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【磐梯町】会津磐梯のゲストハウスでコミュニティマネージャーをしている地域おこし協力隊の人

うちのお父さん秋田生まれで、なんか東北にはなじみがあって、結構前に、たまたま会った女性がなんか気になるなと思って、ご飯食べてたりしてたら、そしたら、出身が秋田で、あーなんか時々訛るなとは思ってたけど、それでなんか、イントネーションが安心するんだ、と思ったりしました。
それだけ。
終了。
いやいや。
そういうね、なんかおばあちゃん思い出すんで、安心するんですよね、そういうの。
その土地の香りっていうのが、どうもあるようだし、風土っていうの? 人間性も変わるし。なんていうか、そういうのも含めてインタビューにパッケージできたらって思うんだけども。それはなんていうかちょっと、実験的ってわけじゃないんだけど、わりと手法として見えていて。それは、その土地の一帯にいる人全員インタビュー。全員とは言わずとも、10人単位で聞ければ、それはけっこう、もう、すごい、なんか、やばい、なんか、こう、あの、すっごいのが、あーまじで。頼む。
と思う2024年5月12日15時32分に書く無名人インタビュー765回目のまえがきでした!!!!!
【まえがき:qbc・栗林康弘(作家・無名人インタビュー主宰)】

今回ご参加いただいたのは なみおか ゆい さんです!

年齢:20代後半
性別:女性
職業:磐梯町地域おこし協力隊


現在:教祖みたいって友達に言われたことがあるんです。親からも、あんためちゃくちゃ営業とか向いてるよねみたいな。その誰かを、変に説得力あるよねみたいな。

qbc:
今何をしている人でしょうか?

なみおか ゆい:
私は福島県の磐梯町というところで、地域おこし協力隊をしています。

qbc:
具体的には、どんな活動されてるんですかね?

なみおか ゆい:
私のミッションは、磐梯町にある七ツ森センターというところ、今は株式会社LIFULLがLACというゲストハウスをそこでやってるんですけども、そこのコミュニティマネージャーをすること。イベントを企画運営したりですとか、お客さんとのコミュニケーションを密に取ったりして、関係人口を増やしていこうというのがミッションになってます。

qbc:
LACってのはどんな施設なんですか?

なみおか ゆい:
LACは先ほども言ったんですけどゲストハウス、コワーキングスペースがついてるゲストハウスになってます。月いくらって払って、サブスクで全国どこのLACでも泊まり放題ですよっていう施設になってます。
今はちょっと一般のお客様も、宿泊サイトを通して宿泊ができるように移行し始めています。

qbc:
すみません。ゲストハウスって、どういう?宿泊っていうイメージはあるんですけど、どういうものなんですか?

なみおか ゆい:
どうなんですかね。私も明確な定義みたいなのは正直わからないんですけど。でも、私も何度もゲストハウスをお客さんとして利用したことがあるんですが、宿泊している人たちのコミュニケーションがそこに存在しますね。
普通のホテルとかだと、やっぱお客さんはお客さんで、もう別の家族、別のお客さんっていうふうに認識してると思うんですけど。ゲストハウスって、そこに泊まっている人たちにもう一種のコミュニティが出来上がっていて、そこに行ったら、ようこそ新しい人、みたいな感じで迎え入れたりとか。長期滞在の方で仲良くなって、遊びに行ったり食事に行ったりとかっていうコミュニティが生まれてるのが普通のホテルとの違いなのかなとは思ってますね。

qbc:
なんか直近でやった交流イベントみたいなのって、どういうのやられてますかね?

なみおか ゆい:
私自身が4月1日に着任したばかりで、まだイベントだったりとかっていうのを全然企画できてないんですけれども。昨年度まででしたら、サーフィンとスノボって似てるよねみたいな感じで、サーフィンやってる人がスノボしに来て、スノボやってる人がサーフィンしに行くみたいなイベントを企画したりとか、してたみたいですね。

qbc:
あ、両方できるんですか?そこで。

なみおか ゆい:
いや、あのですね、スノボしに磐梯町に来て、サーフィンできるところにもLACがあるので、そちらにまた。夏はそっちでみたいな感じで、行き来してたみたいです。

qbc:
約1ヶ月ちょっとですけど、今どんな気分でいらっしゃいます?

なみおか ゆい:
そうですねー、まだちょっと、思った通りに業務が進んでいないっていうところにやきもきしつつ、自分自身が4月に移住してきたっていうのもあって、生活に慣れるので結構いっぱいいっぱいだったっていうのもあったので。
やっと5月から本腰入れて、自分のやりたいことだったりとか、協力隊の仕事ができるなと思って、ま、わくわくですかね。わくわくな気持ちはあります。

qbc:
趣味は何ですか?

なみおか ゆい:
趣味は、旅行、お出かけ、お散歩、ゲーム、ですかね。

qbc:
旅行ってどんな旅行が?

なみおか ゆい:
一人旅も結構しますし、友達とワイワイ旅行に行くのも好きですね。ただ、目的がある旅行は1人の方がいいなって密かに思ったりしてますね。

qbc:
目的がある旅行って、例えばどんな感じの?

なみおか ゆい:
例えば、自分の趣味の範囲で見たい建築物があるとか。そういう感じですかね。
その、主な観光地じゃないところをちょっと見たいっていうのを、あんま友達興味ないよなとか気にしながら行くよりは、1人の方がいいかななんて思ってますね。

qbc:
お出かけとかお散歩っていうのは、何かその旅行に近いものっていうことなんですか?

なみおか ゆい:
そうですね、お出かけっていうのは、一応イベントとかも含まれるんですけど。地域のイベントに参加したりだとか。あとは単純に買い物が好きなので、そうですね、買い物に行ったりとか。そういうのをお出かけって呼んでます。

qbc:
お散歩はまた違う?

なみおか ゆい:
散歩は違いますね。散歩は、何の目的もなしにただ外を歩く、そんな感じです。

qbc:
ゲームっていうのは、インドアでするゲームのことですか?何ゲームですかね?

なみおか ゆい:
テレビゲームですね。Nintendo Switchとか、そういうゲームです。

qbc:
それは何ていうのかその、全然逆、インドアですかね?どういう感じですか?存在として。

なみおか ゆい:
そうですね、まぁ、好きなことがいっぱいあるからこんなふうになってるっていうのもあるんですけど。外で遊ぶのも好きだし、中で遊ぶのも好きで。その中の一つ、一番好きなことが、ゲーム。中で遊ぶ一番好きなことがゲーム、っていう感じですね。

qbc:
ゲームは何が好きなんですか?タイトルは?

なみおか ゆい:
そうですねー。いろんなジャンルのゲームするんですけど、RPGでしたり、アクションアドベンチャーみたいなのもしますし、シミュレーションゲームだったりとかそういうゲームもしますし、育成ゲームとかもしますし。
でもそうですね、最近だったら、ゼルダの伝説とか。去年発売、1年くらい前に発売されたものにどハマりして、200時間ぐらいやりましたね。

qbc:
興味があることって、どんなことに興味あるんですか?

なみおか ゆい:
いやー、これが割とよく聞かれる質問ではあるんですけど、私は、全てって言ってます(笑)
 一応こう、いろんな方に言ってはいるんですが、私自身、新しい学びとか、暮らしとか、あとは人との繋がりとか、そういうものの全てを出会いっていうふうに捉えて大切にしていいて。何かそういうのって、必要なときに何かの縁で繋がって、自分とか周囲の人の助けになるだろうと思って。何事も楽しくやろうぜっていう気持ちがあるのももちろんそうなんですけど、何でも興味持って顔を出したり、口を出したり、首突っ込んだり、やってますね。

qbc:
じゃあ逆に手が出ないものってなんですか?

なみおか ゆい:
犯罪?(笑) あの、悪いことはしないです。それ以外のことなら。犯罪に限らず、人を不快にすることとか、そういうことはしないですけど。それ以外のことは割と全部興味は、知りたいなとか学びたいなっていう気持ちはありますね。

qbc:
じゃあ、どちらかしか選べない質問で、友達とワイワイ旅行か、あるいは100年に一度しか見られない建築とか何かそういう文化的なものがあったとしたら、どっち行きます?

なみおか ゆい:
友達とワイワイと、100年に一度しか見られない?

qbc:
じゃあ友達のほうは、10年ぐらい帰って来れないようなところに行かなきゃいけないと。
その子と一緒に旅行行かないと10年くらい会えないみたいな。

なみおか ゆい:
なるほどなるほど。

qbc:
どっちですかね?

なみおか ゆい:
どっちかなー。友達選んじゃうかもしれないですね。10年間会えないんだったら。

qbc:
100年に一度は確実にもう見られないんですよ?10年間会えないっていうのは、10年後に会えるかもしれないんですよ?11年目に。

なみおか ゆい:
いや、そうですけどー。

qbc:
なるほど。

なみおか ゆい:
なんだろう、建物だって永久にあるとは限らないですけど、やっぱそこにあるものを大事にしたいなっていうのはあって。
人は、本当にわかんないじゃないですか、正直。もう不謹慎な話ですけど、亡くなってしまったりとか。って言うのがもしかしたらあるかもしれないので、それだったら人と会いたいなって私は思いますけどね。

qbc:
性格について、どんな性格と周りの人から言われます?

なみおか ゆい:
周りの人から?周りの人からかー。穏やかだねって言われるかもしれないですね(笑) 私はそんなつもりはないんですけど。落ち着いてるねとか言われるかもです。

qbc:
なるほど。自分自身ではどう思ってるんですか?性格。

なみおか ゆい:
私はすっごく、何だろうなー、せっかちで、割と効率主義で。みたいに思ってますけどね、自分では。

qbc:
何に対して効率主義?

なみおか ゆい:
うーん、まぁ仕事?仕事が多いですね。ただ、会社員時代の話で、それは。今はちょっとフリーランスとして働いてるので、誰かの仕事が遅くて自分の仕事が滞るみたいなことがあまりなくなったので、今はそういう感情は抱かないですね。
あの、イライラするとかってことはあまりないんですけど、ちょっと口出したくなっちゃうみたいなところはあるかもしれないですね。

qbc:
なんて口を出すんですか?

なみおか ゆい:
効率的にやろうよって、根本的に思っているところが結構あって。その、別にゆっくりやるのが駄目っていうことじゃないんですけど、無駄なことをやってる時間が勿体なくない?って思ってるんでしょうね。

qbc:
身近な人からは、性格なんて言われます?家族恋人親友、そういう距離の近い人。

なみおか ゆい:
あー、でもなんか、親とか10年ぐらい付き合いのある友達とかに言われて、共通してて、そうなんだって思ったことが一つあって。新興宗教向いてるよねって言われたことあるんですよ(笑) 教祖?

qbc:
あー、なるほど。

なみおか ゆい:
教祖みたいって友達に言われたことがあるんです。親からも、あんためちゃくちゃ営業とか向いてるよねみたいな。その誰かを、変に説得力あるよねみたいな。丸め込む力あるよねって。悪口かもしれないですけどね。そんなことを言われたことはあって。あ、そうなん?て、ちょっと思ったりもしたんですけど。親しくない人からはそういうことはあんまり言われたことはないですけど、親しい人からはちらほら言われましたね。

qbc:
何人から言われました?

なみおか ゆい:
友達、その10年来の友達2、3人と、母親。

qbc:
それは一緒にいる場で言われたんですかね?2、3人に。

なみおか ゆい:
違う、違うんですよ。バラバラ。だからびっくりして覚えてるっていうのありますね。

qbc:
その友達同士は友達ですか?

なみおか ゆい:
あー、仲良いかは分からないですけど、顔見知りではあります。

qbc:
教祖エピソードを教えてください。

なみおか ゆい:
いや、ないですよ!そんなのは(笑)

qbc:
思い当たる節をちょっと。

なみおか ゆい:
なんでしょうねー。いや、ちょっとわかんないんですよね。
あ、でも、何か作り話みたいなもの、例え話みたいなものを、あたかもあるかのようにベラベラ喋るときあるんですけど。そういうのがうさんくさい説得力だと思われてるのかもしれないですね。

qbc:
例え話、有名な例え話ってあるんですか?

なみおか ゆい:
いや、ないですないです。本当にその場しのぎで。
あ、ご存知かわからないですけど、芸人の中川家さんっているじゃないですか。あと友近さんとか。あの人たちって、即興でコントやるの知ってます?

qbc:
はいはいはい。

なみおか ゆい:
なんかこう、全然コントしましょうじゃなくて、話してるうちに勝手にコント始まるみたいな。そんな感じで、1人で1人コントみたいなのを始めて。なんか自分の頭の中の想像を演劇みたいな感じで喋っちゃうときがあって。そういうのなのかな、わかんないですけどね。そういうのを見て言われてるのかなとか。

qbc:
なんかその、これってすごいはまったなみたいな、覚えてないですか?その具体的なエピソード。あの例え話よかったなーっていう。

なみおか ゆい:
えー、でも本当、覚えてないぐらい日常的にやっていて。その、例えてやろうと思って例え話してるわけじゃなくて、なんかもうペラペラ出てくるっていうのがあるんですよね。

qbc:
そのときは覚えてるんですよね?

なみおか ゆい:
もちろん。そのときは覚えてますね。

qbc:
好きな食べ物について語ってみてもらえますか?

なみおか ゆい:
あー、私ラーメンがすごく好きで。マジで世界で一つだけだと思うんですけど、ラーメン。それ以外の食べ物、別に何とも思ってないんです。
何かこう、さっき言った趣味が観光とか、旅行とかお出かけとかって、やっぱ各地に名店みたいなのあるじゃないですか。美味しいラーメン屋とか。福島なんて、喜多方とか、会津若松とかっていっぱいラーメン屋あって、これから巡ろうとは思ってるんですけど。なんかそういう、そこでしか得られない栄養素あるよねみたいな。よく友達には布教してますね。
観光地で、旅行行ったら絶対そこのラーメン食べるんですけど、そこでしか得られない栄養素があるよなーと思って。しみじみラーメンを食べたりはしてますね。何がそんなに私を引き寄せるのかわからないんですけど。ラーメン大好きなんですよ。

qbc:
味じゃないんですか?

なみおか ゆい:
もちろん味、味ですよ。味ですけど。

qbc:
何ラーメン?ラーメンの種類、これが好きとかはないですか?

なみおか ゆい:
あー、全部好きですけど、味噌が特に好きですね。

qbc:
なんか思い出のラーメンってあります?最近のNo.1でもいいし、過去1このラーメンがね、みたいな。

なみおか ゆい:
いや、いっぱいあるんですけどね。旅行行くたびに食べてるんで。あ、でも私6年間ぐらい宮城県の石巻市っていうところに住んでいて。隣が東松島市なんですけども、そこに味噌ラーメンが美味しいお店があるんですね。そこで、味噌ラーメンを好きになったと言っても過言じゃないぐらい。ただ、味噌ラーメンしか美味しくないんですけど。
そこは結構、思い出の味ですね。かなり頻繁に食べに行ったし。すごいボロボロのお店ではあるんですけど、本当にお客さんが並んでるとかっていうお店でもないんですけど。そこを思い出すと一気にフラッシュバックするというか、石巻での思い出が。だからそれは思い出のラーメンかもしれないですね。

qbc:
有名なお店なんですか?

なみおか ゆい:
いや、全然。個人経営で。こう小屋みたいなとこでやってますね。プレハブ小屋みたいな。

qbc:
たまたま入ったんですか?

なみおか ゆい:
いや、そこは知り合いに連れてってもらったんですよね、最初は。そうですね。

qbc:
なんて言って連れていかれたんですか?

なみおか ゆい:
いや別に何も。ご飯食べ行こうっつって。食べに行った先がそこだったっていうだけですね。

qbc:
へー、美味しいお店として入ったんじゃないと。

なみおか ゆい:
あー、知り合いはもしかしたら美味しいと思ってたのかもしれないですけど。そういう前情報は無しに、な気がします。

qbc:
どんな味噌ラーメンなんですか?

なみおか ゆい:
どんな味噌ラーメン?うーん、ちぢれ麺の、なんだろう、コクがあるんですかね。とにかく美味しいんですよ。難しいですけどね、私、食レポできないんで。

過去:なんかこう行ったことが、今よりも良い方向に向かっていくことが、私の中では、きっと快感なんでしょうね。

qbc:
過去についてちょっとお話聞きたいんですけど、子供の頃はどんな子供でした?

なみおか ゆい:
今とそんなに変わらないと思います。性格的には。別にやんちゃだったわけでもないですし、すっげー優秀だったわけでもないし。ただ友達に恵まれてて、すごくその、いわゆる嫌な記憶みたいな、嫌な思い出とか、そういうのは正直一切ないですね。

qbc:
ちっちゃい頃、どんな遊びしてました?幼稚園の頃とか。

なみおか ゆい:
幼稚園の頃はぶっちゃけ覚えてないですけど。小学校のときは、家が小学校からすごく遠くて、小学生にしては。片道30分から40分ぐらい歩いてかかるところだったので、なかなか遊びに行くっていうことができなかったんですよね。
ただ、公園で遊ぶとか、鬼ごっこするとか、そういう本当にもう世間一般の子供がやるような遊びはもちろんしてましたし。
あ、でも結構好きな遊びの中で、すごい海に近いところに住んでたので、自転車で友達と駄菓子屋に行って駄菓子を買って、そのまままっすぐ海に行って、砂浜でお菓子食べるっていう。ませた遊びを小学校のときに、よくしてましたね。

qbc:
生まれたところはどんな風景だったんですか?

なみおか ゆい:
生まれ自体は青森県なんですけども、親の転勤があって、小学生時代はずっと新潟県で育ったんですよね。そこが海がもうすぐそこにあるようなところで、波が強い日は家から波見えるぐらいの場所でしたね。あとは家の裏に空港があって、家から滑走路見えるんですよ。

qbc:
ふうん。

なみおか ゆい:
そうなんですよ。なんかそんなところで育ちましたね。あとは、新潟県の県花、チューリップが県花なんですけど、チューリップ畑が家の近くにあって、チューリップ畑の間抜けて小学校行くんですよ。それがなんかすごく鮮明に覚えてますね。

qbc:
小学校、学校時代はどんな感じで過ごしていましたか?どんな子供だったか。小学校時代全般でいいんですけど。

なみおか ゆい:
そうですねー。特別何かしてたっていうわけでもないですけど。あー、でも小学校に限らず中学高校のときもそうだったんですけど、リーダー的なポジションめっちゃやってましたね。学級委員長、何とか委員長とか、何とか班長とか、何とかリーダーみたいな。のはめちゃくちゃやってましたね。

qbc:
何でですかね?

なみおか ゆい:
推薦されてやったときもありますし…。なんででしょうね。でも、もちろん立候補してやったこともあるんですけど、その経験が今に繋がってるかなと思うことはしばしばあります。そのときどんな感情で立候補してたとかは、正直覚えてないですけど。

qbc:
今に繋がるって、どういうところが?

なみおか ゆい:
私、普通の会社員を、会社員の事務員をずっとやってたんですけど。25歳までやってたんですけど、25歳のときに、何となく節目っぽいじゃないですか、年齢的に。私って結局何をやりたいんだろう?って思ったときがあったんですよね。で、やっぱ自己分析みたいなのを自分なりにしてみて。昔自分どんな子供だったかなとか、結局私って何が得意で何やってるとき楽しいんだろうとか。
って思ったときに、私っていっつもそういう、誰かを引っ張るとか、みんなの中心に立つとかそういうことやってたよなって。で、そういうことをしてるときって、例えばホームルームのファシリテーションやったりとかって、楽しかったよなって思ったんですよ。ただそのときは、それがどういうふうに仕事に活かせるかが全然わからなくて。何も知識がなかったので。
で、そのうち今の仕事であるコミュマネ、コミュニティマネージャーっていう仕事があるっていうことを知って、あ、なんかこれじゃねみたいな。そういうふうに思ったんですよね。そっからちょっと興味持って勉強して、今に至るっていうところはありますね。

qbc:
コミュニティマネージャーを発見したのはいつなんですか?

なみおか ゆい:
発見したのは去年の夏ですね。26歳の夏ですね。

qbc:
ちょっと時系列に戻って、中学校高校とかはどんな感じでした?

なみおか ゆい:
中学高校は、本当にずっと部活してましたね(笑)

qbc:
何部だったんですか?

なみおか ゆい:
私は吹奏楽部です。

qbc:
はいはいはい。

なみおか ゆい:
はい、そうなんですよ。しかもなんだろう、吹奏楽部に入りたくて吹奏楽部に入ったわけじゃないっていう(笑) 私、転校生なんですよね。新潟県にずっと住んでいて、中学生のときに新潟から青森県に引っ越したんですよ。中学1年生の途中で転校したので、みんな部活に入っていて、もう。
私は運動部に入りたくってそのときは。テニス部ですね。テニス部に入りたくて、テニス部の見学に行く予定が、すごく積極的な女の子がいて。その子に、吹奏楽部来なよ!って言われたんですよ。
で、吹奏楽部の見学に行ったら、そっからトントンと仮入部して、入部してしまって。もうそっからは完全に吹奏楽の虜っていうか、高校行ってまでも入部してるんで。6年間吹奏楽やってましたね。

qbc:
中高一貫だったわけじゃなくて?

なみおか ゆい:
あ、違います。

qbc:
楽器は何だったんですか?

なみおか ゆい:
楽器は、クラリネットっていう木管楽器ですね。

qbc:
なんかその他エピソードあります?部活以外の。

なみおか ゆい:
部活以外だと、さっきも話しましたが、学級委員みたいなのを中学でもやってましたし。高校でも、学級委員長やってました。

qbc:
生徒会は?

なみおか ゆい:
生徒会ではないですね。

qbc:
入らなかった?

なみおか ゆい:
生徒会はやってないですね。まぁ生徒会を含む中央委員会みたいなのがあって、その中の一つに学級委員っていう部署があって、そこで学級委員長をやってましたねー。
で、勉強は、その当時はあんまりしてなくて。中学のときもほどほどに勉強して。ほどほどの勉強で入れる高校に入り、ほどほどの勉強を高校でしてました。

qbc:
その後はどうするんですか?高校の後。

なみおか ゆい:
高校卒業した後は、派遣のお仕事を始めて。宮城県石巻市のホテルで働いていました。

qbc:
あれ?高校の時はどこにいたんですか?

なみおか ゆい:
青森です。

qbc:
青森にいて、その後石巻に来た理由っていうのは?

なみおか ゆい:
たまたまでしたね。その派遣先が石巻市だったという。

qbc:
あー、それはもう、自分の中でありだったんですね。そのどっか行くっていうのは。

なみおか ゆい:
そうですね。やっぱちょっと震災の影響があって、若干親からは、え?って言われたんですけど。でも、なんでしょうね、いい言葉かどうかはわからないけど、被災地に赴きたいって思ってたところはありますね。

qbc:
何か旅行があんまり出なかったんですけど、旅行はこの間にもされてたんですか?

なみおか ゆい:
実は子供のときって、旅行ってほとんど行ったことなくて。

qbc:
はいはいはいはい。

qbc:
そうなんですよ。私、家族旅行ってほとんど行ったことないんですよ。記憶にない、かな。旅行にはまったのは、社会人になってからですね。

qbc:
家族からはどのように育てられたと思いますか?

なみおか ゆい:
うーん、でも大人になって感じるのは、なんだろうなー、うちの親は、まず根本に、自分の人生には自分で責任持てって、多分思ってるところが。聞いたことはないですけどね、直接。その悪い意味じゃなく、放任主義みたいなところがあったんですよね。もちろん何でもOKとかっていうわけじゃないんですけど。
例えば高校のときに、普通の進学校だったので、校則ってあるじゃないですか。髪はこの色で、染めちゃ駄目ですよとか。っていうのがあると思うんですけど、うちの親はそこを禁止しなかったんですよね。髪染めてもいいよ。ピアス開けてもいいよ。でも、あなたの人生の責任はあなたで取ってね、みたいなことを言われたことがあるんですよね。多分もう根本がそれで、今までもずっとそうやって育ってきたんですよ。
ただその、愛なしの勝手にやってねっていうことではなく、ちょっとうち離婚してるんですけど、母親も父親も同じようなことを言うんですよ。「あなたの進む道は、あなたが決めなさい。それを私は応援するから。」っていうのを、どっちからも言われたことがあって。
その高校卒業して家出るっていうときも、その後押し、後押しっていうか反対とかも何もなく、急に家出るって言ったのに何も反対せず、ただ、あなたが帰ってきたいときは帰ってきなさいっていう言葉をかける。何かそんな、なんだろうな、溺愛、過保護じゃないけど、愛されてるんだろうなっていう感じはありましたねー。放任されつつも。

qbc:
離婚って、いつ別れたんですか?

なみおか ゆい:
離婚は中学のときで、先ほどお話した中学1年生で転校したっていうのは、それが原因で。父が新潟に勤めてたので、母親の地元の青森県に妹と一緒に引越して、という感じで、はい。

qbc:
結構でも頻繁に会われてるってことですか?お話されてるってことは。

なみおか ゆい:
父親とですか?

qbc:
その、中学の後も。

なみおか ゆい:
父親とはもうほとんど会ってなくて。離婚してからだと、2回か3回くらい。しか会ってないかな。でも手紙でやり取りをしてましたね。

qbc:
石巻で働いてた社会人のときって、どんな感じだったんですかね?

なみおか ゆい:
10代のときは、石巻でずっと働いてたわけじゃなくて。半年ぐらい石巻で働いた後に、群馬の草津温泉でちょこっとまた働いて。その後栃木県日光市っていうところのホテルで、またちょっと働いて。
で、20歳の年にまた石巻市に戻って。っていうのは、その最初に勤めてた石巻のホテルで、もう1回来てほしいっていうふうに言っていただけて。それで戻って、ホテルで働いたんですよね。
ただまぁいろいろあって、そこも半年たたないくらいで辞めてしまって。で、同じ年、20歳の年の秋に、前職である建設会社の事務職として正社員で入社して。そっから5年半ぐらい勤めてました。

qbc:
いろいろあったって、言えないことですか?

なみおか ゆい:
重大な事が一つあったとかじゃなくて、いろいろな細かいやばいことがたくさんあって。ちょっとね、私、名前を出してるので、特定される可能性があるので詳しいことはここではオフレコにさせていただきたいんですけど。これは辞めるしかねえなって思うようなことが、あったんですよね。

qbc:
なるほど。その正社員、事務職の時ってどんな感じだったんですか?

なみおか ゆい:
えーと、もうなんだろう、淡々とただ事務仕事をしてたって感じなんですけど。
それも、何度も言ってるように私は人に恵まれていて、なんか変な、なんでしょうね、いじめみたいなこともなかったですし。まぁいろいろなトラブルはありながらも、生き生きと仕事はしていたんじゃないかなーとは思います。
ただ、事務職って、事務仕事って、ずっと同じなんですよ。毎日同じ仕事して、毎週同じ仕事して、毎月同じ仕事をするんですよね。
なんかそんな仕事をずっと続けてるうちに、やっぱやりがいを感じなくなってしまったっていうのがあって。そっからちょっとお仕事辞めたいなと思って、辞めるに至ったっていう感じですね。

qbc:
この頃どんなところに旅行してたんですか?

なみおか ゆい:
いや、いろんなとこ行きましたけどねー。どこ行ったかな。もちろん東北内、岩手とか秋田とかも行きましたし、山形も行きましたし。あとは、関東地方、東京の方も行ったし、大阪も行ったし兵庫も行ったし。あとどこ行ったかな。いろいろ行きました。
でも、半分ぐらいはコロナだったんで。後半3年ぐらいはコロナ禍だったんで、結構そこで鬱々とした日々があったなっていう気はしますね。

qbc:
その仕事を辞めたのは何年なんですか?

なみおか ゆい:
2023年、去年ですね。3月ですね。だから、年度末に辞めたって感じです。

qbc:
で、辞めてから1年間か。どんな感じだったんですか?

なみおか ゆい:
えーと、まず、会社を辞めた理由の一つに、旅しながら生きていきたいっていうのがあったので、その手段を学ぶために、6月にノマドニアに参加して。ノマドニアっていう、ノマドの仕事を体験できるワークショップに参加する予定があったので。
4月5月は、実家にいまして。それこそゼルダの伝説をひたすらやって。6月は1ヶ月間バリ島に滞在していて。で、コミュニティマネージャーの仕事に出会いました。
そこで、ノマドになりたいっていう気持ちよりも、コミュニティマネージャーやってみたいっていう気持ちの方が強くなって。じゃあコミュマネの道探してみようかと思って、各地で転々と旅をしながら、バイトをしながら、コミュマネの勉強をしていました。

qbc:
コミュニティマネージャーの勉強ってどんなことするんですか?

なみおか ゆい:
最初にやったのは、ノマドニアでコミュニティマネージャー講座の講師をしていた方に、何をすればいいんだと、聞きまして。ダイレクトメッセージを送りまして。そこでおすすめされた書籍だったりとかを読んで、同じ方から、コミュニティマネージャー養成講座っていうのをリリースするから、よかったら受けてみない?っていうふうにお誘いいただいて。で、そのままその講座を2ヶ月半ぐらい受けまして。その間もいろいろ本読んだりとか、コミュマネを目指してる方だったりコミュマネを仕事としてる方と1on1でお話して、いろいろ理解を深めたりなどなど。っていう期間が、そうですね、昨年度の後半はありましたね。

qbc:
それで今に至るって言うところですかね?

なみおか ゆい:
そうですね。それで今に至るという感じですね。

qbc:
なるほど。気持ちとしてはどんな気持ちで過ごされました?去年1年間というのは。

なみおか ゆい:
一言で言うと、迷走だったんですよ。あの、迷う方の迷走。なんか旅しながら生きていきたいって言って仕事を辞めたのに、旅をせずにコミュマネする?っていう自問自答したりとか。そのやりたいっていう気持ちは、本当に今この先自分が、ずっとやっていく仕事としてやりたいのか、ただの一過性な気持ちなのかとか。そういうのをモヤモヤと考えてましたね。
で、地域を転々としてるうちに、とかいろんな本を読んでるうちに、コミュニティっていろいろ、いっぱい種類がこの世の中にあって、その中でも、なんだろうなー、みんなで頑張っていこうよ的な、みんなで頑張ろうよとか、共創っていうんですかね、共創しましょうみたいなコミュニティに携わりたいって思うようになって。
そこで地域おこしに目付けて、っていうのがありますね。で、今、地域おこし協力隊をやってるっていうのはあります。

qbc:
共創とかそういう発想にたどり着いたのって、どのタイミングで?具体的に日付として、何月ぐらいのことですか?

なみおか ゆい:
やっぱりそのコミュマネゼミ、養成講座を受けてる最中ですね。

qbc:
その発想の、どこに惹かれました?

なみおか ゆい:
なんでしょうね。自分の中に、最上志向みたいなのがあって。最も良いものを目指しましょうみたいな。なんかこう、完璧主義とかとはまたちょっと違うかもしれないですけど、何をするにしても、より良いものを求めようよって思ってるところはあって。
多分それ、効率主義とかと繋がるかもしれないですよね(笑) 今ふと思ったけど。より良いものを目指そうよっていう気持ちが私の中であって。もちろんみんなで仲良くしましょうっていうのも大事ですけど。その仲良くした上で、コミュニティってやっぱり人が主体になるので、その人たちとの関わり合いとかが、良い相乗効果を生んで、お互いに成長し合える場みたいなのを、もちろんその人だけじゃなくて、それが地域の盛り上げに繋がるとか。なんかこう行ったことが、今よりも良い方向に向かっていくことが、私の中では、きっと快感なんでしょうね。
だからそれを求めて、みんなで作り上げていきましょう成長していきましょうっていう場に携わりたいって思った。っていうのはあると思いますね。

qbc:
過去にその気持ちが満足できたときってあるんですか?

なみおか ゆい:
たくさんあると思います。やっぱり、昔からまとめ役みたいなことをかなりやってきたので、学生時代であれば文化祭とかね、部活だったら定期演奏会とか。そういうのって完成系があるじゃないですか、完成系っていうかゴールがあるじゃないですか。
そのときにやっぱ、より良いものを求めてよかったなとか。そうじゃなくても、自分がまとめ役とか、実行委員みたいな感じで携われてよかったなとか。っていうふうに思ったことは、もう数え切れないぐらいありますね。

未来:全員クローンだったら個性とかって生まれないじゃないですか。私らしさがあるのは私以外の皆さんのおかげだって思ってるので。

qbc:
5年10年と近いところから、20年30年、最後に自分が死ぬっていうところまでイメージして、どんなイメージを今未来に対して持っていますか?

なみおか ゆい:
未来に対して。正直ライフプランみたいなのは、実はなかったりして。例えば何歳までに結婚したいとか、何歳までに子供を産みたいとか、っていうのは、正直今、一切考えてなくて。っていうのも、新しいことを4月から始めたっていうのもあるんですが、私がそのコミュニティマネージャーっていう仕事を選んだ一つの理由っていうか、核みたいなものの一つとして、誰もが変なしがらみとかを気にせずに、やりたいことができる場を作りたい、みたいな。そういう社会になってほしいって思ってコミュマネをしてるところはあるんです。
そこを自分で実現していくかとか、地域おこしと交ぜ合わせながらしていくかとかっていうのを、模索していくのがこれからのことかなーとは思ってますね。

qbc:
気持の上でこうありたいとかあります?

なみおか ゆい:
気持ちの上で?うーん、あーでも、楽しいことをやっていたいっていうのはありますよ。
やりたいこととかを、何かしらに言い訳つけて諦めたりとかはしたくないなってすごく思うので。楽しいこととか面白いことに携わっていきたいなって思ってるし。
あとは何だろ、気持ちとかとはまたちょっと違うかもしれないんですけど、自分は結構、自我を大事にしてるところがあって。自分自身、なんか自分らしさみたいな。でも私らしさが成り立つのって、他でもない私以外の存在のおかげだと思ってて。なんでしょう、全員クローンだったら個性とかって生まれないじゃないですか。私らしさがあるのは私以外の皆さんのおかげだって思ってるので。なので常に周りの方とか、全てに感謝の気持ちを持って生活をしていきたいなっては思ってますね。

qbc:
全員クローンだったらって発想はどこから来たんですか?

なみおか ゆい:
いや、別にどこから来たとかはないですけど。なんかこう、社会学か何かの本を読んだときに、そこに書いてあったことで。私がさっき言ったみたいな、その、あなたがいるのは、あなた以外のおかげだみたいな。そんなことが書いてあったんですよね。もうあやふやですけど。で、確かにって思ったんですよね。そこからこう、やっぱ私は自分らしさとか自分のやりたいこととかを大事にしていきたいってずっと思ってたことだから。それって、私が優秀だからとかそういうことじゃなくて、もう他でもない皆さん、私以外の存在のおかげよなーと思って。そっから、確かに全員同じ人だったら私らしさってないよなって、思ったのがちょっと発想のきっかけ、ではありますけど。

qbc:
もしもの未来の質問というのをしていて。もしも、今のそのセンス、自分がいるのは自分以外のおかげだ、っていう感性を持てない自分だったとしたら、どんなふうに過ごすんですか?自分以外のおかげだと思えない人だったら、何をしてると思いますか?
そのセンス自体がなかったときに、自分は何をしようと思います?

なみおか ゆい:
なんでしょうね。ふさぎ込むと思いますけどね。

qbc:
ふさぎ込む?

なみおか ゆい:
なんか、死ぬんじゃないですかね。って思いますけどね。

qbc:
他人を気にしなくていい。ハッピーになるっていう可能性はない?

なみおか ゆい:
他人なしにハッピーになるってことですか?ないですね。ないと思います。

qbc:
なんで?

なみおか ゆい:
なんでそう思うか?うーん、ちょっと私の頭が固くて、そのもしもの話を今想像できなかったっていうのもあるんですけど。最初の方にお話したみたいに、私は全ての初めましてを出会いだと捉えてるんですね。人に限らず、学びとかも全て。っていうのは、それを、なんだろうな、知るっていうことを大事にしてるんでしょうね、きっと。うーん。すみません、言葉が出てこなくて。

qbc:
いやいや。

なみおか ゆい:
あーそう、なんかこう、最近の社会の流れみたいなのもあって。多様性ってあるじゃないすか、ここ数年でよく聞くダイバーシティみたいな。ざっくり言えば個人を尊重しようみたいなことですけど。
最近むしろその多様性に、社会が縛られてませんか?って思うところがあって。何でも受け入れなきゃ駄目とか、個性を否定するのは罪みたいな。でも別に、無理に受け入れる必要ないし、許す必要もないんだよって私は思ってて。そういう人もいるとか、そういう世界もあるみたいな感じで、さっきもちらっと言ったけどそこにあるものっていうふうに、理解するだけで、自分の中に落とし込む必要ってないんですよ。
理解した上で、自分とは違うなって思ったら距離を置けばいいだけで、なんかそうすると生きやすくなるな、みたいな。いらないことに腹立てることもなくなるし、心のざわざわーみたいなのが少しこう無くなるなーって思ってて。
それを踏まえて、私は、ジャンルとか問わずにいろんな方とお会いして、相手のこととか、相手の周囲のことを知りたいなって思ってるんですよ。
だから、人が好きーとかっていう、オシャレな理由じゃなくて、自分の理解度を深めて、生きやすさを高めるため。
ちょっとなんかね、コミュマネとしては若干失言感はありますけど。でも、こうして人に限らずに、何かを知るっていうのが、絶対自分の命綱になると思ってるから、私は出会いを大切にしてるんですよ。学びとか、暮らしとか、その全てとの出会いとか。
そういう気持ちを持って多くの出会いを重ねた上で、さっき言った、変なことを気にせずにみんながトライできる場所をコーディネートしたい、とかって思って、その核に繋がるみたいなところは、ちょっとある、みたいな。

qbc:
なんでその発想にたどり着けたんですか?

なみおか ゆい:
なんでしょうね?あ、でも、あれですかね。前の会社で働いてたときに、全然怒らないよねって言われたことがあって。いや、心広いよねーみたいな。って言われたときに、何かその意味がよくわからなくて。むしろなんでそれでイライラするのって(笑) 思うようなことが結構あって。そのときに、なんで私って、人よりも誰かに腹を立てたりとか、この人嫌いとかって思ったりとかってしないんだろうって思ったときに、なんか受け入れようとしてないっていうか。この人はこういう人だよねとか。あとは何だろうな。何でもポジティブに捉えるっていうのもあるかもしれないですね。結構長所だとは思ってるんですけど。人って絶対いいところあると思うんです、誰でも。人に限らず何でも、文化でも、土地でも。いいところは絶対あると思ってて。そのいいところって、見つけようと思わなくても、なんか接してるうちにわかるっていうか。
うーん、難しいですね。
その人の悪いところとかじゃなくていいところを見ようよって思ってる節はきっとあって。だからわざわざ人に対して腹立てたりとか、っていうことをしないのかなー。でもわかんないんですよね。なんか、自分の脳内のメカニズムが(笑) 元々そういう人間なので、なんでそんな考え方なのって聞かれても、私だから?としか言えないんですけど。

qbc:
最後の質問がですね、最後に残した言葉っていうので、遺言みたいになってもいいし、インタビューを受けた感想でもいいし、読者向けメッセージもいいんですけど、最後に言い残したことがあればお伺いしています。

なみおか ゆい:
なるほど。言い残したこと。あ、私の気持ちはいっぱい話したので、宣伝でもいいですか?

qbc:
あ、全然大丈夫です。なんでも。

なみおか ゆい:
私、最初に言った通り、磐梯町っていうところの地域おこし協力隊をやってるんです。3000人ちょっとぐらいしか人口がいない小さな町なんですけど、そこに関係してる人とか、土地柄とか、すごいキラキラしてるので。そしてそのキラキラを見出した素晴らしい人たちが、協力隊だったりとか、いろいろな事業とかプロジェクトを抱えてこの町に関わり始めてるんですよ、私も含め。なのでぜひ、みんな磐梯町に遊びに来てほしいなと思ってます。

qbc:
ありがとうございます。

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あとがき

やっぱ機械とか、コンクリートとか、そういうのって、人間落ち着かないんじゃないのかな。それが事実ってことで。
江戸の人が、家の中に自然をもっていきたい、ていうことがあって、それでほおずき市って始まったんだよね。なんていうか、都市だけじゃやっぱ人間だめなんじゃないのかな。
パートナーとハグするとストレスぶっ飛ぶみたいな感じでさ、自然の中にいると、やっぱストレスぶっとぶんじゃない?
んもー、いびきうるさくなかったら行きたい。てか、私、痩せなきゃあ。

【インタビュー・あとがき:qbc】

【編集:mii】

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