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こどもができたタイミングで別れを決めるという事

昨日恋人と、ほぼ日の「せかいをつくってくれたもの。」というヤマザキマリさんのお話をシェアしていた時のこと。

ヤマザキマリさんは、長く同棲していた詩人の子どもを妊娠した時に、その彼との別れを決意したそうです。

自分も同じ様な経験があったので、背景は全く違うにしろ、別れを選ぶというその行為に私は共感していました。

一方で恋人は「責任取りなさいよ。」にならないのが理解できないとのこと。


そんな私達のやり取りです。↓


ゆいこ:男としてもう要らなくなるんだよね。

恋人:愛情が男から子どもに移るってことなのかな?

ゆいこ:種もらったわけだし

恋人:(笑)

ゆいこ:そうでしょ。頼りにならない男は要らないよ。子育てに。

恋人:だけど子どもはいいわけでしょ。頼りにならない男の種でも。

ゆいこ:母親だからね。究極的にはどこが起源でもいいんじゃない?生物としては。

恋人:そのあたりは想像が届かないんだよな。見限った男の種を、育てる。

ゆいこ:男もう関係ないよね、自分の子どもには変わりないから。

恋人:半々って思っちゃう。

ゆいこ:全く思わないかな。別人格。自分の半分とも思わないし。

恋人:それだから見限れる。

ゆいこ:そうね。諸説あるけど少し前に流行った橘玲さんの「言ってないけない 残酷すぎる真実」だと、乱婚社会とか、誰の種とかどうでもいいわけだしね。

恋人:なんていうか、ヤマザキマリさんはそのタイミングで別れを決意したのはすごいな、と。

ゆいこ:私も妊娠した時、離婚の話をしていた時だったけど。離婚しても生もうと思ったよね。同じ思いだわ。

恋人:そうですね。男と子が別なんですね。

ゆいこ:なんか11年の証みたいなのがほしかったのかも

恋人:ヤマザキさんが?

ゆいこ:私も思うのだけど。生物としてだよ。女として。

恋人:11年の証?

ゆいこ:身体のどこかで思ってた気がする。

恋人:そうなのかね~

ゆいこ:証っていうとポエムだけど。メスとしていい時期を捧げて、生物としてなにも残らないのは割に合わないというか。

恋人:う~ん。わかんないわ。少なくともこの人は歳を気にしてないと思う。歳を気にしない。

ゆいこ:生む本能みたいなのがそのあたりには出てくると思うよ。

恋人:そうなんですね

ゆいこ:意識するしないに関わらず。女としていい時期は、つまりセックスが楽しめる時期ってことになるけど、生むに適した時期の少し後のような気もするわ。自分の体感だから、人によるんだろうけど。女性ホルモンが減る分、男性ホルモンが割合的に増えて性欲が高まるってよくいわれてるじゃない。



最後まで恋人は納得のいかない感じでしたが、ヤマザキさんの別れを選ぶという行動は、女性の中では共感される人もいるんじゃないかなって思いました。

ゆうこりんも同じ感じゃないですかね。




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