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守ることを諦めたら自己肯定感が上がって運命が変わるもの。

私が本当に選びたかった選択肢は
ずっと候補に入れることすら
なかった選択肢。

それは私が見下していた
選択肢だったから。

私がずっと候補に入れていた選択肢は
プライドを守ることができそうな選択肢。

人のためにとか
社会のためにとか
将来のためにとか

そんな言葉は全部嘘。

私はただプライドを
守りたかっただけ。

そのくせ選んでいる選択肢に

"私のことを幸せにしてくれない"

なんて文句を言って

幸せになる方法なんかを学んで
別の選択肢を探そうとする。

でもどれだけ何かを学んで別の選択肢を
探そうとしても無駄だったよ。

だって私にとっての最優先事項は
幸せになることよりもつまらない
プライドを守ることだったわけだから。


人のためにとか
社会のためにとか
将来のためにとか

そんな言葉が全部嘘であって

ただプライドを守るためだけに
やっているんだってことを
認めてしまったら

急に冷めてきて自分がしがみついて
続けていることがガラクタのようにしか
見えなくなってしまった。

そして本当に選んでみたいと思う選択肢に
目を向けて見た時、絶望感に襲われた。

それは私がずっと見下して馬鹿にしていた
選択肢だったから。

選んでみたいと思うけれど選ぼうとすれば
物凄い恐怖が襲ってきて選ぶことが
物凄く難しいことのように思えてくる。

ある選択肢を選ぶこと自体は
難しいことじゃないわけで

ただその時々で好きな選択肢を
選べばいいだけ。

自己肯定感の低さからくる私自身の
歪んだ考えによって何でもない選択肢に
優劣が生じて

選択肢を選ぶことが恐怖に満ちていて
難しいことのようにしか思えなかっただけ。


プライドなんて私の中にあっただけの
ただの幻想。

私が勝手に一人で戦っていただけ。

自己肯定感がいつまでも上がらずに
過度に傷つきやすかったのは

いつまでも自分のことを認めずに
守る必要もないつまらないプライドを
守ろうとすることをやめなかったから。

自分のことを認めることができたら
つまらないプライドを守る必要が
なくなってしまった。

それは傷つけられるものが
なくなってしまっということだから

これまでは凶器だとしか思えなかった
他人の言葉が何でもないただの言葉に
なってしまった。

そして自分自身や世界をまともに
見ることができるようになったことで

どうでもいい選択肢を除外して
本当に選ぶべき選択肢を選ぶことが
できるようになり

運命が変わってどれだけ選択肢を変えても
分からなかった幸せが分かるように
なってきた。


本物の"好き"は幸せをくれるもの。

私が"好き"を選んでいるはずなのに
いつまでも幸せになれなかったのは

つまらないプライドを守るための
選択肢を"好き"と勘違いしていたから
だったみたい。

どの選択肢を選ぶかを考えるよりも
まずは本当に選ぶべき選択肢を候補の中に
入れることのできる自分になろう。

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