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HD PENTAX-DA 15mmF4ED AL Limited

好んで買っていた姫路にある革屋が昨年廃業した。
その店を知ったきっかけは、神戸でやっていた素材博覧会で、そこの親爺から「工場直販もやってるし、月イチで市もだしてるからきて−な」と渡さられた1枚のチラシ。
そいつを手渡されてから数カ月後に、「姫路といえば」とされるパン屋のひとつに行くついでに立ち寄ったのが最初だった。

そして、今日。
昨年の廃業の直前に工場での投げ売りしている時に行ってから半年と少し。その革屋が半ば顔役のようだった「周辺革屋が集まっての月イチの市」がどうなっていたのか気になっていたこともあって、朝から姫路。

9時スタートの市に付いたのは9時半。
第二駐車場に回されるほどの人。

廃業された革屋がいつも構えていた箇所にも商品は並んでいたし、その革屋でいつも見かけた方もいらしたが、残念ながら親爺さんはおらず、目当ての革もなく。
5ミリ厚ほどのいかついダブルショルダの革が「少し端を切ってしまったので」とのことで破格の5,000円。市価の1/4以下。
迷わず、買う。

次に、隣のブースへ行き、シボの出る緑とも黒ともグレートもつかない柔らかめの半裁。こちらも市価の半分以下。9,000円で買う。
こちらのブースでも幾度か革を買っており、そのうちの1枚が先だって縫った鞄の革。
まさにその鞄に荷物を入れての姫路行だったことから、店の主がそれに気が付き、見せてくれ、と。
いろいろと気を遣って良いように言っていただき、気を良くして軽口を叩いていると、鞄にした革、ageteがジュエリケースボックスに採用したものと同じとのことを教えられ、驚く。
帰ってからその値段を見て更に、驚く。

市を後にし、もうひとつの目的地、ふく蔵に。
酒蔵を転用したカフェ施設で、ギャラリとカフェ、物販。
建物と周囲の風情がなんとなく気に入っていて、再訪。

裏の駐車場から
昨日までの雨で濁ってる
橋をわたわたる
入り口看板
「夏天」を試すなど
中では「堺の注染」で作った手ぬぐいの展示。
手ぬぐいはすごく良いいし、欲しいと思うんだけど、
堺にも染色にもちょっと遺恨があるので、正直微妙。

店内では6月は恩ある方の誕生月ということもあり、4合瓶を1本買うなど。
昼前ということで、2階のカフェで御膳?とも思ったが、今日のメニューだとま、別に。。。。というのと、そもそも食事提供時間前だったこともあり、ぐるりを撮って移動。

続いて、法華口駅。

全景撮るの忘れたね

北条鉄道の駅舎がパン屋になっていて、ソフトクリームひとつとパンをいくつか買って昼代わりに。
真横に2面2線の新駅というか新ホームがあり、乗降はそちらから。
試しにと買ったソフトクリーム食べていると、1両編成のディーゼル車が入ってきた。

なにやら、日本にはここにしか無い設備があったり、その筋の方の心をくすぐる何かがあるらしく、その一式で私学に1年通えるレベルの機材を持った人がチラホラと。
写真にも長けておらず、鉄道に興味がさしてあるわけでもなく、そんな中で、決心して手に入れた旗艦モデルを使いこなせていない自分が撮ってて良いもんだろうかと若干卑屈になりつつも、狭い駅舎の範囲であれこれと。

夏天、再び。
こないだまで秋田を走ってた車両だそうで。
この風情は結構好み
現金
夏天、今一度。
よくある構図。
懲りずに夏天。
里び、とかのほうが良かったかも
駅舎の真横に、一乗寺の塔のレプリカ

あとになって、法華口駅から鶉野飛行場資料館が近いことを知り、内容の是非はあれど興味はあるのでぜひ機会を作ろうと。


それにしても、カメラ持って出たまでは良かったが、運転中に気になる妙なものが見つかっても停めることができず、HD PENTAX-DA 15mmF4ED AL Limitedというレンズ慣れてないしで、例によって「撮りたいものを撮りたいように」は撮れず。
広角で撮る必然が見いだせない状態で使うのはやはり難しい。
ひとつ発見があったとすると、「縦位置で使うと意外と使えるな」と思えた点か。

ただ、いずれにしても精進が足りんわ。


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