市にあります。

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祖父が創業してから約80年。祖父・父・僕と三代にわたり営業を続けています。

仕事の内容は飲食店などへの鮮魚の卸販売、それと一般のお客様への鮮魚や加工品(刺身や惣菜など)の販売です。上の写真は店舗の外観で、ここで鮮魚の加工や販売をしています。

僕たちが住む富山県は魚介類に非常に恵まれているところで、一年を通して旬のものを味わうことができます。

3~5月はホタルイカ

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4~11月は白エビ

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↑写真は手前から白エビ刺身・昆布〆・から揚げ

6~8月は岩ガキ(生食用)

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9~5月は紅ズワイガニ

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11~1月は寒ブリやズワイガニ

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その他にも甘エビ・のどぐろ・バイ貝・カワハギ・アオリイカ、、、まだまだ美味しいものがたくさんあります。

富山湾は浅瀬が少なく、水深が急に深くなっているという地形の影響や、立山連峰から流れてくる栄養を含んだ雪解け水や雨水が富山湾に流れてくることなどが、豊富で美味しい魚介類が獲れる要因となっているようです。

また、日本海に分布するとされる約800種類の魚のうち、約500種類が富山湾に生息しているとのこと。魚介類の種類や品質などトータルで見ると、富山県は日本一と言っても過言ではないと僕は思っています。(ランキングなど全国的な評価は北海道が常にトップのような気がしますが・・・)

しかも、そんな豊富で美味しい魚介類が朝早くから県内の各漁港の市場で競りにかけられ、午前中には鮮魚店やスーパーなどで販売されるのです!

富山湾では港から近い漁場に豊富な魚介類が多くいるため、新鮮な状態で水揚げされ、しかも競り→流通→販売の流れがスピーディーです。

富山県の魚の美味しさの秘密、少し分かっていただけたでしょうか?

この文章を書いているのが9月。「夏枯れ」と言われる魚の少ない7~8月が終わり、これから美味しい魚介類が多くなってくる時期。富山県内はもちろん、全国へ美味しい魚介類をお届けして喜んでいただけるよう、進化していきたいと思います。

次回は、個人店の強みについて書いていきます。

僕のプロフィール内や下記のリンクに商品が出ていますので、良かったら覗いてみてください(^^♪







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