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子どもの便秘に早く気づくには?

人にはなかなか聞けないトイレや排泄に関する情報をお届けするYoutube「オンライン日本トイレ研究所」(毎週水曜に更新)ですが、おかげさまで登録者が391人になりました。職場やご家庭で話題にしていただけるとありがたいです。

今回は「子どもの便秘に早く気づくには?」です。主に1~5歳ぐらいの子どもをイメージしています。子どもの便秘治療に詳しい中野美和子先生(小児外科医)をお招きして、お話をお聞きしました。

この記事では、大切なポイントを1分で読める(400~600文字)ようにまとめました。詳しくはyoutube「オンライン日本トイレ研究所」をご覧ください。


便秘を早めに気づくためには、兆候を察知することが必要です。回数については、週2回以下というのは1つの目安になります。

分かりやすい兆候としては、「うんちをすると痛そう」「うんちをするのが大変そうで、すごく頑張っているけど、すぐに出ない」です。ですが、このぐらいではすぐに受診しようと思わない人が多いのではないでしょうか。

便秘の兆候

子どもはうんちをするのが痛かったり苦しかったりすると、だんだん嫌になってガマンするようになります。
大人であれば、うんちをすることが苦しくてもそれをほうっておくともっと大変になることが分かるので頑張って出します。でも、子どもは先のことを考えられません。その場でイヤなものはイヤなので、ガマンを繰り返します。

そして、ひどくなると足をクロスさせてガマンするようになります。たとえば、ソファやテーブルにつかまって足をクロスさせてうんちが出ないようにガマンしている感じです。このようなとき、実は頑張って出そうとしていることもあります。でも、立って足をクロスさせているのはガマンと思ってよいです。

うんちをしたくなったときに、すごく騒いだり、苦しくなって元気が出なかったり食欲が出なくなったりすることもあります。「イライラする」「不機嫌になる」「集中できない」というのは、かなりうんちが溜まっていつうんちが出るか分からないときや溜まっているだけで苦しいときなどが考えられます。

便秘をほうっておくと悪化してしまう可能性がありますので、早めに医師等に相談することをおすすめします。以下は、子どもの便秘に詳しい病院のリストです。参考にしてください。


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