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【無名人028】更新頻度は1週間リミット それ以上空いたら人生さようなら
今回ご参加いただいたのはsmokeさんです!
▷イントロ
noteにはゆううつの色彩がある。これは本当でしょう? 隠しようがない。人間のいるところにはどこでも、不安があるもの。不安はどこからくるの? それは死ですよ。死から不安がくるんです。死という最終変化を恐れて、あらゆる変化に人間は不安をいだくんです。不安の親玉は死です。そして死の片鱗である変化を、ほんの小さな変化でさえ、人間は怖がってるんです。お味噌汁のダシが変わったことにも、今時の子どもたちの一人称が変わったくらいでも。
あらゆる。自分の中に不安や恐怖や、かかえきれないものがある。かかえきれないので、それを言葉にしていく。すると、人間はそれをどうも他人に見て欲しくなるらしい。それを見て、見習って、そうならないでいて欲しい、自分のようにならないでいてほしいと思う。そういう物語を描く。
smokeさん。smokeさん。煙。どんな煙か? そうですね。「とらえどころのない煙」でした。そして、声はイケメンでした。そもそも手ごたえのある煙なんてあるんだろうか。
お香で煙焚いて読んでください!
1、生き様を残したい
qbc:もしもしこんにちは。qbcと申します、お願いします。ご参加頂いてありがとうございます。
smoke:こちらこそ、よろしくお願いします。はい。何か…呼ばれた気がしたので(笑)
qbc:こちらこそ。どんなインタビューにしましょうか?
smoke:特に…じゃあ、ノープランでこちらに来てみたんですけど。
qbc:はいはい。
smoke:改めてこのインタビューをちょっとしてみたいなと思ったのがですね、何かqbcさんに…ご縁があるような気がしてですね。
qbc:はい。
smoke:何で時々僕の記事にスキをしてくれるんだろうって。たくさんフォロワーがいるのになんでだ?とか。
こう勝手に考えて…と、ページ見させていただいたら「無名人インタビュー」とあり、ひょっとしてこのことなのかなあと思いながら。
qbc:ありがとうございます。
smoke:いやいや僕なんか何も語ることがないと思ってですね、まぁスルーしてたんですけども、はい。
その上で、何か他のインタビューを面白くてずっと見てたんですが、あれ、じゃあ、たぶん僕行ったら面白くなりそうだな、と思ったので。
qbc:なるほど。
smoke:何も仕事とかもそういった話もなく、ただ私の生き様というかですね、うん。まあ残せればなと思いまして、インタビューを。
qbc:なるほど。
2、note内経済循環
smoke:まあ何か自分で発信しようと、特にこう思ったわけではないんですが、ただ単純に自分の生まれてきてからの記憶をですね、淡々と、おおよそ3歳の時から、それを小説風に書いてみようと思っていたのですが、そのうち「何年経っても終わんないな」と思いまして。
qbc:早いね。
smoke:で、noteを別な使い方をしてみようと思いまして。今度、自分のために残すnoteじゃなく、誰かのために何かできるんじゃないかと思いまして。
それがあの、ちょっと僕生き方がですね…何て言うのかな。割とこう、ドロップアウトって言うんですかね。家族で夜逃げをしたりですね、家族で夜逃げを経験したりちょっとそこからダークなアンダーグラウンドな世界にもちょっと足を突っ込みまして。ここから這い上がるために、一人の高卒の何も持たない者がなんとかやってきたものを若い人…もう僕アラフォーなので。
noteというのはだいたい(ユーザーが)2、30代というの聞いたので、何かシェア…与えることができれば、僕はnoteに書き続ける意味があるんじゃないかなと思いまして。
qbc:はいはい。
smoke:まぁ、始めてるというか、今も書き続けてるっていうのが動機ですね。
qbc:ちなみに今まではインターネットに文章書くとかっていうのなかったんですか。
smoke:それは全くやってなかったんですよ。
qbc:へぇー。
smoke:あのアメーバブログとかmixiとか、まぁ色々僕も見てきたんですが。
qbc:私1978年生まれなんですよ。
smoke:はい、1978年。
qbc:うん、アラフォー。42になるんですけど。だいたい(smokeさんと)世代は一緒だから、結構二十歳前後の頃に、インターネット入っていたと思うんですよね。だから、あんま触れなかったって感じですかね。
smoke:いや、ちょろっとは見てはいたんですけども。
qbc:見てはいたんだけどっていうことね、なるほどねー。
smoke:何かこう、装飾というかですね、なんかギラギラし過ぎてて、ギャルっぽいなーとか、アホっぽいなーとか、うわぁこれは僕手が出せないと思って、ずっと何もしてこなかったんですよね。
qbc:うーん、なるほど。
smoke:noteはすごくシンプルで、モノトーンでいいなぁと思ってですね、手を出しました。
qbc:noteをやる目的の中で、自分の今までの反省みたいなことですかね。
若い世代、メインが20代、30代っていう所に自分が今までやってきたことですとか、そういったものを伝えたいってことですよね。
smoke:そうですね。
qbc:伝えた後どうなってるというイメージだったんですか?
smoke:改めて、自分で生き方を決めて欲しいと。
qbc:なるほどねー。
smoke:ちょっと僕は政治活動は全然してないんですけど。若い活動家でたかまつななというお笑いジャーナリストがいるんですけども。
smoke:それがですね、noteをやってまして。
qbc:あー、はいはいはいはいはい。
smoke:なんか投げ銭があるとか(笑)投げ銭でとか、有料記事で何か収益化していくというのも、ちょっとこれはビジネスとして面白いなぁと思ってですねぇ、見たんですが。
まぁ今有料記事も売れてですね、ばらまいています(笑)
qbc:どれぐらい貰えてるんですか?
smoke:まぁあのー、3人ぐらいに1万円の有料記事を。
qbc:3万…
smoke:買っていただいてます(笑)ちょっとエッチなやつなんですけどね(笑)エッチな記事を1本だけ書いて、それを頂いたと。例えば3万円を頂いたら、500円で割ったら60人。
qbc:はい。
smoke:僕はニュースが好きなので、そういう時事系の優秀なクリエーターさんにサポートでばらまいて、少しでも足しになればと思ってですね、やっております。
qbc:落としていると?
smoke:そうですね! 本当、note内で経済圏を回していければという感じですかね。
3、夜逃げ
qbc:具体的に「書こう」と思った部分で、どういうところが大きかったか、聞かせていただいてもいいですか?
smoke:うーん…実は、うちの父がですね、元・暴力団って言うか、今はもう全然、抜けてるんですけど。僕が子供の時は、もう現役の暴力団員で。
そこからちょっと見る目が変わってしまったというかですね。表と裏とか。
あと、商売の厳しさとかですね。そこから父は暴力団を抜けて、自分で事業を起こして、順調に小売店舗…卸と小売を広げていくんですが。
qbc:カタギになったと。
smoke:そこでバブル崩壊の煽りを受けてですね、バブルを何とか乗り切ったと思ったらですね、不渡りとか夜逃げとか、そういうのになり。
qbc:何歳ぐらいで?
smoke:そうですね…それがちょうど高校卒業して、18ぐらい。
qbc:成人前にね。
smoke:そうなんですよ(笑)弁護士目指してたんですけど、「えー!?」って思ったんですが。
そこから夜逃げをしながら、どんどん賢くなっていったんですね。暇なので夜逃げ中は。
qbc:あー、そういう状況になるんですか。
smoke:夜逃げで点々とウィークリーマンションをまわるんですが。暇なので、近所の図書館とかそういったとこで、ひたすら経済学とか経営学とか、あぁいうので。
その当時、例えばプレジデントとか、いろんな雑誌とかを見て、どんどんどんどん吸収して、賢くなってたって感じですかね。
qbc:夜逃げして落ち着いたのどれぐらいだったんですかね?
smoke:私が完全に両親の手から離れたのは二十歳ですね。
qbc:ご両親は安定されたんですか?
smoke:今は安定してますが、その当時は安定してなくて、一人でなんとかしなさいという…切り捨てられた感じです(笑)
qbc:まぁ、年齢もあるかもしれないですけどね。
4、鳶職からホワイトカラーへ
smoke:一番最初にやったのが鳶職だったんですよ。
qbc:それって東京の話?地方?
smoke:東京です。
qbc:住み込み?寮は貸してくれてたの?
smoke:いえ、住み込みじゃなったんですよ。寮もあったんですが、その時は儲かっていて、なんとかマンションを借りてたので。
鳶見習いで日給が12000円。お金無かったらその当時はなんか「土方」ってイメージがあったので、アルバイトよりも「土方やる~!!」って、辛い仕事をやりたいと思ったので。鳶職が一番辛いと聞いてましたから。やったら採用されてですね。
「辛い」って聞いてた鳶職が3ヶ月で辛くなくなっちゃったんですよね。
qbc:はいはいはい。
smoke:なんとなく分かってきちゃったんですよ。足場を作るグループだったんですが、あんなの長さ分かれば、棒何本必要なのか、何メーターの棒が必要なのかとか。やっぱりすぐ計算できちゃいますし。
qbc:はい。
smoke:何より一番悲しかったのが、その建設会社は50人ぐらい抱えてる会社なんですけど、一番は社長じゃなくて、叩き上げの職人の一番偉い人が、ベンツのCクラスを乗ってたんですね。
qbc:はい。
smoke:ちょっと僕の金銭感覚が狂ってたら申し訳ないんですが、長く勤めて鳶職をまとめている方が、ベンツのCクラスしか乗れないのかと思ったらですね、「この仕事長く続けても意味ないな」と思っちゃったんですよ。夢がないと。
qbc:なるほど。
smoke:そして鳶職人は、家来みたいな人が実はいるんですが、「手元」という、本当にその辺の仕事をお願いして。
ホームレスを一日日給1万円で雇ってですね、なんか家来みたいに色々使うんですけど。元経営者の人に「お兄ちゃんは頭使う仕事した方がいいよ」って言われたので、こう肉体労働じゃなくて。
qbc:うんうんうん。
smoke:「どうしてですか」って聞いたらですね、僕あの、事務所で日経新聞を読んでたんですね。「二十歳ぐらいの子が建設会社で日経新聞ばっか読んでる人なんて君ぐらいだから」って言って。
qbc:え?
smoke:「頭使う仕事しなさい」「なんですか、それ。僕に何ができるんですか」って言ったら「営業でもいいんじゃない」って。もう間に受けて、鳶職はじゃあ一年だけ行って、そこから不動産の営業に行ったんですよね。
qbc:はい。
smoke:その当時、beingとか色々なんかこう…
qbc:あー、そうですね!
smoke:そこに、分かりやす~いガッツポーズしたスーツを着た人が「月給100万円」とか。そういうのに飛びついて、不動産の方やったんですが。
ちょうどその時、不動産業界にもインターネットが普及しだしてですね。いい物件が、インターネット上で取引されるようになっちゃってですね。
qbc:BtoCのほうですよね?
smoke:BtoCです。売買。しかも港区とか渋谷区とか、東京でも城南地区、大田区、品川区と、かなり高価格帯の高価格帯を扱う不動産屋に勤めたんですが。
まあいい物件はインターネット取引されてくる。他の物件は、二十歳のお兄ちゃんに2億、3億の物件なんて案内されても絶対買いませんよね。そこに限界を感じてですね、年齢としての説得力のなさと、結局テレフォンアポイントと物件案内をして、最後の購入決めますかどうかというのがあり、30代、40代のベテラン社員がやっぱりやっていく仕事なんですね。
これはちょっと営業として、僕は全部やりたかったんですよ。ちゃんと自分で売るところも全部一人で持って来たかった。でも二十歳で買わないよなーっていう限界は感じまして。
「じゃあ今、不動産もインターネットで取引されてるんだから、ネット業界に飛び込もう」
と思って、その不動産会社も1年で退職して、不動産業界からITに来ました。
ITで当てちゃったんですよ、僕。ホームページをリースさせる会社に勤めてですね、22歳で入社して、25歳で営業部長まで来ました。そこで合計10年ぐらい勤めてたんですけども。
qbc:そんな長かったんですか。
smoke:はい。そこで結構当てて。でもM&Aされまして、結局のところ僕クビです。
qbc:買われた方だったのね。
smoke:買収されたほうですね。
qbc:クビにならなくても、居場所がなくなるっていうね。
smoke:中間管理職は特にそうですね。ホワイトカラー層はだいたい退職に追いやられますね。
qbc:今うちもこのリストラのあれやられてて怖いんだよね(笑)
smoke:でももうITはいいやと思ってですね(笑)
色々あり、今はちょっと違う方向で、営業じゃなくて、買ってくれたお客様を仲良くしようっていう仕事をちょっとりんごの方でやらせていただいてます。
qbc:でもこれ外資だし、環境としては非常に良いところではないでしょうかね。世界のトップ10くらいにいる企業だし。
今までの、激しい状況に比べたら居心地がいいのではないんでしょうか。
smoke:数字に追われるっていう部分では、全く。売上利益とかは開放されたんですが。そういった、殺伐としてたところでは、確かにないので。
qbc:カスタマーサポート自体は、辛い面もあると思うけど。
smoke:そうでもないですよ。たかが電話機が壊れた壊れてないとか、バグがどうのこうので怒鳴ってるお客様がいたとか。もう何も全然怖くもなんともないのでね。
qbc:営業経験のあるカスタマーサポートの人って、会社全体から見ると、ありがたい存在だと思うんですよね。基本的には利益ベースで考えられる。
サポートセンターというのは、コストをかけて、利益を生み出せないみたいなとこで嫌われている部門だけど。今の考え方って、そこからお客さんとのリベーションを強化して、リピートにつなげていこうとする考え方じゃないですか。
そういう人がいると非常に心強いんじゃないかなぁと思って。
smoke:割と人事評価も良くてですね。入社2ヶ月で、お客様アンケートでアドバイザーで全国一になりました。
qbc:すごいですね!
5、綺麗に保つためには手段を選ばない
qbc:何か色々、人間の闇みたいな部分を見過ぎてしまって、周りの人とずれちゃうのかと思うんですね。
「そんなこともわかんないのか」とか、そういうズレを感じやすい方なのかなっていう印象を受けました。
smoke:よく私が言われるのは「すごく汚いことするくせに、理想だけはすごく綺麗だ」って言われます(笑)
必ず目標を達成させるためにはあらゆる手段を使うんですが、その先に持っている理想は「誰よりも綺麗」だっていうのは、よく役員の人には言われるんですけども…その通りですね。
qbc:こうすればうまくいくのに、周りの人がなんでそれに気づかないのかな、なんて思うことはない?
smoke:気づかないというか、気づいても絶対やらないでしょうっていうようなこともしちゃうんです。
接待でソープランドとかも平気で使います。お金で動く人だったら、僕の貯金からも出して、ちょっと握らせますからね。
qbc:コンプライアンス違反だけどコンセンサスは取れてると(笑)
smoke:おっしゃるとおりです(笑)
qbc:でもさぁ、汚れた方にどっぷりなっちゃう人もいるじゃん。でもそれってやっぱり綺麗なほうでいたいけど自分の中にすごく汚い部分もいっぱいあるよと。
形として綺麗な方向に行きたいっていう理想はあるんだなーって。
smoke:理想は常に気高くありたいですね。ロマンってずっと持っていたいじゃないですか。僕はそこを大事に、強い芯を持ってやっていければ。
6、メンヘラ=現代の純文学
smoke:これでちょっとぬるま湯に浸かろうかなって思ってたら、病気になっちゃったんですよ。
qbc:はいはい。
smoke:今度はね、心の病。不眠症になっちゃいまして。不眠症は治らずに、いろんな体の不調が出ちゃいまして、今休んでます。
qbc:いつからです?
smoke:もう1年ぐらいですね。
qbc:落ち着いた職場に行ったわけじゃないですか。それでなんでこのタイミングで?
smoke:退屈なんですよね。
出る製品で1年に1回決まってて、1年に1回、OSメジャーアップデートがあって。
これでただお客様の言うこともだいたい同じだって言うのはわかってますから。あとは、接客を主に、アドバイザーにお客様の接客について指導をするんですが、まぁだいたい、オタクっぽい人が多くてですね。
何かこう…血の匂いを感じないと言うかですね、それで高ぶっちゃって。(酒を)飲んで押さえたりとかしてたのが…
qbc:なるほどねー。
smoke:そこで、この一年間いろいろ考えてたのが、なんでこんな風になってしまったんだろうってずっと考えてて。
哲学とか精神医学とか、そういったものに傾倒したりとかですね。また勉強を始めちゃって。
qbc:20代の時みたいに。
smoke:そうなんですよ。変に詳しくなっちゃってですね。
noteって、タブでライフスタイルってあるじゃないですか。「あれ押したらいろんな人の生き方とか見れるのかな」と思ったら、ライフスタイルが、一番人の心の闇がいっぱい書いてあるので、僕に刺さっちゃったんですよ。
qbc:え?
smoke:「メンヘラがいる」って。今まで毛嫌いしていたメンヘラの言葉が、純文学のように、綺麗に僕の胸に刺さったんですね。
ってことは僕も「メンヘラ」だと思いながら、開き直って、noteに「僕、実はメンヘラです」とやったらですね、急にフォロワー数が増えました(笑)
qbc:多いんですね、やっぱり、メンヘラだっていう共感がね。
smoke:結構人間模様の縮図が書かれてるので、興味深いですね。
心の闇をどうやって解決させましょうっていう人と、病んでる人と、闇を闇から救う人がいっぱい集まって、カオスになってるんですけど。
qbc:個人的なことを言うとね、感覚的には「健康」っていう概念がすごい狭くて、「死にたい」って思うことは不健康みたいに思われてる世の中って、ちょっとおかしいって。
「死にたい」って思うことは普通のことだと思うのね。「死にたい」と思うこと自体がNGみたいに言ったら、もう誰も健康じゃなくなっちゃうってことだよね。
smoke:例えば、芥川龍之介だって、あの時代で言ったらメンヘラですよね。
なので、ライフスタイルに書いてあるのは「現代の純文学」だと思ってます。
qbc:ある意味「河童」の国みたいなんだよね。
smoke:少しずつ壊れていく人と、少しずつ回復している人とかですね、もしくは本当にお医者さんから病気の名前を貰っちゃったとか「心のアリス」を見るのも興味深いですよ。
qbc:いわゆる権威が自分の病名をつけてくれたっていうことになってしまって、それを万能みたいに思っているけど、結局生きてるって事に関してなんなのそれ?みたいになりますからね。
smoke:本当におっしゃるとおり(笑)
僕も心の闇を書いたらですね、意外とスキがもらえたり。「えーこんなことで!?」とか。結構楽しんでやってますね。
qbc:類は友を呼ぶっていうかね。
smoke:危ない世界ですね(笑)
qbc:でも、悩みを打ち明けるって言うことは、良い事だと思うんですよ。
相手も同じように苦しんでるのなら話せるじゃないですか。話し合う場所っていうのはいいと思うんだ。
smoke:ネガティブとポジティブがちょうど葛藤してるところが「ライフスタイル」なんですよ!
qbc:ポジティブに持ってきたいのかね?
smoke:観察する上では、少しでも心の淀みを文字にして、スッキリしたいんだなって。
特にいいねとか、共感も求めない散文も目立ちますし。だから書くことで、彼らは多分、それだけで救われてるのかなと思ってます。
qbc:なるほどね。
smoke:なかなか、リアルの人にこういう事って言えないじゃないですか、実際。
友人知人に言ったら、人が離れていくのは分かってるでしょうから。それをnoteでドーンとやって発散してるのかなと。僕もそうですからね。
qbc:そういう心のリテラシーは欲しいなあと思うよね。社会全体でね。
smoke:ただそれが人によっては、ひどく不器用に思えたりとか、第三者から見たら「smokeバカだな」とか思っていいですし。反面教師に使っていただいてもいいです。
こういう一人のおじさんがいるのが日本だよって言う(笑)
qbc:世界中にいると思うけど(笑)
smoke:こういうおじさんがメンヘラ化するってあんまりないじゃないですか。書いてるメンヘラもいないんですよね。じゃあ僕が代わりに書こうと思っただけです。
7、若者に伝えたいコト
smoke:僕はちょっと危険思想なのかもしれませんが、やっぱり今テレビ離れとか、twitterでニュースとかは得られるかもしれないんですけど、個人の意見が140文字以内で反映させるってのは難しいんじゃないかと。どんどんちょっとバカになっていく気がしまして(笑)
qbc:うんうん。
smoke:noteで発信して「もうちょっと、政治とか経済とか社会とか、そういうものにあなたも参加しているプレイヤーなんだよ」と言うのをですね。
qbc:伝えていきたいと?
smoke:そうですね。最初はちょっと立派なことを言ってますけど、実際は馬鹿なことも書いたりとか、ポエムもやったりとか。時々そう痛い真面目の話をしたりとかやってますね。
qbc:いろんなことを書かれている中で、実際に20代、30代とかに伝わった感触ってありましたか?
その…エッチなやつ以外で(笑)
smoke:実は、マガジンでビジネススキルって言うものを、僕がちょっとした仕事のテクニックというかですね。
補正技術を出すたびに、クラッカーを毎回頂くので、やっぱりニーズはあるんだなと。
qbc:なるほど。
smoke:そうですね…「悪意のビジネススキル」という処世術ですね。
人間模様をこうやって立ち回ったらうまく行けるよっていうものを書いたらですね、今かなり反響がありますね。
qbc:どんな感じの反響だったのでしょうか。
smoke:例えば反響があった、クラッカーという賞をいただきながら、反響というのはですね…うーん、どんな反響なんでしょうね(笑)ごめんなさい反響って言い過ぎちゃいました(笑)
でも、意外と20代、10代後半でもしっかりしてる子がいるので、びっくりしました。
qbc:今後、noteの中でしてみたいものはありますか?
smoke:一人のおじさんが、汚いモノを見ちゃったから綺麗なものに憧れて、綺麗なものにするために色々勉強して悩んで苦しんでnoteを書くからよく見てねって感じですかね(笑)
qbc:最後に言い残したことありませんか?
smoke:良いコンテンツをオワコンにしないように、楽しいことをみんなでしましょうってことですかね。運営さんと我々でやっていきましょ♪
qbc:そんなアカウントに見えないですからね!?
noteをずっと見てたら「そんなこと言う!?」って(笑)
smoke:本当そうなんですけど(笑)
qbc:いやぁ、よかったです。ありがとうございました!
smoke:こちらこそ、ありがとうございました!
▷アウトロ
自殺を肯定しちゃいけないのだろうか。人間の考え方は矯正しなければならないのだろうか。何かが何かをねじ曲げなければならないのだろうか。分からんよね。分からぬ。
生まれた環境、育った環境、生き抜いた軌跡が違う以上、違うものは違う。
何かを思い通りにしようということなど、思い上がりだろう。
(編集協力:虹倉きり)
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