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大学教員としての資質

だいぶ前だけど、将来大学の教員になりたいという学生から「教員として大切なことって何ですか?」というボヤっとした質問を受けた。

教員として必要な資質について問われたのかな、と少し考えて、私は「寛容さかな~」と答えた。

まず、教員は自分より何年も年下の学生と関わるので、学生のいろんなことが気になっちゃう。
なんだけど、学生はみんな放っといてもちゃんと大人になっていくので、いちいち気にしてたら仕方がない。そういう意味での寛容さが一つ。
むしろ、未熟さは多少ありながらも、新鮮で、世界の最先端にいる若者たちとの会話を楽しめる人は教員に向いてると思う。

それから、この世界は教員どうしの足の引っ張り合いの多いこと。ほとんどは寛容さの欠如(不寛容)から来ていると思う。

いちいち他分野の教員が何をやっているかチェックしている教員もいるし、助手の態度や仕事に対して厳しい人が多いし、教授に好かれようと太鼓持ちする人もいて(これは別に悪くないけどw)、ちょっと辟易するよね。

でも、大体は「寛容さ」があれば、他の教員のやってることなんてあんまり気にならなくなるし、私はこういう人間にならないようにしようって反面教師みたいにできるので、やっぱり寛容でありたいなと思った。

他にもいろいろな資質があるとは思うけど、とりあえず寛容であることを大切にしたいなと思ったはるまあでした。

皆さんは教員としての資質は何があると思いますか?

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