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おい、次のスピーチお前だってよ⑦ 「三角関係の話」

こんにちは、魚屋のアサイです。
「おい、次のスピーチお前だってよ」という題名、実際にこのようなセリフが出てくる場面があるかどうかは分かりませんが、これは僕がスピーチをしなければいけない状況だという緊張感を持って記事を書くためのものです。
でも、この記事を読まれた方がスピーチの参考にしていただけたらすごく嬉しいです。

「三角関係」と題名に書きましたが、男女の三角関係のもつれの話ではありません(笑)
期待してた方、すみません。

先日、お笑いコンビ「雨上がり決死隊」の解散報告会がありましたね。すごく話題になってます。

宮迫さんは闇営業問題があって、自粛期間にYouTubeで活動を始められ、自身のチャンネルも持ち、人気もあって収益もある。

蛍原さんは従来通り、テレビで活躍されている。(アメトークという人気番組が続いているのは、蛍原さんの力も大きいはず。)

僕は当事者ではなくお笑いにも詳しくないので、お二人の気持ちがどのように解散に向かっていったかは分かりませんが、ダウンタウンの松本さんがコメントされていたのを見て「なるほど」と思わされました。

松本さんは情報番組でこの件についてコメントを求められ、「僕は相方(浜田さん)を笑かすことが面白い、そこの優先順位が一番高い。(中略)宮迫はそういう価値観の優先順位が違ってきたんやろうな。ホトちゃんの方は見てない」と話していたのです。

このコメントを見て思い出したのですが、最近、ナイツの塙さんの本、「言い訳」を読んでいて、その中で、島田紳助さんに言われた言葉が出てきます。

「俺は、漫才は三角形になってないとアカンと思うねん」と言われたそうです。三角形とはボケとツッコミと客席のことですね。

この頃、ナイツの漫才は塙さんが相方の土屋さんを全く見ず、客席の方だけを見てボケるというスタイル(当時では斬新)だったそうですが、紳助さんにそう言われて考え直したらしいのです。

話を戻すと、雨上がり決死隊の場合、宮迫さんは客席(視聴者)ばかりを見て相方の蛍原さんをあまり見なくなって、三角形が成り立たなくなってしまったのかもしれません。

これは芸人さんだけでなく、日常生活での人間関係にも同じことが言えそうです。家族なら夫婦と子ども、会社なら経営者と従業員とお客さん、取引先と自社と顧客・・・

家庭でもビジネスでも、うまくいっているのはこの三角形がしっかり成り立っている場合ではないでしょうか?僕も改めて考え直したいと思います。

最後に、塙さんの本を紹介されていた、僕が愛読している「ビジネス発想源」というメールマガジンのリンクを貼っておきます。ビジネスやマーケティングのことを真剣に考える方にお勧めです。

☆ポイント☆時事ネタと読書からヒントをもらう


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