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はじめてのインド旅行記 ~最終日、ピンクシティを満喫~

自由に観光ができる日としては最後の1月9日。
私たちは、ジャイプールの有名どころを周ることにした。

まずはシティ・パレス。
マハラジャの宮殿である。
多くが一般公開されているが、一部の建物には現在も王族が暮らしているようで、警備員があちらこちらで睨みを利かせている。

ハウルの動く城に出てきそうな兵隊さん達

広い敷地の中に色々な建物があり、様々な収集品が集められた博物館や迎賓館のような建物などがある。

英語併記されているので、何がどういうものというのが分かってよい。

その後は天体が好きな人にはたまらない、ジャンタル・マンタルを訪れたり、ピンクシティと言われる所以の1つ、風の宮殿「ハワー・マハル」を眺めたりした。

一年を測る日時計と思われるもの

そして、彼女との最後の晩餐を何にしようかと話しながら道を歩いた。やはり、まだインド料理を食べる気持ちになれない。
旅先でその土地のものを食べないなんて・・・と思われたとしても、何一つもったいないとかいう感情になれないくらい、身体が受け付けなかった。

そんな私たちは、色々な料理が食べられそうなレストランを見つけ、入る。

メニューの中からインド料理っぽい名前やカレーと付くものは飛ばして、今夜のご飯を選ぶ。

チキンバーガーが無難そうだ。炭酸ジュースもつけて注文した。

料理が来るまで、彼女と今回の旅を振り返る。濃い時間だったと改めて感じたし、彼女とでなきゃ、この度は成立しなかったと伝えた。

チキンバーガーがテーブルの上に運ばれてくる。いただきます、と合掌して一口。パクチーのような香草の匂いがした。

今思うと、このチキンバーガーは、インドの旅を表していたと思う。

美味しくないし、好きでもない。
クセが強くて、最後まで食べるだけで精いっぱい。
でも、また食べてもいいかな、と思える味。

早く海外旅行に出かけたいな。
インドにも、もう1回行ってみようかな。



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