【僕が中小企業の可能性の探求に情熱を注ぐ理由】

僕は20代前半までバスケットボール選手として夢を追いかけ、アメリカ独立リーグのトライアウトを受けて合格し、渡米した経験がある。

残念ながら怪我や経済的な理由で夢をあきらめることになった。

挫折した僕は、大原簿記専門学校で税理士試験講座の簿記論の講師として教壇に立ったことをきっかけに税理士業界へと進み、2021年で10年となる。

それから講師時代、税理士という目標に向かって受講生が一年に一回の試験に対して、昨年の挫折を乗り越えて勉強に励む姿に会った。税理士業界では、中小企業で働く経営者、従業員の方が何度失敗しても、新たな取り組みに目を輝かせている姿を見た。

僕はずっと後悔してた。

自分を信じられず、周りの意見に右往左往し、立ち上がれなかった自分を情けなく思ってました。
周りが何と言おうと、自分を信じ、挑戦し続けている自分でいるときが、一番自分が自分を好きでいられると思います。
つまり、挑戦する場所があることが人が生きる上で大きな価値を持っているということです。

税理士受験生の再挑戦する姿は格好よかったし、再生現場で中小企業がV字回復する姿に魅了された。

多分、1番自分が過去の自分に求めていた姿と重なったんだと思う。

僕と同じ世代(1983年38歳)くらいだと、なんか大企業で働くのが成功者みたいな雰囲気が多かった気がする。(今でもそうなのかもしれないけど。)

年収とか、会社規模のブランドとか、就職氷河期らしい価値観で、僕は大嫌い。(この話はまた次回)

中小企業には、確かにお金がない。人がいない。設備がない。

でも、中小企業の中でも志ある企業には、夢があって情熱が有る。

経営学視点から言えば、中小企業には新たな分野に挑戦できる創造性も、あらゆる変化に対応できる柔軟性も、そしてそれらを実行できるスピードがある。

そして何よりもあらゆる個性が花開く土壌が中小企業にはある。

何かに挫折した人が流れ着いて、もう一度立ち上がる土壌がある。

税理士事務所も同じ。

もう一度、自分を信じて可能性を信じて、試験勉強に勤しむ。

受かったあとの自分、クライアントから期待、信頼されてる自分に希望を持つ、未来を描ける。

中小企業の継続発展を支援すること、税理士のNextStageをつくること=UNNAMEDSERVICEは、僕にとって最も価値のある「誰かがもう一度、自分を信じて立ち上がり、挑戦する場所」を用意することと同じ。

だから、アメリカに単身渡ったときと同じかそれ以上の情熱を注げるものになっている。

僕はずっと、あの頃の自分がしてもらいたかったことをしてるだけ。

挑戦する背中には、支える掌がいる。

大小関係なく、誰かの挑戦にちゃんと目がいく、そんな経営とそんなサービス展開をし続ける。

理想の自分、理想の組織に向かって挑戦する姿を、同じ目線、同じ歩幅で見ていたい。

UNNAMEDSERVICEの創業者はそんなやつです。
(誤解がないようにですが、僕は税理士資格をとったのは令和3年2月。現在、登録申請中です)

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