新卒3年目女性マーケターはエロ仙人から人生を教わった。
(写真の出典:NARUTO)
タイトルをみて「は?」と思った人はたくさんいると思います。
エロ仙人とは大人気漫画NARUTOに出てくる忍者の1人です。本名は自来也といい、スケベで変態なことから主人公のナルトにエロ仙人と呼ばれています。好きな女には振られ続け師匠と弟子共に守れず、最後は1人海の中で沈みながら生涯を終えた自来也は、これだけ聞くとパッとしない印象ですが、実はエロ仙人の生き様は、現代の私たちに大事なことを教えてくれるのです。「正解を創っていく意志の強さ / 諦めないど根性 / 自来也流マネジメント」などこれからの時代を生きていく上で大事なことをピックしながら、エロ仙人の、その魅力を述べていきたいと思います。
自来也のことを知らない人も好きじゃない人も間違いなく好きになるでしょう..!笑
自来也のことを好きな理由 その①
〜 正解を探すのではなく自ら正解を創っていく自来也の意志 〜
「忍びの世界が平和に近づいた理由、和解がされていった理由はナルトの大きな影響力のおかげである」それは間違い無いと思います。ただ、絶対に切るに切れない忍世界の大きな存在、それが自来也なのです。自来也は大ガマ仙人という未来を垣間見る力を発揮し、彼の下した予言は今まで外れたことがない仙人から「この先自来也には弟子が出来、その弟子は忍の世界に変革をもたらす存在になる。その弟子は自来也の選択によって破滅か平穏のどちらかになる」と予言されます。
自来也はその予言の生き方を素直に受け止め、全うします。世界の平和を常に考え、弟子探しの旅に出ます。最初にもった弟子は戦争孤児である長門、弥彦、小南です。長門の輪廻眼という特殊な眼球をみて、彼こそが世界の変革者だと信じ、面倒を見ます。そのあとはミナト、そしてナルトを弟子とし、自来也は面倒見もよく生涯でいろんな人を弟子として面倒をみていきます。次世代のために常に自分を費やすことを惜しまないのです。
上記のように自来也は「自分はこの世界の救世主を導く者だと信じ、そのために誰もやらないこと」をやっていきました。「この里のため」「この世界のため」自分が動く といった考えが常にあり、正解を探すのではなく自ら正解を創っていく自来也の意志は後にナルトにも引き継がれます。
自来也の死後、ナルトは忍び世界の平和の解をもとめられます。今まで自来也の背中を見ていたナルトは最初は戸惑いますが、自分を信じてくれた自来也を信じ、また自分が信じた道を正解とするのです。
この自来也の素直さと世界への強い想い、世界や大事なものを守るための強さ、そして未知なことに立ち向かっていくその姿勢はちゃんと次世代のナルトに引き継がれていきました。未来を創っていった自来也をみてると単なるエロ仙人ではないことがわかりますよね。
現代でとらえると、VUCAの時代では正解なんて誰も持っていません。つまり自分で答えを作るしかないのです。今回のコロナでもそう。他にも誰もぶち当たったことのない問題がごまんと存在します。それでも自分たちの正解は何なのか?正義はなにか?を常に考えて、意思決定する強さが必要です。それは総理大臣や政治家、企業の社長だけではありません。自来也はその姿勢を教えてくれました。
自来也のことを好きな理由 その②
〜 忍に必要なのは諦めないど根性だ 〜
自来也は忍の才能に欠けていました。大人になって活躍をしたことで伝説の三人と呼ばれるようになりましたが、子どもの頃はバカ呼ばわりされ、才能がないと言われ続けます。同じ伝説の三人と呼ばれていた二人(綱手、大蛇丸)については、子どもの頃から成長が早く、大蛇丸に至っては10年に1度の逸材とまで言われるほど才能がありました。そのことに自来也は最初はふてくされますが、いろんな経験を経る中で本当に忍に必要なものは「諦めないど根性だ」ということに気づきます。そしてそのことはきっちりナルトにまで引き継がれていくのです。
(出典:NARUTO)
かっこいい。
私はナルトを読み返してから何度も大事なものに気づかされてきました。「諦めないど根性」これは何にでもいえるなあと思います。すごく個人的なお話になってしまいますが、私は初の配属先でのWEBマーケで全然成果をあげれませんでした。それこそセンスないww と周りからも思われるほどに本当にセンスがありませんでしたww まさに幼少期の自来也です!ただ、逃げるのは嫌でいつか成果出したいって思いWEBマーケで粘り続けましたw (先輩方や私の気持ちを汲んでくれた会社には本当に感謝です。。)だからこその今だな〜と最近しみじみとお酒を飲んでいます🍺 うまくいかなくてもいつかを信じて信じて諦めないことでひらける道がある。私は自来也から学びました。 本当にできなかった自分が成果を出すまでのこともいつかnoteに書きたいなw
自来也のことを好きな理由 その③
〜 自来也流マネジメント 信じる力 〜
自来也は未来を信じる力が誰よりもありました。それは自分が絶対に創ってやるという自分に向けた矢印ではなく、他者や世の中に向いていて、漠然と「人が本当の意味で理解しあえる時代がくること」を信じていました。そのために自分が何をすべきかを常に考え、行動していたのです。(その①と少し似てますが..!)
その答えを自分が出せないにしてもナルトに答えを託すというその行動自体もナルトと未来を信じていた自来也の強さからきたものだと思います。
(出典:NARUTO)
人は誰かが信じてくれることで思わぬ力を発揮する生き物だなと最近思います。それは数じゃなくて質です。誰か1人が信じてくれるだけで強くなれる、それが人なんだと思います。
自分を信じるところから他人を信じるところに、他人を信じるところから社会を信じるところへ 自来也の愛情の広がりが伺えますね。その愛情の広がりが世界を変えていきました。
まとめ
以上、今回は簡単にまとめましたが、自来也の生き様はとても感慨深いものがあり、人生を教えてくれるものだと私は思っています。人の成長についてスキルとスタンスにわけて物事を考えることが多いですが、自来也は間違いなく生き方のスタンスを教えてくれてると私は思います。
誰よりも世界にコミットし、いつか世界が変わることを信じ、そして次世代に託していく。大げさかもしれませんが、社会や世界がよくなるのってそういう一人一人のマインドなのかもしれないですね。社会を変える、もっとよくするためにい必要なマインドをこれからも身につけていきたいと私自身思いました。
次は今流行りの鬼滅の刃から学べる現在の在り方 とかも書いていきます〜!