評価されるのが結構しんどい、自分ができるっていうビジョンが全然見えなくて何の仕事もあんまり向いてない何したらいいかよくわかんない大学院生の人
恐るべし就活。なんか社会に出るっていうのが、こういきなり感あって怖いですよね。私、20年前、どんな気持ちで就職したんだろう、なんて思います。まあアルバイトのあの感じかみたいな。ホラ私って自分勝手だからなんか職場に馴染めるか不安だったなあ。
そうそう、ということで今回の無名人インタビューも就活している人という回です。
就職活動、大変ですね。
私もね、実はいま転職活動してるんですよ。てか、Zoomちょう便利。一日に2社面接受けるとするじゃないですか、そのときにね、当たり前ですが移動ないんですよ。なのでGoogleマップで位置調べる必要ないし。電車の乗り換えとか調べる必要もない。まあ最終面接で会社に来いっていう意味はわかります。でも、一時面接でお互い次あるかわかんない状態で会うとか、ムダですよね。ハハ。ムダァ。と就職面談何回もしている人間は、楽楽です。これはもう、場数なんですよね。
自分の特徴、自分の生きている人生、それについてまず百回も説明していれば、おのずと磨かれていくものです。一回一回真剣に取り組まなきゃいけないけどさ。トライアルです。
成功するまで失敗する。
春うらら、今年の無名人インタビューも楽しんでくれていて嬉しいです。愛してる。(主催:qbc)
今回ご参加いただいたのは やかん さんです!
現在:エントリーシートが苦痛な就活
だいすけ:今、何をされてます?
やかん:大学院の2年生で、就活してるっていうところですね。
だいすけ:就活はどういう仕事を?
やかん:いろいろやっぱり自己分析みたいのをして、どこがやりたいみたいなことを考えるんだと思うんですけど。あんまりわかんなくて、自分が何をしたいのかっていうのが。
で、とりあえず大学院来てるんで、とりあえず研究職なのかなみたいな感じですね。
だいすけ:研究は何されてるんですか?
やかん:有機ELとか、そういうやつの材料…なんていうんですかね、分析っていうんですかね、そういう研究をしてます、今は。
だいすけ:元々有機ELに興味がありましてっていう感じですか?
やかん:化学の専攻なんで、その中のって感じですかね。
だいすけ:仕事を選ぶにあたって、何か気をつけてることとか、気にかけていることはあるんですか?
やかん:やっぱり、やりたいことっていうのがあんまりパッと出てこないので、とりあえずなんていうか、条件から入っちゃいますよね。残業とか、休日とか、そういうところを最初にどうしても見ちゃいますね。
だいすけ:今の研究は、仕事に活かせたりしないのですか?
やかん:あんまり。うちの大学やと、9割ぐらいの人が進学するみたいな感じなんですね。それで、まあ流れでみたいな感じですよね、結構。
来たはいいものの、あんまり研究が向いてないというか。そんな感じがしてるんですよね。
だから、本当は別に研究じゃなくてもなんでもいいんですけど。でもじゃあ、他に何がやりたいとか得意かって言われると、やりたいことはもちろん、さっきも言ってるようにないですし、得意なことっていうのもあんまりないかなっていうところで。
まあ自分にできるなら、何でもいいっていうとこはありますね。
だいすけ:最近、楽しかったことってなんかあります?
やかん:めちゃくちゃ楽しかったことっていうのは、そんなないかもしれないですね、今。小さいこととかだったら、映画を見たりとか、そういうとこですかね。
ゲームの大会を、最近あったのを見てたりしたんですけど。
だいすけ:ゲームはご自身もされてるんですか?
やかん:そうですね。そんな上手くはないんですけど、まあ、結構ずっとやってますね。
だいすけ:ゲームでは、応援されてるチームがあるんですか?
やかん:基本的には日本のチーム全部。世界大会だったので、最近あったのは。日本のチーム全部と、一応予選では日本と韓国地域からの予選なんで、韓国チームも応援してっていう感じでした。
だいすけ:日本は強いのですか?
やかん:APEXでは、上からっていうか、なんでしょうね。弱くはないっていう感じですかね。でも基本的に、eスポーツっていうんですかね。ゲームの大会で、日本はあんまり強くないことが、弱いことが多いんですけど。APEXでは、弱くはないって感じですかね。
だいすけ:マリオカートもやられているとnoteの記事に書いてありましたね。
やかん:。マリオカートもよくやってますね。
だいすけ:それをされてるときは楽しい感じですかね?
やかん:最近は、あんまり他にやることがないからやってるみたいなとこはありますね。
土日とか、学校から帰った後とかもそうですけど。時間があったときに、何かしたいなって思うことは特にないので。でも、何もしないでいると暇なんで、何するって考えたら、とりあえずゲームするかみたいな感じでやってますね。
だいすけ:新型コロナウイルスで、大学の授業とか、何か影響があったりしたんですか?
やかん:少ない方だったと思いますけどね、うちの大学は影響あったの。ちょうどコロナだったときって、大学院に進学したときだったんで。
6月ぐらいまで学校来ちゃいけないって感じだったんですけど。でも、研究自体は、やっぱり大学行かないとできないものっていうふうに考えられてるので。
7月ぐらいから、もう大学に行くようになりましたね。
だいすけ:大学院を卒業される方っていうのは、どういう仕事に就かれているんですか?
やかん:メーカーさんが多いかなと思いますけど。
だいすけ:今の生活は、授業が多いですか? それとも、自分の時間の方が多い?
やかん:修士1年で授業は全部取ったんで。今はもう、自分の研究をやるっていう感じですね。
だいすけ:比率的には、就活と研究だったら、どちらの方が多いですか?
やかん:最近は、ほぼ自由。就活って感じですかね。
だいすけ:就活はしんどいですか?
やかん:しんどいですね。(笑)
やっぱり、エントリーシートとか書いたりする時点で、もう結構。これまでの自分の、何て言うんですかね、生き方を振り返らないといけないことになりますけど。エントリーシートで何か聞かれてるときに、それに答えられないっていうか、パッと思いつかないなって。
何て言うんでしょうね、薄い人生というか、あんまり評価されない。生き方を評価されるっていう感じがして、ちょっとしんどいですよね。
だいすけ:あんまり、過去のことに触れてほしくないですか?
やかん:評価されるっていうのが結構嫌ですよね。
自分がいいかダメかって決められてしまうところで。いい方に評価されたらね、いいかもしれないですけど。やっぱり自分はダメな人間って日頃から思うことが多いんで。
それを自分で思うだけならまだありですけど、客観的に見てそうだってなってしまうと、しんどいですよね。
だいすけ:わりと客観視ができてたりするんですね、そしたら。エントリーシートを書くたびに、自分の中で落ちこんでる感じなんですか?
やかん:そうですね。書くこと自体も苦手なんですけど。(笑)
結構書けなくて、エントリーシートが。それで、そもそも出せないっていうこともありますよね。
だいすけ:大学で、エントリーシートの授業とかってあるんでしたっけ。我流で書いてる感じですか?
やかん:そうですね。
過去:自由が少なかった元気っこ
だいすけ:ちっちゃい時、どんな子どもさんでした?
やかん:振り返ると、なんかすごい昔は元気だったなと思いますね。(笑)
小学校のころは、やりすぎて、先生に怒られるようなこととかも多かったですし、ずっと外で遊んでました。すごい元気だったなって感じますね。
だいすけ:ちっちゃい時の一番覚えてる思い出ありますか?
やかん:ちっちゃいとき、なんでしょうね。でも、自由が少なかったっていうか。小さいときほど親の縛りが特に強いと思うんですけど。
ポケモンとかゲームを小学生ってよくやってると思うんですけど。みんなやってて、自分もやりたかったんですけど。親が「良くない」っていうことで、できなかったりして。
そうすると、話にちょっとついていけないとか、一緒に遊んでても、みんなポケモンしてたら、自分は仲間外れみたいになっちゃうんで。
そういうところは多かったなって思いますけど。
だいすけ:一番初めに買ったゲームは、いつ買われたんですか?
やかん:だから、うちは買ってくれなかったんで。なんか親戚が買ってくれたんですよね。それをやってたんですけど、小学校の1年生ぐらいですかね。ポケモンエメラルドだったんですけど、確か。
でも、それをやるのは家なんで。時間制限がね、決められたりすると、もう全然進まなくて。結局クリアはできなかったですね。(笑)
だいすけ:その次に買ったゲームは、覚えてますか?
やかん:何やってたかな。間に何やってたかって、あんまり覚えてないんですけど。
何でしたっけ、『イナズマイレブン』かな、サッカーの。そんなやつが、学校で流行ってた気がしますね。自分も、クリスマスかなんかに「買ってくれ」って、めちゃ頼んで買ってもらったんですけど、今度は親に。
でも、やっぱりね、時間がね、30分しかできなくて。それではね、なかなか周りと進み具合が違いすぎて、輪には入れないみたいなとこはありましたね。
だいすけ:親御さん、わりと厳しかった?
やかん:そうですね。小学校のとき、結構勉強させられてて、テストの点数とかも良かったと思うんで。周りの人は、もっと全然テストでダメな人とかもいて。でもそんだけゲーム、自由にさせてもらったりするのを見ると、すごいうち厳しいなっていう感じはありましたね。
だいすけ:点数がいいからご褒美みたいな感じはあったんですか?
やかん:進研ゼミやってて。小学生はチャレンジですかね。赤ペン先生に出すテストみたいなのがあって、毎月100点取ったら100円あげるよみたいなことはあったんですけど。
めんどくさくてやってなかったですね。もうチャレンジ溜めまくって、ずっと怒られてましたね。
だいすけ:小学校の授業以外で、例えばクラブ活動とか、サークルみたいなのあるんですかね?
やかん:サッカーを、ちっちゃいころからやりたかったんですけど。周りの人が、サッカーやってる人が多くて。で、5年生ぐらいから始めましたね。クラブみたいなとこ行って。
小学校と中学校と高校の途中までですかね。
だいすけ:高校の途中でやめたのは、なんでですか?
やかん:もともとサッカーも、あんまりうまくなかったんで。やってるとき、特に試合で勝ち負けつくってなると、なんか辛いなって思うこと多かったんですけど、ちょっと足引っ張ってるなみたいなところがあって。ただ、友達と仲良く普通にやってたんで、それで続けてたんですけど。
高校のときはちょっと、顧問の先生が嫌で、それでやめましたね。1年生の1月ごろですかね。
だいすけ:サッカーのポジションは、どこだったんですか?
やかん:ディフェンスが多かったですね。右か左のサイドバックが多かったんですけど。
だいすけ:足が速かった?
やかん:足はどうでしょうね。早くはないと思いますけど、遅くもないですかね。普通って感じですかね。(笑)
中学校は、市内では優勝したんですけど。その次の地域は、何だったか忘れましたけど、そこでは1回戦で負けてしまった感じですね。
だいすけ:自分の中のアピールポイントは、どこだって定めていますか?
やかん:なかなか自分で思いつかなくて。最初に自分で思ったのは、勉強が得意だったんで、そこかなって思ったんですけど。
でも、学校のキャリアセンターって、就活の相談するところで話すと「あんまりそういうのは、就活の自己PRには向いてない」っていうことだったんで。
他にどうしたいかなって、無理やり考えて。バイト、塾講師してたんですけど、そこで教え方を柔軟に考えてやってましたみたいなことを、半分捏造ぐらいの感じで書きましたね。だから、あんまり自分ではそうは思ってないんですけど。
だいすけ:塾講師に就職っていうことは?
やかん:考えたこともあるんですけど。人にものを教えるって、好きかなとは思ってたんですけど。でも塾やってると、やっぱりお客さんとこっち側って考えると、お客さんって親じゃないですか。
勉強を直接教えるども供じゃなくて。そこがちょっと難しいなと思って。やっぱり子どもは自分で勉強したいなって思って来てる人じゃないから。そこに教えるのってちょっと。
教えてって頼まれて教えてるのと、ちょっと違う感じがするんで、難しいなと思って。
だいすけ:塾の先生は、何年されてるんですか?
やかん:5年ですね。ずっとやってたんで。
だいすけ:始めたきっかけは?
やかん:最初、自分で決めたわけじゃなくて、友達から誘われた感じですね。
だいすけ:給料はいいですか?
やかん:給料はね、低かったと思います。(笑)でも、楽だったんですよね。
うちはスーツも着なくて良かったですし、それですごく楽だったんで。給料は低いんですけど、自分にはそのぐらいの方が向いてるなと思って、ずっとやれてましたね。
他の塾とか、なんならもうブラックみたいなことまで聞いたりするんで。
他だと、例えば聞いた話では、やっぱり親御さんがお客さんなんで、そっちに報告書みたいな、結構しっかり作って書かないといけないみたいなところも多いのかなと思うんですけど。
あんまりうちはそういうのがなくて。本当に授業をして、ちょっと報告書書いて、すぐ作れるやつなんですけどね。それで終わりみたいな感じだったんで、楽だったのかなと思いますね。
だいすけ:その塾では求人は出されたりしないんですか?
やかん:募集はしてそうな感じでしたね。でも、やっぱり最初ね、営業からというか。
塾の近くで、中学生ぐらいのお子さんいるい家を回って「塾どうですか」みたいな。ちょっと営業、自分はね、向いてないかなと思ってたのもありますし。
あんまりですかね、その塾に就職っていうのは。
だいすけ:営業職と比べたら、研究職の方がいい?
やかん:どうなんでしょうね。どっちもあんまり向いてると思わないんですけど。
どっちもできれば避けたいとは思うんですけど。っていうか、何の仕事もあんまり向いてないなって思うので、何したらいいか、よくわかんないんですけど。
でも、何かしないといけないので、とりあえず大学院来たから研究職。たぶん周りの人が研究職が多いと思うので、自分もそうなのかなっていう感じですね。
未来:見えてないから不安だけど旅行はしたい
だいすけ:将来のイメージはありますか?
やかん:結構、悲観的っていうか。悩んでるんですけど。
自分ができるっていうビジョンが全然見えなくて。すごく、なんですよね。就職したとしても、あんまりそこでうまくいってるような未来が見えなくて。どんな感じになってるんだろうって、不安が結構多いですね。
だいすけ:こうしていきたいっていうのも特にない?
やかん:何かできることが、そのうち見つかれば、それをね、打ちこんでいくのかなっていう気はするんですけど。今のところは、やりたいこととか、自分ができそうなことっていうのが何も思いつかないって感じですね。
だいすけ:5年間、塾の先生されていたってのはすごいことだと思うんです。
やかん:そうなんですかね。でも、変化がすごく苦手なんですよね。それで塾の講師も、もしやめたとしたら、やっぱり遊ぶお金とか欲しいので、他のバイトしないといけないと思うんですけど。今のバイト辞めたら、他のバイト先に面接とか行かないといけないし。で、新しく、また仕事も覚えないといけないしっていうところを考えると、ちょっと。辞めることが怖かったんですよね、そういうところを考えると。
だいすけ:変化に弱いのは、小っちゃいときからですか?
やかん:そんな気がしますね。小学校とかではそんなことはなかったのかもしれないですけど、高校あたりからは、変化に弱いですね。
だいすけ:何か大きな変化があったんですか?
やかん:特に大きな何かがあったっていう感じは、あんまりしないですね。
なんで変わったんでしょう。(笑)
でも、中学校から高校ってなると、同じ中学校から来る人はそんなにいなくて。
だから、周りの人はみんな新しい人ばっかりだったんで、新しく関係を作らなきゃいけないっていうところがありましたよね。
そこで結構めんどくさくというか。元々人見知りではあったと思うので、ちょっとめんどくさいなってなってしまったんですかね。
だいすけ:高校から大学に行くときも、だいぶ変化してると思うんですけど。その時はどうだったんですか?
やかん:そんときも、やっぱりなかなか難しかったですね。友達作るみたいなところが、結構。
知ってる人は周りに1人もいないので。
だいすけ:今、友達は?
やかん:普通に喋ったりはしますけど、ご飯食べに行ったりとか、どっか行ったりっていうのはあんまりないですかね。
あと、高校とか中学の友達と、まだつながりがあって。ときどきご飯食べに行ったりしてますかね。
だいすけ:どっちの方が楽しいですか?
やかん:中学校が一番ですかね。中学、高校あたり。
だいすけ:塾で教えてるのは、高校生ですか? 中学生ですか?
やかん:中学生が多くて。高校生もいるって感じですかね。
基本的には、普段の勉強を教えてます。テスト対策っていうか。
受験もそんな偏差値高いところに行く人は多くないので。普通にみんな行けるような地元の大学って感じなんで。大体普通の授業ですかね。
だいすけ:塾の経験の中で、印象に残っていることは何ですか?
やかん:いつもそうだったわけじゃないですけど、まあ1人2人ぐらい、自分の授業、話聞いて。結構、理科と数学に興味持ってくれた人がいて。そのときは、ちょっとうれしいなって思いましたね。
だいすけ:なんか、初めてプラスのお話になりましたね。
やかん:(笑)そうですね。それは結構、思い出には残ってますね。
だいすけ:コースというか、先生をしてみるっていうのも、もしかしたらいるかもしれないですか?
やかん:そうですね。結構教えること自体が好きなんで、周りの友達から「勉強、教えて」って言われて、教えてあげるとかも結構、自分の中では好きだったんで。そういう仕事にできたらいいなっていう気持ちはね、ちょっとあったんですけど。
やっぱり実際に塾でやってみると、教えるのって難しいなと思ったんで。
だいすけ:勉強が苦手な子に教えるから、より難しい。
やかん:それはありますね。まず、勉強の中身より、やる気を出してもらわないといけないとかありますからね。
だいすけ:何か工夫してるところがあるんですか?
やかん:あんまり工夫とかしてこなかったんで、ちょっと申し訳ないなとは思ってましたね、生徒さんに。
だいすけ:理系の中でも何を専門としてるとか、得意なものはあったりするんですか?
やかん:高校のときは生物が得意だったと思うんですけど。でも生物の中で本当に虫が苦手で。教科書にやっぱりちょくちょく出てくるんですけど、虫が。それがめっちゃ苦手で。
大学で、もし生物のとこに進学したら、めっちゃ実験で虫を扱うんじゃないかって思って避けたんですけど。だから、今はあんまり生物を覚えてなくて。
得意なのは、化学なんですかね、専攻してますし、一応。
だいすけ:虫は、どのくらい苦手なんですか? 見るのも?
やかん:もう本当に見れないですね。
だいすけ:触るのも?
やかん:触るのは、もう本当に絶対無理って感じですね。
だいすけ:自宅で虫が出たとき、どうされるんですか?
やかん:それが、本当にどうしたらいいんだろうって思ってるんですけど。今のところ、そんなに自分の部屋にはゴキブリとか出たことないんですけど。出たらどうしたらいいんだろうっていう感じで、ずっと心配ですね。
だいすけ:今、一人暮らしされてて?
やかん:実家なんで、誰かいたら頼めるんですけど。もしいないときに出てしまったら、ちょっと困りますよね。
だいすけ:ごきょうだいは?
やかん:妹がいます。2つ下なんで、大学4年生です。
だいすけ:ちょうど、ダブルで就活の時期になった?
やかん:あんまりね、話さなくて。だから、就活するのか、進学するのかも知らないですよね。
だいすけ:家族の中で、会話は少ないんですか?
やかん:少ないですね。特に、僕の父は小学校のときからずっと喧嘩ばっかりしてたんで。
妹とも、そこに巻きこんでしまったりとかあったんで。妹と父は、そこそこ喋ってるのかなと思いますけど。僕は、あんまり喋らないですね。
だいすけ:お母さんは?
やかん:母は、小学校のときに亡くなってしまいまして。
だいすけ:お父さん1人で?
やかん:そうですね。
だいすけ:どんなことで喧嘩されるんですか?
やかん:すごいしょうもないことなんですけど。例えば、それこそ、さっきのチャレンジとかをずっと溜めてたみたいなところとか。
あとは家事を「やって」って言われてたことを、できてなかったりとか。他も、基本的にはそういうしようもないことですね。
だいすけ:今も、家事は協力されている?
やかん:もう、途中から全然やらなくなってしまって。喧嘩したくないので、向こうからも全然言ってこないですけど。だから、もう全くしてないですね。
だいすけ:就活に際して家を出るとか、一人暮らしするとかっていうのは、どうですか?
やかん:どっちでもいいなっていう感じなんですけど。できればたぶん、離れた方がいいんだろうなと思いますよね。
だいすけ:親に対して、こうしてほしいなって思うことはある?
やかん:最近は、もうあんまりないですかね。昔はね、何事でも全部、嫌やなって思ってましたけど。最近は、もうあんまりないですかね。
だいすけ:大学院への進学は、ご自身で決められたんですか?
やかん:そうですね。父からしたら、就職すると思ってたみたいなんですけど。でも、僕はやっぱり、周りがみんな進学っていうことだったのもあるし。
理系で、4年生から就活って、結構しんどいんですよね。先生も、あんまり協力的ではないので。それで、進学するって勝手に決めて。後で、もう決めてから言ったって感じですね。
だいすけ:お金は、親御さんが出してくださった?
やかん:そうですね。大学は普通に出してくれてて、大学院は一応出してもらってるんですけど、奨学金も借りてて。
あとでどうするかっていう感じですね。これから話し合って、就職して給料もらうようになってから、奨学金の返済、話し合ってどうするか考えようっていう感じになってますね。
だいすけ:10年後って、自分はどう思われたいとか、どうなりたいとかイメージってあったりしますか?
やかん:結婚とかそういうのは、あんまり考えてないんですけど。出世とかそういうところで言うと、やっぱり自分はちょっと難しいんじゃないかなっていう気持ちもあって。
日本は、年齢で上になっていく部分が多いと思うんですけど。そうすると、周りの人は結構10年後って、それなりになってるのかなって思って。
自分だけあんまり仕事ができなくて、そのままだったら嫌だなっていう気持ちはありますよね。
だいすけ:これからも就職活動があると思うんですけれど。もしも、自分の中でこれっていう好きなものがあったら、人生変わっていたと思います?
やかん:何か頑張れるもの、頑張りたいなって思うものがあったら、違ったのかもしれないなと思いますね。
頑張れないんですよね、なんでも。あまりしんどくない段階まで、初心者ってやればやるほど上達すると思うんで、その間は結構いろんなことできたりするんですけど。ちょっとしんどいなって思い始めると、すぐに何でもやめてしまうので、頑張れないなって感じですね。
だいすけ:サッカーとか、塾の先生とか、続けてるなって思うんですけど。
サッカーはしんどいから辞めたんでしたっけ?
やかん:最終的には先生と合わなくてやめましたけど。ずっと足引っ張ってて辛いなって思ってたんで、それは結構大きかったですね。
塾も、最終的に辞めたときって、タイミングとしては最近なんで。就活とか、修士論文書かないといけないんで、これから。そのために、忙しいからやめたっていうことなんですけど。でも、やっぱりずっと、どんどん自分、高校から離れていくと、中高の勉強どんどん忘れていってますし。
教える中で「ちょっと工夫したいな」とかっていう気持ちもなくて、申し訳なさみたいなことをずっと抱えてたので。そういうとこで、ちょっとやめたいなと思ってた部分はありますね。お金が必要だから、やってたみたいなとこありますね。
だいすけ:教えるのも大変な仕事だと思いますし、勉強できない僕からしたら、人に教えるっていうこと自体が、すごく憧れる。
やかん:確かに、それはそうかもしれないですね。
だいすけ:ゲームしてるときも、今は惰性でしてる感じですか?
やかん:結構、惰性な感じですね。お金があったらやりたいなって思うこと、ゲーム以外でも結構あるんですけど。でもお金がね、やっぱり何やるにも結構必要なので、難しいですね。
だいすけ:お金を稼ぐために、またアルバイトで働いてみようという気持ちはなく?
やかん:とりあえずゲームして時間潰せてるので、わざわざ新しく働くっていうのと天秤にかけると。あんまり楽しくはないですけど、今のままでいいのかなって思っちゃってますね。
だいすけ:最後に、言い残したことはありますか?
やかん:大体しゃべったかなって感じですかね。
だいすけ:ゲーム以外に楽しいこととかか、他にないんですかね?
やかん:旅行とかしたいなって思ってるんですけど。いろんなとこ行ってみたいなって、日本でもいいですし。海外旅行は、ちょっと1人で行くのは不安はあるんですけど。誰か一緒に行く人いたら行ってみたいなっていう気持ちはあるんですけど。
どっちにしても、そこそこにお金と時間がかかるので、そこが。何かでクリアできれば行きたいなって思ってますね。
だいすけ:そういう変化には強いんですね?
やかん:どうなんでしょう。(笑)
だいすけ:海外とか行ったら、全部変わっちゃいそうですけどね。
やかん:海外は、不安はありますね。だから、もう行ったことあるとか、もう任せれるぐらいの人と一緒に行きたいなって思ってるんですけど。
お金と時間。時間は今はある。でも、土日ぐらいですもんね、行けても。遠くまで行くには、微妙な感じですよね。あとは、やっぱりお金がね、あんまりないので。
まあでも、しばらく貯めてたら、ちょっとはどっか行けるぐらいになるかもしれないので。1年のうちに、どっかのタイミングで行きたいなと思ってます。
だいすけ:家では、お金のことって厳しかったんですか?
やかん:あんまりわかんないんですけど。こっち側、子ども側の気持ちというか、視点ですけど。それで見ると、あんまりいろんなもの買ってもらえなかったと思ってましたね。
だいすけ:使い方とか、工夫されてたんですか?
やかん:小遣いは、自分で何でもっていうか、好きなように使ってましたかね。
結構、失敗したときとかっていうのもあると思うんですけど。結構無駄に使っちゃったなみたいな、ゲームセンターとかで。
だいすけ:怒られたりとかはなかった?
やかん:自分で自分のもらったお小遣いを使う分は、結構自由でしたね。
だいすけ:ありがとうございました。
やかん:ありがとうございます。
あとがき
僕も大学時代はこうだったのかな。いや、まさにこうだったように思える。見えてないものに対して漠然とした不安を抱えて、見えてないからこそ勝手に恐怖を感じていた。恐怖が故にチャレンジするにも勇気が起こらなくて、何かを変えたいけど、何かを変えようという行動に出ていなかった。行動するには頭も手も足も動かさなきゃいけないけど、なかなかそこに至らない。生きているけど生きていないようにも思えた。ただただ惰性で何かしらしていたけれど、思い返せば思い返すほど内容もなかったな。けれど、生きていた、何かしらしていた。思い出せないけれど。結局、大人になってもそれは変わらなくって、大学生だから、大人だからなんて早々変わらないなと思う今日この頃です。
時代変わったなんていうけど、結局昔と比べても求められるものは同じで、自己アピールだったりコミュニケーション能力がきっとかなり必要とされているのが、就活なんだとは思う。
何かを我慢して苦しい辛いが続くよりも、無理するばかりではなくて何か楽しい嬉しいと思える日々を送るためには、何かしら行動していかないと変わらない。
どこかで自分の気持ちを素直に伝えられる環境にあるのであれば、モヤモヤした気持ちがスッキリ出来るのではないか、そのためにもその一歩を踏み出さなきゃな。
改めて、踏み出す勇気に対して考えさせられたインタビューでした。
感想はコメント欄にて、よろしくお願い致します。
インタビュー担当:だいすけ
編集協力:有島緋ナ
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