さばを

あちこちぶつかりながらもドイツで元気に暮らすアラサー。 ドイツ生活も5年目に突入し、永…

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あちこちぶつかりながらもドイツで元気に暮らすアラサー。 ドイツ生活も5年目に突入し、永住権取得が現実味を帯びてきたので ここいらで私のドイツサバイバル記録をつけようかと思い立ちました。

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ウクライナの戦争に思うこと

最近、眠りに生きる子供たち(2019年、ジョン・ハプスタ、クリスティン・サミュエルソン)というドキュメンタリーをNetflixで見た。 スウェーデンに逃れてきた難民の家族のうちで、大きなトラウマを抱えてしまった子供たちが、何ヶ月も昏睡に近い状態で眠り続けてしまうという。その病状は「あきらめ症候群」と呼ばれ、世界中で同じ症例が発見されているそうだ。 ウクライナでは今、大国の独裁者による殺戮と破壊が進行している。 これから多くの難民たちが、スウェーデンに限らず、欧州全体に流れ

    • 超低意識ドイツ移住記◆家族と故郷のこと2

      前の記事で、「なぜドイツに移住しようと思ったのか」を理解してもらうために、まずは私の家族と故郷について書こうと決めました。今回はその2回目です。 家族と故郷について話を進める前に、私という人間の特徴として以下の5つの要素を挙げたいと思います。 1、フェミニストであること 2、政治的行動、発言を日常的に行っている極左思想の持ち主であること 3、芸術一般に対する耽溺 4、セクシャル・マイノリティであること 5、後天的なクリスチャンであること この5つの要素は、私のな

      • 超低意識ドイツ移住記◆家族と故郷のこと1

        私は岡山県南西部、さる片田舎の集落に生まれ育ちました。 父方の祖母、祖父、母、父、2歳違いの兄、私の6人家族です。私達家族は田舎ならではの、広大な畑と一体化した二世帯住宅に暮らしていました。祖父母が住んでいた、凄まじく古い、戦前だか戦後だかに建てられた、部屋数が多いだけが取り柄の家を我々家族は「母屋」と呼んでいました。両親と私達兄妹は毎日、母屋にある風呂に入り、母屋にある大きな、正座しないと座れない高さの机で、畳の上に正座して家族全員で食事をしました。 母屋には仏壇があり

        • 職歴なしアラサーフリーター女が200万円でドイツに移住するには。

          noteでは初めて記事を書きます。さばをと申します。 タイトルの通り、私は約5年前、「絶対にドイツに移住してやる!!」というどでかい野望を胸に秘め、金なし、語学力なし、職歴なし、海外経験わずか、という「そんな装備で大丈夫か」状態でふらふらドイツにやって来ました。 当時私は28才、ワーキングホリデービザを利用しての滞在でした。 本日、2020年6月18日に、私は念願の無制限ビザ(ドイツ国内のどこでも、どんな職種にも制限なしで滞在、就労できるビザ)を取得しました。これからさ

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