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本当に地震に強い、断熱が高い家の見分け方

どうも、住宅裏事情.comです
今回は本当に地震に強い家、断熱が高い家の
見分け方をお話しします。

なぜこんなお話しをするかと言うと
どこのメーカーも必ず言うんです。

「うちは地震に強いです!」

「うちは冬は暖かい!
夏は涼しい家です!!」

そりゃそうですよね、、、(笑)
「いや~うちは実はちょっと
地震には弱くて、、、」

なんて営業は
口が裂けても言えない(笑)

そんなこと言ってしまったら
お客様はなんて思うか。
ここはやめとこう。です

なのでどこのメーカーに行っても
みんな同じことを話すので
下手な営業にあたりまくると
何社見ても違いがよくわからなくなります。
どこも良さそうだよね。(笑)
ってなるわけです。

実際に実験や数値で
そのメーカーの家のスペックを
見分ける方法はあります。
ただ、それを初めて家を建てる人が
見分けられるかと言ったら
ほぼ不可能だと私は考えます。

例えば地震に強い家の
PRで代表的なのは

「○○地震を想定した実験で
100回耐えました!」

私はこの謳い文句が
とてもとても嫌いです。

じゃあ50回耐えた家と
100回耐えた家は
後者の方が強いかと言うと
必ずしもそうとは限りません。

まず、条件が一緒ではありません。
地震の実大実験は壁も屋根もある
まさに等身大の実験ですが
壁の中の柱や耐震装置が
どうなっているのか見えません。

もしかしたら普段より
柱や耐震を増やしている可能性が
あるかもしれないのです、、、
見えないからわからないですが、、、

また、揺らし方も大切です。
真横に揺らすのか
それとも回りながら揺らすのか

わかりやすくコップに入れた
水でご説明します。

まず真横に揺らしてみると

コップの水は波をたてて
こぼれるでしょう。

次に回して揺らしてみると

コップの水はこぼれません、、、
負荷がかかってないんですね

家も回しながら揺らすと
たぶん1000回揺らしても壊れません。
だから実験で見分けるのは
困難であるというわけです。

断熱に関しても同じ。
Q値だとかUA値だとか
断熱を表す数値が存在しますが
それも初めて家建てる人が
見分けるのは困難極まる。。。

ちょっと前置きが長くなってしまい
申し訳ありませんでした。

ここからは手短に。
じゃあどう判断すればいいか
個人的な見解をお話しします。

①営業が何を長くPRしているか
②現場見学、実例宅見学に行く

まず①ですが、そのメーカーが
秀でているスペックに関しては
展示場案内等でうっとうしいくらい
PRをしてきます。
逆に数分で話し終わるくらいの
部分に関しては自信がないスペックなので、弱い

ハズレの営業を引くと
ぜんぶ数分で終わって結局どこが
売りなんだろう、、、って
なってしまいますが(笑)

これが一番わかりやすいと思います。

②現場見学、実例宅見学に行く
ですが、百聞は一見に如かずです!

工事現場に行けばその構造で
私たち家族を任せられるかどうか
わかると思います。
それは見た目で構いません。
「これは安心できる」って思ったら
そのメーカーを信頼していいと私は思います

実例宅見学はお施主さんが
住んでよかったこと等
いろいろ話してくれますが

大事なのはフリータイム中!
お施主さんに夏冬断熱はどうなのか
メンテナンスはどうかなど
勇気がいりますが聞いてみましょう!
お施主さんもみなさんには
失敗してほしくないので
結構本音でいろいろ話してくれますよ!

以上2点をまとめると

営業が熱く語るポイントを
実際に足を運んで目で見て
確証に変える

抽象的で申し訳ないですが
これが初めて家作りをする人には
シンプルでわかりやすいかな、と。

ただ、気になるメーカーぜんぶ
現場見学にいくのはきついので
1~2社に絞りましょう。(笑)

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