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川を見てマイナスなこともプラスなことも一旦なくしてほっとしてリセットする人

リビングに行きポットから直接マグカップにお茶を注いだ。イスに座ってお茶を飲む。
深夜二時。私はときどき、夜中にこうやって目が覚めてしまって、こうしてこうやってお茶を飲むことがある。なぜだろうか。ときどき、変な行動をとってやると、心のバランスがちょうどよくなる。ちょうど良くなるとは? 心にわだかまっていた、不安感、嫌悪感、疲労感などがなくなって、さりとて興奮するんでも楽しいんでも嬉しいんでもないような、読凪の平穏が訪れる。心の平和。
自然を眺めると、なぜか心がやすらぐ。なんでもない、どうでもない、物の動きをただじっと眺めるだけで、心が癒えるのはなぜなんでしょうかね?
知ってる? いやしりませんて。
わかりませんて。
まあ、もう、考えるのはやめたいよね。(圧倒的に正しい、私は)。
自然の流れだけではない。絵画の油絵の線の一本一本を追いかけり、お習字の墨をする時にだって、心の平穏は訪れるから。
それってけっこう大事考えたほうがいいと思ってますよ。無になる時間ね。誰からも忘れられる、自分からも忘れ去られるための、ほんとうの無名人になれる時間ね。
というわけでー、ということでー、無名人インタビュー第448回始めますよー!!!!!
【まえがき:qbc・栗林康弘(無名人インタビュー主催)】

今回ご参加いただいたのは 梨 さんです!

現在:おっとりしているねっていうのを何でもOKというか、何か意見がないというか、何を渡してもなんとなく返してくれる、クッション材みたいな、そういったふうなニュアンスで言われていたことにしっくりきてなかった

qbc:今何をしている人でしょうか?

梨:今は、時期的には大学を卒業して、就職は10月なのでそれをするまでの期間っていう感じなんですけど。その間に何か自分がやってみたかったことをいろいろ試している人っていう感じですかね。

qbc:具体的に何をしてるところですかね?

梨:ひとつ最近やっているのは、ふるさとワーホリっていう制度を使って北海道の方に行っていたんですけど。そこで同じ経験をした参加者の人と移住体験とか街にまつわる雑誌っていうんですかね、自主制作みたいな形でお互いのインタビュー記事とか、あとは街の情報とか、これからの参加者に向けたマガジンを作ろうというのをやっていますね。

qbc:形態は紙ですか?  Webですか?

梨:Webで一応考えてるんですけど、いろんな形で利用できたらなとは思ってます。

qbc:その他何かありますか?

梨:その他は、クラウドソーシングサイト上でお仕事を受けている形ですね。

qbc:どんなお仕事を?

梨:始めたばかりなので割と文字起こしとかを中心にもらっているんですけど、デザインとかに興味がすごくあるので、今後はそういった案件を受けられるように自分で頑張って勉強しつつ、そういった案件を受けつつっていう形でやっていこうかなと思ってます。

qbc:デザインはツールは何を?

梨:Illustratorとかですかね、今考えているのは。元々Webデザインをかじってはいたんですけど、何かいろいろ試してみて自分が向いているというかやっていて楽しいものを選んでいけたらなと思ってるので、何かいろんなものに手を出している感じですかね。

qbc:何かその他に予定あります? やってることとか。

梨:やりたいことはあるんですけど。

qbc:やりたいことリストでいくとどんな感じ?

梨:考えていたのは、やっぱり就職してしまうとなかなか長期間休みを取ったりっていうことが難しくなるのかなと思ったので。1ヶ月ぐらい祖母の家に、今祖母が一人暮らしをしているので、そこに1ヶ月ぐらい遊びに行って、いつも正月とか会って2日3日ぐらいな感じなので、何かそういった期間を取れたらなと思っていますね。

qbc:なるほど。その他は?

梨:その他、これは考えているっていう夢物語かもしれないんですけど、地域おこし協力隊に興味を持っていて。ただ制度の任期が3年っていうことで、10月から働き始める関係もあって、っていうときにインターンの形式で3ヶ月ぐらい地域おこし協力隊を経験できるみたいな制度があるっていうのをこの間なんですけど知って。それにも興味がありますね。

qbc:なるほど。ありがとうございます。趣味はいかがですか?

梨:趣味は、YouTubeを見るのは昔からすごく好きですね。暇があるといつも見たりとかしてますね。

qbc:どんなYouTube?

梨:東海オンエアがずっと高校生ぐらいから好きで。なので、過去の動画とかを流し見しながら何か作業をしたりしてますね。

qbc:高校生ぐらいの頃っていうと、東海オンエアはどんな時期ですかね?

梨:3年目ぐらいですかね。何かまだ過激的な動画も結構、過激というか彼らも若かった時期なので、すごく挑戦的な動画とかもいろいろあった時期にハマりましたね。

qbc:その他ご趣味は?

梨:趣味は、でも本を読むのは結構好きですね。

qbc:どんな本が?

梨:あんまり小説は読まなくて。最近は文化人類学を読んだりしてますね。面白くて。

qbc:文化人類学の本ってどんな本ですか?

梨:研究者の方がアフリカとかいろんなところに行かれてそこで暮らしている民族の方の暮らしを描いたというか、まとめた本とか。
あと最近読んだのは、その中でも子供に焦点を当てた、子供がその民族の中でどう暮らしてるかみたいな本を読んだりしてました。

qbc:どういうところが面白いんですかね?

梨:当たり前なんですけど、全然日本のライフスタイルと違うというか。普段自分たちが当たり前だって思ってるものが意外とそうじゃないんだとか、こういう形もあるんだっていうのを知れるのもありますし。それで振り返ったときに自分の生活とか思っている考えってどうなんだろうっていうふうに振り返れるのもすごく面白いところだと思います。

qbc:これはどんな面白さですか? 心躍るとか、穏やかになるとか何かそういういろんなものがあると思うんですけど、面白さに。東海オンエアとは違いますよね、面白さが。

梨:どうなんですかね。東海オンエアと似た部分としては、やっぱり動画内でも何かの企画をしてそれをYouTubeで発信しているわけじゃないですか。自分が疑問に思わなかったところというかスルーしていたところを掘り返してもらって、そういう見方もあるんだっていうところが、何か文化人類学と似ているんですかね。何かそこに面白さをすごく感じる。そういうのは共通してると思います。

qbc:ありがとうございます。性格は周りの人から何て言われますか?

梨:一番言われるのは、何かおっとりしているっていうのをよく言われますね。初対面だと特に。

qbc:他に何か言われます?

梨:少し親しくなった人とかには、意外とドライだねみたいなことをこの間言われました。

qbc:どういうときに言われたんですか? 何がドライだったとか。

梨:多分人付き合いか何かの相談を受けていて、「どう思う?」って聞かれたときに割とあっさりした意見を言っちゃったんだと思います、その子に対して。それで返されたのがそうですね、ドライって。あんまりべったりしないんだねみたいなことを言われた気がします。

qbc:自分自身でどう評価します? それは。

梨:当たってると思いますね。何か、そうなんですよね。初対面で割と柔らかい優しい感じに見られがちなんですけど、実際はそうじゃないなっていうふうに自分ではすごく思うので。距離が近づくにつれ、素が出てるのかなっていう印象はあります。

qbc:自分自身ではドライと思ってる部分があり、その他何か思うことあります? 自分の性格について。

梨:飽き性ですかね。

qbc:どんなところが?

梨:昔からそうなんですけど、何かブームが来ては去っていくみたいな流行り廃りが多分人よりすごく早くて。昔はそれがすごく嫌だったんですけど、最近はいろんなものに触れている機会は多いからまあ、これはこれなのかなみたいなふうに落ち着いてきてはいますね。

qbc:今まで最速で短かった物って何かあります? ブームは。

梨:一番印象に残ってるのは、小学校の調理実習で初めて卵茹でたんですよね。それで、ゆで卵にハマって毎食食べてたんですよね。1日3回茹でて、っていうのが5日続いて終わりました。
なんで、それぐらいのスパンで、試してみるみたいなところに多分一番楽しさのピークっていうのが来るから、その分満足するのも早いみたいなそういう性格かもしれないです。

qbc:おっとりじゃないってどういうことなんですかね。おっとりじゃないってことは、どんな感じなんですか?

梨:おっとりしていないっていうよりは、おっとりしているねって言われるのが嫌なのかもしれないです。

qbc:おっとりしているのが嫌だと。

梨:嫌だというか、多分昔はおっとりしているねっていうのを何でもOKというか、意見がないというか、何を渡してもなんとなく返してくれる、クッション材みたいな、そういったふうなニュアンスで言われていたことにしっくりきてなかったんだと思います。
割とそうなんですよね、末っ子っていうのもあって自分ではすごくわがままだと思ってたので。思ってたのに、何か人からはそう見えるっていうことは自分が素を出せていないのかなみたいなところで、多分それがすごく嫌だったんだと思いますね。

qbc:好きな食べ物は何ですかね?

梨:チーズケーキですね。

qbc:種類、結構あるじゃないですか。

梨:そうですよね。

qbc:何が好きです?

梨:レアチーズが一番好きですかね。全部好きなんですけど。

qbc:なるほど。
性格のところで、身近な人からはなんて言われます? 意外とドライだねって友達から言われたっておっしゃってましたけど、その他、家族恋人、距離が本当に一番近い人たちからは。

梨:でも似てはいるんですけど、良くも悪くも芯があるねみたいなのを言われますね。要するに頑固だねってことだと思うんですけど。あんまり人に相談もしないし、多分自分から何やってるっていうこともあんまり言わなかったりとか、割と自分で決めるところがあるからなんですかね。
良く捉えれば自分の意見があるのかもしれないですけど、自分では頑固だなと思います。周りからも。

qbc:性格で困ったなってことあります?

梨:でもやっぱり学生の頃は飽き性なのは困ってました。困ってましたというか、続ければいいだけなんですけど、でも段々何か興味が薄れて違うものに関心が移る自分があんまり好きじゃなかったですね。すごく困りました。何かあんまり何も長続きしないのが嫌だなみたいなふうに思ってましたね。

過去:何かある意味では求められているものに応える方が楽だったんですかね。

qbc:過去についてまた聞いてくんですけども、子供の頃、物心つくつかないぐらいの頃ってどんな子供でした?

梨:あんまり正直記憶がそこまでないんですけど、親から言われていたのはすごくわがままだった、っていうのを聞いたことあります。でも自分ではそうでもなかった気もするんですけど。

qbc:何人兄弟?

梨:3人兄弟で上に兄2人ですね。

qbc:関係はどうですか?

梨:兄2人の年齢が離れていたので、自然と女の子1人だったっていうこともあって意見が通りやすい環境だったんだと思います。5本入りのアイスとかも自然と3本食べてるみたいな。そんな感じでした。

qbc:何歳離れてるんですか?

梨:5歳と8歳ですね。離れてます。

qbc:じゃあ結構離れてますね。

梨:そうですね、割ともうちっちゃいころだと、特に差が大きかった気がします。もう小学生とか中学生だったので。

qbc:子供の頃やってた好きな遊びって何でした?

梨:1人でどこか行ったり何かしたりする方が好きだった記憶はあって。何か友達にお人形遊びしようよとかプリンセスごっこしようよとか言われて、誰がティアラをかぶるかみたいなのを友達が喧嘩してたんですけど、そこにいたのに全然興味があんまなかったですね。何でもいいかなって思ってて。だから1人で何か絵描いたり散歩したりフラフラしている方が好きだった気がします。

qbc:生まれたところはどんなところですか?

梨:生まれたのは東京なんですけど、東京の記憶が、3歳までいたんですけどほとんどなくて。幼稚園の記憶もでもあんまりないので。多分そうだったかな、みたいな感じですね。

qbc:主に育ったところってどんなところだった?

梨:育ったのは、3歳から福島に引っ越して10歳までいたので、福島なんですかね。

qbc:どんなところ?

梨:福島ですか?

qbc:そうですね。福島というか10歳までいた場所。自分の中でどんな場所でした?

梨:何か安全地帯というか。3歳で転入した幼稚園から小学校はもう繰り上がりというか。多分小学校と連携した幼稚園になってたんですかね。だったので、クラスメイトも、その頃から規模が小さい小学校だったっていうのもあってずっと同じだったので、周りは仲のいい子しかいなくて。先生もそんなに変わることがなかったので、そこではすごく自由勝手に過ごしてた気がします。

qbc:なるほど。小中高ってどんな過ごされ方をしたんでしょう?

梨:小学校は前半がその福島で育って、小5のタイミングで宮城に引っ越したんですね。宮城は小学校は何かあんまりいい思い出が正直なくって。前いた学校が私立だったんですけど、急に公立に入ることになって。何かそのテンションの差とか、言葉遣いとか、カーストみたいなのとか、そういうのについていけなくて割と1人でいることが多かった気がします。本好きなのもそれぐらいのときからですかね。
中学校はそのまま地区の中学校に入ったんですけど。そこでは部活で吹奏楽をやってて、何かまとめ役みたいなのを、向いてないなと思いつつ頑張ってやってたみたいなのが多分一番印象に残ってますね。

qbc:部長だったってことですか?

梨:部長じゃないんですけど、何か顧問の代わりに合奏を仕切る役職みたいなものに就いてました。それまで小学校5、6年生は1人でいてあんまり喋っているタイプじゃなかったのに、急に任されて、毎日胃が痛くなってた記憶があります。

qbc:中学生で?

梨:そうですね。何かもうこもってました。部活が近づいてくる昼休みとかになると。

qbc:小学校、福島のときは結構人と遊んだりしたみたいなイメージ?

梨:そうですね。クラスの委員長って言うんですかね、まとめ役に就いたりとか。あとは係とかに就くと思うんですけど、そういうのでも割と立候補して自分からいろいろやったりとかしてましたし。友達も、当然ではあるんですけど、幼稚園からの繰り上がりなので、すごく多い方でしたね。

qbc:じゃあ1人で何かする方が好きっていうのは福島から引っ越してからっていうような感じ? 元々?

梨:引っ越してくる前かもしれないです。

qbc:前から1人で何かするのは好きだった?

梨:何かするのは好きで、引っ越してきて多分友達と遊ぶのも好きになったんだと思います。

qbc:高校は?

梨:高校は一応地元の進学校みたいなところに高校受験を頑張って行って。でもすごく何か個性的な人が多くて、何か面白いなと思いながら過ごしてた気がします。
校風もすごく自由な感じで髪とかも染めてOKだったので、行事ごとのシーズンが近づくとクラスの男子の髪がカラフルになってたりとかして。そういう自由奔放な人が多かったので、見ててすごく楽しかったですね、高校時代は。

qbc:自分はその中でどんな存在だった?

梨:その頃からおっとりしてるねっていうイメージがついてたんですよね。自慢じゃないんですけど、割とかわいいねって言ってもらえる方で。それで男子からすごくイメージを持たれてしまって。何かそういう、あんまりはしゃがないというか、雑な言葉は言わないというか。だからそれを守るのに必死だった気がします。

qbc:思われてる通りのイメージにしようみたいな意識が働いた?

梨:そうだったんですよね、高校のとき。何か、今思うとなんでなんだろうって思うんですけど。ある意味では求められているものに応える方が楽だったんですかね。
やっぱり小学校のとき転校してきたときに、自分の出し方がわからなくて失敗した経験があったので。多分そこから素を出すっていうよりは人からこう見られているっていうものに合わせる方が楽だし、自分もそこまで無理してないって思ってやってたんだと思います。

qbc:これは、今振り返るとどうだったんですか?

梨:今振り返ると無理しかしてなかったですよね。

qbc:どんな無理をしたんですか?

梨:全てに気をつけてました、笑い方とか。本当に意味不明なんですけど。歩き方とか話し方とか見た目もそうですね。何か服装とか、何か発言を求められたときに出す言葉とか。だから東海オンエア好きなことも本当に身近な子しか言ってなかったですよ。真逆じゃないですか? 真逆って言ったらあれですけど。

qbc:どうやってそこから脱出できたんですか?

梨:どこからですか?

qbc:周りの期待に応えようっていうのから。

梨:それは高校出るまでは多分それで行ってしまって、大学に入ってからですかね。コロナ禍に入って。コロナに入ってあんまり同級生とそもそも話す機会がなくなったんですよね。部活とかには入ってはいたんですけど。人から持たれるイメージを敏感にキャッチする場がなくなったので、必然と気にしなくなったんだと思いますね。

qbc:なるほどね。面白いですね。

梨:そうですね。偶然かもしれないです。

qbc:大学時代自体は、今もそうですけど、どうですか?どうだったんですか?

梨:なので、その高校でついたイメージというか、自分の行動様式を変えようみたいなのにすごく必死だったと思いますね。何か、できるだけいろんなところに関わりを持とうっていうふうに、してはいたんですけど、大学でも1年生の頃は、対面だったので。
なので、大学でもクラスみたいなのが学部によってあったんですけど、そこでも高校から同じ子も結構いたので、割と初期の頃からそういう扱い、そういう感じで多分高校の子には接しられてたので。そこからどう抜けようかみたいなのをすごく考えてましたね、1年生のころは。全然学業と関係ないんですけど。コミュニケーションが何か自分のやっぱ人生の中での課題だなって思ってたので。どうにかしようって思ってた1年生でしたね。

qbc:なるほどね。どう変わってくるんですか? それは。どうにかなったんですか? 解決した?

梨:解決はしましたね。

qbc:どういう解決策?

梨:でもやっぱり、コロナ禍で人と離れたのが大きかった気がします。何か自分、人と離れてあんまりこういう人だよねって言われなくなったからあんまり気にしなくなったというか。逆に自分からこういう人です、こういうことやりたいんですっていうことを準備できる時間を持ってたというか、それは大きかったような気がします。

qbc:じゃあ結構コロナで逆に良かったところがあったんですかね? コロナというか人と会わなくてですね。

梨:それはすっごく良かったかもしれないです。自分にとっては何か元々1人で何かするのもすごく好きなので。課題を1人で黙々進めるっていうのも、何か多分当時は大学に行けなくてつらいみたいな子の方が大勢だったと思うんですけど、自分は割とマイペースにできてて。しかもそういった人からのイメージみたいなところから離れられる時間も持てて、っていう感じだったので。自分にとってはすごく良かったですね、今思えば。

qbc:コミュニケーションに悩まなくなったなみたいなのは、何か具体的にこのタイミングで思ったときがかあります?

梨:悩まなくなったのは、でも2年生くらいの頃からですかね。オンラインで高校生に対してイベントみたいなのを開催するところに入ったんですけど。そこで講師とか、あと高校生と対話をするメンターみたいな役割をしようって思えたときに。今までだったら多分話すお仕事をしようなんて絶対思わなかったんですけど、何かそこが一番の変化でしたね。それを、年末のギリギリ申し込んだんですよね。何かもうやるしかないみたいな勢いで。年をまたぐ前に何とかしようみたいな風に思えたときに、自分の中で人とコミュニケーション取ることが苦じゃなくなってきているという実感を持ちましたね。

未来:何かできるだけその誤解をなくしたいんですかね、地方に移住したいっていうのも。

qbc:未来について聞いていきますね。5年後10年後みたいな、ちょっとやや近いっていうから30年40年最終的に死ぬよっていうところまでイメージしていただき、その中で未来ってどういうふうにイメージされてますでしょうか?

梨:まだ具体的に思い浮かんでるわけじゃないんですけど、将来的には田舎というか地方に移住して、そこで何か住んでいる人にまつわる情報発信をしたりしつつゆっくり暮らしたいなっていう思いはあります。具体的では全然ないんですけど。

qbc:二つ、地方に移り住むっていうのと情報発信っていうのはあると思うんですけど、それぞれ個別じゃ駄目なんですかね。一緒じゃないと駄目みたいな案なんですか? それは。

梨:確かに。

qbc:地方が主だったりとか? それとも情報発信できるテーマは何でもいいのか?

梨:でも今思っているのは、やっぱりある地域に入り込んでそこで住んでる人とコミュニケーションを取ることで、何か見えてくる情報もあるのかなと思っていて。多分自分がそこに一番価値があると思っているんですね、多分。離れてお話を聞くとかもできると思うんですけど、多分それじゃスポットライトが当たらない人もいるとは思っていて。やっぱり面白そうだなって遠くからでも思える人って他の人も言えてるんじゃないかなと思ってて。
なので、何かそうじゃないって言ったらすごく失礼なんですけど、自分の目で見て、実際に見て面白いなって思ったことを伝えていける人になりたいっていうのはありますね。
何かやっぱりイメージと、何か実際その場にいて見えることって全然違うんだなっていうふうに思うことがあったので。やっぱり同じ暮らしをしてるっていうのはすごく重要な条件になってくると思います。

qbc:具体的なきっかけって何だった? その違うんだなって思ったことっていうのは。

梨:最近思ったのは、本で、文化人類学もそう思うんですけど、アイヌの資料を結構読んでいて、大学時代。割とそういったところの情報収集みたいなのを、その文化に興味があったので知っていたんですけど。
こないだひょんなきっかけでアイヌの方とお話できる機会があって、実際にいろいろ質問させてもらう機会があったんですけど。やっぱり本を読むことすごく好きなんですけど、実際に会って話し、すごく実感することがあって。
本も、多分調査とかされてやられてるんだと思うんですけど。何かその人が見たいものを見てそれをまとめてる感じが、すごくお話を聞いたときにしてしまって。直接聞くことの尊さっていうか、誤解なく伝わってくるってこういうことなんだなっていうのをすごく思ったので。できるだけその誤解をなくしたいんですかね、地方に移住したいっていうのも。それがやっぱ最近だと、すごく強く思いましたね。

qbc:何をしているときが一番好きなんですかね?

梨:一番好きなのはやっぱ情報収集してるときですかね。インターネットとかを見て。アイドルがすごく好きなんですけど。情報、やっぱ日々更新されるじゃないですか、いろんな事を。それを集めるのもすごく好きですし。それこそYouTubeとかで自分が全然知らないたまたまおすすめされた動画とかを見るのも好きですし。
あとは何か散歩とかしてるときもすごく好きです。何か、ここってこういう景色だっけ?とか。何か目に見えてるものを吸収するっていう意味では多分そういうのも好きですし。
寝ることも好きです。何かすごく夢を毎日見るんですけど、何かその内容は面白い、面白いっていうか、突拍子もない夢ばっか見るので。何か面白いなって思うので、結構寝るのも好きですね。幸せだなって思います。

qbc:アイドルは誰が好きなんですか?

梨:アイドルは、女性アイドルが全般的に好きなんですけど、その中でも乃木坂ですね。乃木坂は好きです。

qbc:散歩で好きな風景ってあります?

梨:散歩は、川が流れてる風景が好き。河原とかに座って、散歩じゃないか、散歩途中ですね、河原に座って川の流れとか、鴨の親子がゆらゆらしてるのを見るのが好きです。

qbc:夢はどんな夢見るんですか? 突拍子もないって。

梨:夢は結構毎回違うんですけど、昨日は終電を逃して帰れなくなって学校に不法侵入して寝泊まりするって夢を見ました。

qbc:学校って小中高大、どこですか?

梨:小学校ですね。でも全然知らない小学校に、「ここでいいじゃん」って思って入って、っていう。入って、ばれないように寝泊まりするっていう夢を見てました。結局ばれたんですけど。

qbc:乃木坂を見ているときの気持ちはどんな気持ちですか?

梨:乃木坂を見ているときは、やっぱかわいいが先に来るんですけど、日々努力している姿をこうやって見せてくれるのってすごくありがたいなって思ったりします。

qbc:川を眺めているときは?

梨:川を眺めてるときは、川の模様って言うんですかね、流れるとやっぱ水の流れでうねうねするじゃないですか。あれを見てますね。考えてるわけではないかもしれないです。

qbc:気持ちはどんな気持ちに?

梨:川を見てるときですよね。どちらかというと、気持ちをなくそうとしてるかもしれないです。何かゼロに戻すっていうか、マイナスなこともプラスなことも、どっちも本当に一旦なくしてほっとしてリセットするというか。そういったときに行くことが多いですね。

qbc:いつからそういうふうなリセットとかっていう概念が登場しましたか?

梨:中学校のときかもしれないです。

qbc:何かで知った?

梨:知ったわけじゃないですかね。

qbc:自分で発見した?

梨:自然とそうしてました。中学校のときは用水路を眺めてました。

qbc:もしもの未来の質問っていうのをしていまして。もしも、梨さんが暴走したとしたら、それはどんな暴走でその結果何をすると思います?

梨:暴走ですか?

qbc:自分のパワーというか行動力みたいなものがちょっと強くなりすぎて、何かをやってしまいまくるというか。でもね、それは行動力のパワーで、それで何をしてその結果どうなるだろうみたいな。

梨:そうですね……難しいですね、これ。
でも今浮かんだのは、今やってることとか持ってる人間関係を捨てて、誰も自分のことを知らない、自分も行ったことのない土地で暮らし始める、ですかね。何か、回答になってるかわかんないんですけど。

qbc:そこで何かしたいですか? 行った時点で何かしてるんですけど、何かさらにありますか?

梨:でも文章書いてるかもしれないです。

qbc:なぜ文章?

梨:あれですね、多分自分が昔から感情がこう揺れ動いたりしたときとかに日記に全部書くのが癖なので。多分その土地に行って、暴走しているとしたらその自分を抑えようとしてひたすら、何か今パソコンカタカタしているイメージが浮かんでます。

qbc:なるほど。最後に、読んでいる人へのメッセージでもいいし、自分に独り言みたいになってもいいんですけども、最後に言い残したことがあればお伺いしております。

梨:今の状態としては、自分の回答に疑問符を帯びているというか。それは何か悪い意味では全然なくって。何かあんまり記事になることを意識しないようにしようと思っていたんですけど、どうしても見られること前提で答えていないかっていうのがまず一つの疑問符ですし。さっき出てきた回答はどういう意味だったんだろうとか。
さっき暴走のイメージがあんまり出てこなかったんですけど、それって何でなんだろうとか。自分にすごく矢印が向いている状態で自分はそれが結構好きっていうか、割ともやもやするのが趣味みたいなところもあるので。何か今良い状態になったのかしら、みたいな感覚は、一番の感想としてはあります。

あとは話しながらずっと思ってたんですけど、自分の話は記事になるのかみたいなところをやっぱどうしても考えてしまってる自分がいて。何か他人からどう見られるかみたいなところを気にしてないっていう話はしてたんですけど、まあまあまだ自分の基準の内にあるのかなっていうのをすごく感じましたね。
読まれるかどうかって別に、読まれたら嬉しいですけどそこまで気にする必要はないので。やっぱわかっているもののどこかで気にしている自分がまだあるんだなっていうのが、高校生のときとかの人から向けられるイメージと自分の意志みたいなところ、すごく共通しているなっていうのを感じたインタビューでしたね。

qbc:ありがとうございます。

あとがき

子供が発熱したりすると、一日家で休ませないといけなくなってしまい、そんな時は、一日中ゲームしてりなんかする。でもそういう一日も、一日無になって、案外と良いものだ。
そう思うでしょう?
いろいろと20代というのは悩むものですねえ。

【インタビュー・編集・あとがき:qbc】

【文字起こし:釘】

【編集:mii】

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