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*小説❀無花果の花❀(第5章)ひとりぼっち

年を重ねて祥子が「一人で暮らすことができるのか」「地域で住み続けることが出来るのか」「病気になったらどうするのか」「どのような方法があれば、この問題は解決されるのか」等についてを書きました。
是非読んでみてください

Ⅴ ひとりぼっち(2718文字)

①救急車の音(692文字)
②空白の1か月(701文字)
③繭子、藍子との再開(592文字)
④祥子の生活(733文字)

①救急車の音(692文字)
一郎と祥子は、仲良し兄妹。一郎は、祥子のことを、しっかりと支えていた。
 ある日、毎日通う雑貨屋に、祥子は血相変えて駆け込んだ。

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2,716字

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