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素敵な人と結婚したい人

怖いのう怖いのう人生。どうあがいたって怖い。怖くない人生なんかないもん。
その怖い人生をどう生き抜くか、どう強くなっていくか、が人生なのかもしれないな。
というか、私、人生で、こんなにも「人生」って言うと思ってなかったわ。まあ別に、いいんですけどもね。でも、人生って面白いよね。人間って面白いよね。
なんていうか、こう、知性っていうか、新しいものを生みだすし。人間は新しいものを生むし、でも新しいものが嫌いだったりもするし。新しいことを知りたい、って思わない人も、いるものねえ。
何を言ってるのか、私は。わからん。わからんわからん私は、わからん。
なんだろうね人生って。時々思うのよね。やっぱり。人間って社会性があるじゃない? みんなで生きている。その理由って、大勢の中から天才がたまたま生まれるのをまって、その天才にひっぱっってもらってその他大勢は生きていく、ためなんじゃないかな。
人類の中で数パーセントの可能性生まれる天才と、その他大勢。そう思うと、私はその他大勢側だし、そう思うと気楽なのよねえ。明日もがんばろーって思えます。
と思う2024年5月21日10時4分に書く無名人インタビュー771回目のまえがきでした!!!!!
【まえがき:qbc・栗林康弘(作家・無名人インタビュー主宰)】

今回ご参加いただいたのは まゆみ さんです!

年齢:40代前半
性別:女性
職業:漫画家アーティスト
https://note.com/wm_nature/
https://www.instagram.com/wm_naturart
https://youtube.com/@mayumimanga


現在:漫画を描いたり、時々畑仕事や家事をして、のんびり田舎暮らししています。

qbc:
今何をしている人でしょうか?

まゆみ:
そうですね。漫画を描いたり、田舎暮らしをして、時々畑仕事や家事をしたりと、のんびり暮らしています。

qbc:
のんびりってどんな感じなんすかね。

まゆみ:
私、あんまり体が丈夫な方じゃないので、一般の人みたいにずっと働き詰めってのができないので、休み休み家事をしたり、休み休み漫画を描いたり、休み休み畑や庭の土いじりをしたりみたいな感じで、のんびりやってます。

qbc:
連続してどれぐらい仕事してたりとかそういうことしてるんすか。

まゆみ:
いやー休みたいなと思ったら休むようにしてます。

qbc:
それは時間がとかっていうんじゃなくて?

まゆみ:
いや別に時間は決めてないです。自分の体の感覚に従ってます。

qbc:
気持ちとしてはどんな感じで日々暮らされているんですか。

まゆみ:
そうですね。正直言うと、のんびりって言ってるんですけど、正直あんまり自分のやりたいことやれてないなっていうのが本音ですね。

qbc:
なるほど。やりたいことって何ですか。

まゆみ:
うーん。例えばもうちょっと漫画描きたいなとか、もうちょっとクリエイティブな活動やりたいんですけど、私要領が悪くて家事をすごく丁寧にやりすぎるところがあって。それでなかなか家事に追われたり、体も弱いから疲れてばたーんって倒れちゃったりとかして、なかなかこの日1日これをやるぞって決めても、全部できないまま終わっちゃうことが多くて、それでちょっと苦労してますね。

qbc:
昨日できないことありました。やりたくてできなかったこと。

まゆみ:
昨日できなかったこと。そうですねー。私、丁寧な暮らしが本当は好きなんですよ。何でも手作りするのが好きで、例えば味噌とか手作りすることがありますし、甘酒もほとんど手作りで、それを原料にアイスにしたりしてるんですけど、私、鉄火味噌っていう、食事療法をするときに紹介してもらったご飯とか豆腐にかけて食べられる食養味噌があるんですけど、これを作るのが好きで。ところが、これ一日中かかるんですよ。米粒よりも小さく切り刻んで、さらにもう2時間ぐらいずっとフライパンで炒めなきゃいけないんですけど。
これ苦労して作るんですけど、それを食べるとやっぱ元気になれるというか、だから結構旅行とか行くときに、お守り代わりに持っていってたりとか、元気ないときにたくさん食べるようにすると元気が出たりとかするので。そういうの作るのが好きなんですね、本当は。

qbc:
昨日、具体的にできないことはなんだったんですか?

まゆみ:
さっき言ったように、その鉄火味噌を作ろうと思って、途中までで終わってしまったんですよ。

qbc:
なるほど。どんな漫画を描かれているんですか?

まゆみ:
「オタク女子ヤンキー君に恋をする」っていうタイトルの恋愛少女漫画を描いてます。

qbc:
どんなストーリーなんですかね。

まゆみ:
そうですね。高校でいじめられてて友達もいないっていう主人公の久美子が、たまたま空き教室で出会ったヤンキーの日向先輩に恋をしてっていう話ですね。
久美子は、正直ヤンキーが好きじゃないんだけれども、日向先輩がすごく優しかったことでどんどん惹かれていって、その関係を通じて2人が成長していくっていう話を描いています。

qbc:
話としては、その2人の関係は今どの辺まで行ってるんですか。

まゆみ:
ネームっていう下書きの下書きに当たるストーリーのアイディアみたいなのがあるんですけど、それはもう6話で完結してまして。ただ、なかなか原稿のほうが進まなくて今3話で終わってて、それはネットで無料で公開してます。

qbc:
場所はネットのどこですか。

まゆみ:
noteで公開してます。noteとpixivとあとXでも公開してますね。

公開ページ

qbc:
そのクリエイティブなことで他に何かされてるんですか。

まゆみ:
漫画以外ですか。

qbc:
漫画以外で。

まゆみ:
最近始めたのが、YouTubeでラジオみたいな音声配信をやり始めました。

qbc:
内容は。

まゆみ:
フリートークなんですけど、なかなか日常的に話せないようないわゆる心霊経験だとか不思議体験だとか、一般的にちょっと話しづらいような話を面白おかしく喋っています。

qbc:
例えばどんな話するんすか。

まゆみ:
そうですね。私わりとスピリチュアルなことが好きなので、例えばスピリチュアルの法則のひとつで、願い事を手放すと案外叶うよっていう話を最近更新して、あとそれ以外だと霊障にあった話をすることありますね。よく霊が取り憑きやすいみたいな。

qbc:
漫画も含めてクリエイティブなことをやってる気分ってどんな感じなんすか。

まゆみ:
やっぱり描いてて楽しいですね。気分も上がるし、すっきりするんですけど、その一方で、全然お金になる活動ではないので、こんなことやってていいんだろうか。もっと何か役に立つ実務的なことをやった方がいいんじゃないかっていうのがあって、ついつい日常的に置き去りにしている用事とか優先して、なかなか漫画を描く手が進まないって感じですね。

qbc:
そういったことはどういうきっかけで始めたんですかね。

まゆみ:
正直に言うと、少し前まで忘れられない相手がいて、結婚してた前の旦那さんのことなんですけど。ちょっとそのときの思い出を記録したいなと思ってキャラクターとか設定とかストーリーとかいろいろ変えながら、その時に忘れたくないようなエピソードを、ちょくちょくを漫画の中に盛り込んでいたんですけど。結局途中で心変わりして、やっぱあんなやつ別れて正解だったっていうふうになって、それで一時期更新が止まってたんですよ。描く気が失せてしまって。
だけど、中には知り合いのお子さんだとかで続きを楽しみにしてくれてた人もいたので、結局4話からオリジナルストーリーにしてなんとか再開することにしましたね。

qbc:
その話はどこで読めるんですか。

まゆみ:
それがね。まだ公開してないです。4話以降は。3話まではnoteとXとpixivには投稿してるんですけど、そんなにあんまり大々に宣伝してるわけじゃないからか知らない人が結構いるかもしれないです。

qbc:
別れたのはいつだったんです。

まゆみ:
離婚したのが2018年の11月なんで、もう5年ぐらい前ですかね。

qbc:
漫画が切り替わったのはいつだったんですか。一回辞めたタイミング。

まゆみ
辞めたタイミングは去年の8月ですね。

qbc:
別れて正解だったと思ったのが?

まゆみ:
そうですね。別れて正解だと断ち切ったのが去年の8月だったんですよ。

qbc:
なるほど。5年ひきずってた。

まゆみ:
そうなんですよ。

qbc:
理由は何だったんですか。

まゆみ:
いやもうこれ恥ずかしい話、元旦那さんと出会ったときに、いろんな不思議な出来事だとかシンクロニシティみたいな偶然の一致みたいなのとかいろいろあって、運命を感じてしまったんですよ。ところが、運命を感じたのにいざ結婚して蓋を開けてみると、いろいろひどいことたくさんありまして。だけど、運命だからと思ってしがみついてしまって相手の真実の姿を見ることができなくて。
また、私自身もまだ当時心が弱いところがあって、白馬の王子様に助けてもらいたいみたいなそういう夢みがちみたいなところがあったので。やっぱ心の弱さっていうのが出てしまったんだと思ってます。

qbc:
いつ頃出会って結婚したんですか。

まゆみ:
それが猛スピード婚ですね。2018年の4月に出会って、出会ったその日にプロポーズしてくれて、その年の7月1日に入籍なので本当早かったんです。

qbc:
何が駄目だったんすか。

まゆみ:
離婚理由ですか。相手から離婚を切り出されて、泣く泣く離婚を受け入れたっていう状況です。
一応相手の離婚理由としては、失業してしまって私のほうも仕事してなかったし貯金も底を尽いたので、「このままだと2人一緒にずっと暮らせないから、離婚してまゆみは実家に帰った方がいい」っていう形で言われてしまったのと。
あとはうちの両親との関係と元旦那の関係があまりよろしくなくて。それがストレスだったみたいで、結構それで体調とかも崩してしまって、お互い。お互い体調崩すし、お金もなくなるし、そんな感じでも一緒にいるのはもう無理だと思って。
本当のところはわからないんですけど、「別れたくないけれども別れるしかない」みたいな感じで言われました。

qbc:
なるほど。ちなみにその田舎暮らしみたいなのは、いつ頃から。

まゆみ:
これは、2021年の2月から始めました。理由言っていいですかね。

qbc:
理由を聞きたいです。

まゆみ:
これもまた元旦那への未練そのものであって、元旦那さんが福岡の出身で、なんとなく福岡で住んだらどっかでばったり運命的に出会えるんじゃないかとか、で、元旦那さんと暮らしてたのが奈良の田舎だったので、また一緒に田舎で暮らせたらいいなと思って。もう完全に未練による引っ越しでした。
あと私が住んでるうきは市ってところは、結構オーガニックのお店とか多くて、無農薬の野菜を作ってる農家さんもいて。ちょうど元旦那さんと別れてから、そういう自然派のほうに移行したので、それもあって合うんじゃないかなっていう。

qbc:
なるほど。実際その田舎暮らし自体はどうなんですか。

まゆみ:
実際そうですねー。おかげさまで、自然食品店とかも結構ありますし、オーガニックや植物性の原料にこだわって作ってるお菓子職人さんがいたり、体に優しいものを使う美容室だとか、そういう出会いはあったんですけど、それも店員と客っていう関係であって、本当の意味でのお友達っていうのは、やっぱ誰もできなくて。
あと、どうしても田舎って人間関係とかご近所関係ってのがいろいろありまして。そういうのがちょっとあんまり苦手なんですよ。浅い関係だと結構安定して築けるんですけど、ちょっと突っ込んだ関係になると苦手というか、疲れてしまったりとか煩わしいと正直思ってしまうところがあるので、それで挫折しましたね。

qbc:
つっこんだ関係ってどんな感じの?

まゆみ:
例えば、ご近所関係ですと、年に2回ぐらい掃除に参加しなきゃいけなかったりとか、町内での集まりとか、結構そういうのがいろいろあるんですけど、なかなか体調の加減とかあって参加できなかったとすると、結構それで関係がギクシャクしてしまったりとかして。
田舎ってやっぱりご近所関係良くないと暮らすこと自体が難しくなるんですよ。なぜなら、町内会に入らないとゴミが捨てられないみたいな状況になってますので。そこら辺ちゃんとやらないと、田舎暮らしは成功しづらいですね。田舎ほど人間関係が大事、コミュニケーション能力が大事です。

qbc:
元々の何元々はどういうところで暮らしてたんすか。

まゆみ:
そうですね私は大阪出身で、近くに公園とか河川敷とかあるけれども、都心部に近くて便利なところに住んでました。

qbc:
うんうん。なるほどね。漫画とクリエイティブとか家事とか以外で何かその趣味みたいのってあります。

まゆみ:
いやたぶんクリエイティブ系以外の趣味はないと思いますね。さっき言ったように漫画と音声配信と料理って言ったんですけど、それ以外にもいくつか好きなものがあって、例えば、歌を歌うことだとか文章を書くことだとかもそうなんですけど、それも結局クリエイティブ系だからもの作りが好きなんですよね。

まゆみ:
畑とかもやってるんですけど、やっぱそういうのって体によくて元気になるけど、好きかどうかって言ったら好きじゃないなって感じですね。

qbc:
なるほどね。性格は周りの人からなんて言われます。

まゆみ:
私ですか。それが人によってバラバラなんですよね。明るくて前向きで話が面白いって言ってくれる人もいたら、ネガティブとかメンヘラと言われることもあり、いろいろなんですけど、最近よく言われるのは声がかわいいっていうのと話が面白いってのがよく言われますね。

qbc:
自分の中のネガティブ要素って何かあるんですか。

まゆみ:
やっぱり人間関係が苦手なので、人に対して何ていうかな、素直に人を好きでいられないっていうか。本音を言うとね、たぶん人間が心底嫌いってわけじゃないと思うんですよ。本当は人と触れ合いたいし、人と仲良くしたいんですけど、何かそういった、すいません。なんかもう泣きそうになってしまって、すみません。
人と仲良くしたいんですけど、人と関わってるとすごい疲れてしまったりとか、嫌がらせとかいじめとか受けることもすごく多かったし。あと、恋愛してもうまくいかないし、結構嫉妬されることとか悪口とか言われることとかもすごく多くて、あんまり人に好かれるタイプじゃないんですよね。

私自身は本当は寂しがり屋なんですけど、人と関わってるとしんどい、でも1人だと寂しいっていうそういうジレンマがあって。だから、それで人との距離感ってのがうまく取れなくて。だからもうそれだったら1人の方がいいやみたいな感じになってしまって。
あんまり人と関わらないようにしてるし、必要最低限で疲れない範囲でって感じであえて距離を置くようにしてます。

qbc:
自分は好きなんですか。嫌がらせを嫌な目に遭うから嫌なのか。それとも自分自身。人間自体が嫌?

まゆみ:
いや、多分違うと思います。嫌がらせに遭うから嫌なんですよ。私のことを丁重に扱ってくれる人、大切に扱ってくれてあんまり一緒にいてしんどくならない人っていうのは嫌じゃないし、もしその人が困っていたら、できるだけ手を差し伸べて助けてあげたいって思えるし。ただ、なかなかそう思えるような人が少ないんです。

qbc:
はいはいはい。自分自身ではどんな性格だって思ってます。

まゆみ:
私は心の老眼で、自分のことが本当によくわからないんですけど。あえて答えるならば...考えたけど思い浮かばないですね。

qbc:
何か色とか形でもいいですよ。

まゆみ:
色に例えると、私はたぶん白とかだと思います。白とか鏡とか透明とか。

qbc:
なんで?

まゆみ:
なんでかっていうと色が白だと結構何色にも染まりやすいっていうか、そういうとこがあるじゃないですか。例えばちょっとした墨が一点白いキャンバスにぽとっと落ちたらわーって広がったりとかするような。だから傷つきやすいんですよね。ちょっと何か言われただけですごく傷ついちゃって影響を受けちゃうとか。
あと鏡って言ったのは、さっき言ったんですけど、私、人によって評価が違うんです。誰と関わるかによって私の印象は変わるってことは、もしかしたら私自身が鏡となってその人自身を映し出すような、そういう側面があるんじゃないかなって実は思ってるんですよ。
だから私につらく当たってくるような人っていうのは、おそらく私と話していて、自分ではみたくないって思ってる部分をスポットライトを当てられたかのように照らされて、そこを見ざるを得なくなるから、ついつらく当たってしまうのではないかと思ってます。

qbc:
相手がですか?つらく当たってしまうっていうのは。

まゆみ:
そうですね。私に対してつらく当たってくるんですよ。大体嫉妬とかが多いですけど、例えばお金のことですごい悩んでる人がいたとして、私は幸いなことにお金にあんまり困ったことがないので、「いいよね、あんたお嬢さんで」みたいな感じのこと言われたりだとか。
あとは最近なくなったんですが、子育てですごく悩んでる人が、私のように独身で子供がいない人を見てると、「気楽でいいわよね」みたいな感じで。私は逆に結婚して、普通に子供を産んで、そういう普通の人生に憧れがあったんで。その人はシングルマザーだったんで、大変な思いをして子育てされているのはわかるのですが、そういうスタート地点に立てること自体がいいな羨ましいなっていうのが当時はあったんで。そういう境遇の違いでどうしても言われたりしますね。隣の芝生は青く見えるっていう。

qbc:
身近な人、家族とか恋人とか親友とかそういう距離の近い人から言われる性格の一面であります?

まゆみ:
そうですね。身近にいる親からは、優しいとか心が綺麗すぎるとか、だから世の中に出ていくと悪い人に騙されるんじゃないかって、ずっと親が心配していて。だからあれなんですよ。私が彼氏ができたとか言うと、うちの父親が、その男大丈夫だろうかって。大体悪い男連れてくるから、それで結構もめて親とも結構ギクシャクしたりとかしてましたね。親心なのはわかるんですけど、やっぱそうやって介入されると子供としてはしんどいですね。

qbc:
好きな食べ物は?

まゆみ:
好きな食べ物。うーん。好きな食べ物はそのときそのときで変わるんですよね。そうですね。アイスが好きですね。

qbc:
味は決まってます。

まゆみ:
味は最近甘酒アイスにはまってて、作り方は市販の甘酒(米麹でノンアルコールのもの)か、手作りの甘酒と季節の果物や冷凍の果物をミルサーで混ぜて、それを凍らせるだけってやつなんですけど、これがもうすごい美味しくて。
元々は添加物とか白砂糖が苦手だからって理由で作り始めたんですけど、単純に今はもう美味しいから食べてるし、体にもいいんですよ、甘酒って。だから他の人にも、「ちょっと手間はかかるけど、美味しいし体にいいからよかったら作ってみて」って夏になるたびにおすすめしてますね。

過去:婚活と、自分の病気の治し方を探し始めた30歳が節目だった

qbc:
過去なんですけど、20分ぐらいで今までを聞いていくので、ちょっと駆け足になってしまうんですが、子供の頃ってどんな子供でした?

まゆみ:
子供の頃は、おてんばで男の子大好きでしたね。すぐボーイフレンド作って。幼稚園の頃からボーイフレンドがいて、小学校1年のときも男の子に声かけてすぐ仲良くなるもんだから、反感買っていじめられたという。

qbc:
男の子からは何か大丈夫でしたか。モテるとその男の子からも何かありました?

まゆみ:
男の子からじゃなくて、大体私の方からグイグイ押していって、もうそれで男の子の方も負けちゃって仲良くするみたいな感じで、私の方が積極的だったんです。当時は。

qbc:
好きな遊びとかどんなですか。

まゆみ:
そうですね、子供の頃は歌うのが好きでしたね。アニソンを歌ったり、ピアノ弾いたり。漫画を描き始めたのは小学校に入ってからですね。

qbc:
そのすぐ子供の頃はホイホイホイホイって言い方あれだけど、男の子大好きってだんだん難しくなってくるんすか。

まゆみ:
そうですね。

qbc:
いつまでというか、どんな感じだったんすか。

まゆみ:
それもぜいぜい小学校1年ぐらいでまでで、小学校2年3年あたりから結構ひどいいじめに遭うようになって、男の子からも。それで男の子が苦手になりましたね。

qbc:
そうなんですね。なるほどね。全体として小学校はどんな感じの子供だったんですか。

まゆみ:
元々はおてんばで、男の子ともよく喧嘩してて、木登りしたり、カマキリの子供を捕まえて飼い始めたりとか。公園で走り回ったりしつつも、ゲームも好きだし漫画も好きだしって感じで、すごいアクティブな子供だったですけど。やっぱりいじめとか、友達ができないとかいろいろあって、小学校5年生からものすごくおとなしくなっちゃって、男の子怖いし、教室の隅っこでおとなしく漫画を描いて、なるべく目立たないようにみたいな感じで完全に変わっちゃいました。

qbc:
楽しい楽しくないだと、学校が楽しい子だったんですか。楽しくない?

まゆみ
もう幼稚園の頃から正直嫌でしたね。いじめにあうから。

qbc:
幼稚園の頃から。女の子から。

まゆみ:
両方からです。どっちもです。

qbc:
幼稚園ときから?

まゆみ:
幼稚園のときから男の子からも女の子からも集団でリンチって感じでいじめに遭うことがあって。

qbc:
何か理由ってあった?

まゆみ:
わからないんですけど、よく命令せんといてって言われたので、気軽にあれしてくれる? これしてくれる? っていうのが命令に聞こえたのかもしれないというのと。
あと子供時代の写真見てると、ちょっと私だけ雰囲気が違ってて大人っぽかったんですよね。自分とちょっと毛並みが違う子供を見たら、やっぱちょっと不審に思ったりとか、単純に恐怖とか感じたのかもしれないと思ってますね。やっぱ出る杭は打たれるというように、出る杭だったので打たれたと思います。

qbc:
中学校はどうですか。

まゆみ:
中学校も本当にやっぱおとなしくてクラスでおとなしくしてたんですけど、当時部活動が始まって美術部に入ってそこで結構イラストとか描いて部活のメンバーとは結構仲良くしてたんですけど、やっぱり意地悪してくる人が1人だけいて、それでも楽しいからって言って何とか中学は部活やってて。
あと中学の頃からイベントに参加するようになって、好きな漫画家さんのサイン会だとか同人誌即売会だとか行って、自分で同人誌作ったりとかして結構活発にやってましたね。

qbc:
中学校から

まゆみ:
中学生からです。

qbc:
友達関係とか人間関係はこの頃どうなんですか?

まゆみ:
小中含めて?

qbc:
そうそう。友達とかいいたのかっていう。

まゆみ:
別のクラスとかにいましたね。1人だけとか。

qbc:
なるほど。それは何友なんですか。

まゆみ:
小学校の頃に仲良かった子は、1年のときに友達なってそれから小学校の間はずっと仲良くしてる感じで、中学入ってからは部活の絵を書く友達の方が一緒にいて楽しいから、中学以降はもうオタク友達とか絵を描く友達ばっかりでしたね。

qbc:
その頃は何か好きなコンテンツ漫画とかなんだったんですか。

まゆみ:
中学の頃はファイナルファンタジーVII大好きでしたね。

qbc:
ゲーム?

まゆみ:
ゲームですね。

qbc:
それの2次創作を作った感じ?

まゆみ:
そうですそうです。ファイナルファンタジーVIIと。さっき漫画家さんのサイン会に行ったって言ってたんですけど、それは柴田亜美先生のことで、柴田先生の漫画※もすごく大好きですね。

※代表作は、「南国少年パプワくん」「ジバクくん」など

qbc:
なるほど。なるほど。高校は。

まゆみ:
高校の頃は、THE KING OF FIGHTERSっていう格闘ゲームにはまってて、それで友達の弟を負かしたりとかしてましたね。

qbc:
高校生活自体はどんな感じですか。

まゆみ:
マンガ部と放送部に入ってて、それこそもうオタクばっかりの部活なので、ますます居心地がよくなった一方、高校2年のときにちょっと部活の友達とギクシャクしてしまって、それをきっかけに不登校になってしまいましたね。

qbc:
何かを覚えてますギクシャクした理由というか、なんでなったか覚えてます?

まゆみ:
覚えてます。私高校2年のときに彼氏が初めてできたんですけど、ちょっと報告するのが遅くなって、後で報告すると、「なんですぐ教えてくれなかったの?」って言われて、しばらく無視されちゃったんですよ。それがきっかけでしたね。

qbc:
報告しなきゃいけないもんだったんすか。

まゆみ:
いやわかんないです。もしかしたら単純に嫉妬だったんじゃないかなと今では思ってますね。

qbc:
相手が何されたんすかそれ。

まゆみ:
無視だけですよ。その後私が不登校になってからちょっと悪いと思ったのか、結局声かけてくれるようにはなったんですけど、それでもやっぱ何かの拍子に顔がいいからどうのこうのとか結構いろいろ言われちゃって。

qbc:
その後どうするんですか?高校の後。

まゆみ:
結局マンガ部があった高校を辞めて、通信制の高校に転入して、高校卒業の単位だけ取りましたね。

qbc:
その後は。

まゆみ:
その後結局通信制の美術大学に進学したんですけど、なかなか在宅での課題提出がうまくいかなくて、2年でやめちゃいましたね。

qbc:
この頃人間関係は

まゆみ:
その頃は学生時代の友達とたまに会うかなって感じでしたね。

qbc:
なるほどね。大学を退学してからどういう。

まゆみ:
それからは精神科に通い始めて、薬を飲んだりカウンセリングもたまに受けたりみたいな感じでしたね。

qbc:
何で通うことになったんですか。

まゆみ:
ちょっとうつ病みたいな症状が出てたので通い始めたんですけどね。

qbc:
診断名は何だったんですか。

まゆみ:
それが病院が変わるごとにコロコロ変わったというか。今思うと単純に心の病って決めつけられないとこがあったみたいで、私、薬も本当は合わなかったんですよね。

まゆみ:
だから薬を飲めば飲むほど、その副作用で余計精神病っぽくなっていったりして。更に病院の先生との関係とか、カウンセラーさんとの関係でいろいろ悩むようになって、鬱だけだったのに摂食障害まで併発したりとか、今まであんまり怒ったりとかしなかったのに、すごくキレやすくなったりとかして。そうやって、どんどん変わり果てていく私のことを見て、学生時代の友達もとうとう見放して、20代後半のときは本当1人ぼっちでしたね。恋人もいませんでしたその頃は。

qbc:
その鬱っぽくなったなっていうのは何でだったんすか。

まゆみ:
それもちょっとはっきりとわからないんですよね。ただ私がちょっと元気がなくなったタイミングで、周りの人が発熱とか喉の痛みといった風邪のような症状を引き起こした後、その人の人生が好転するという謎現象が起きるようになってて。高校のときもちょっとギクシャクした友達がいて、それでちょっと鬱っぽくなったんですけど、その友達が赤点ばっかり取っていたのに、偏差値の高い大学に合格したりとかしてましたからね。そういう現象が不思議とありましたね。

qbc:
それが20代前半で、そっからどういう変化があったんですか?

まゆみ:
20代。うーん。そうですね。20代後半にこんだけ病気で仕事ができるような状態じゃないから、もう結婚して養ってもらうしかないと思って。でも若くないと結婚できないだろうからと思って、30までに結婚できなかったらもう自殺するって決めてたんですよ。ところが、そんなときに限って案外相手なんて現れないもので。

qbc:
その頃、何してたんですか。

まゆみ:
そのときは、本当いろいろおかしかったですけど、なんかそうですね。推し活にのめり込んで、ライブやイベントに通い詰めたり、やっぱクリエイティブなことが好きで、イラストを書いたり小説書いたりとか。曲作りしたいとか言ってチャレンジして失敗したりとか。
音声ラジオとかやりたいとか言って、インターネットラジオみたいなのを挑戦したりとか、歌を歌いたいとか言って、自分の曲を作ってもらって、作詞して、歌ってみたりとかしたけど、ちょっとそっちのはないかなと思って。声優もいいなと思って結構養成所の見学とか行ったことあるんですけど、やっぱりちょっと違うなと思ってやめてって感じだけど、クリエイティブなことですごく夢中になってた時期です。
人との繋がりはないけれども、そういう趣味で助けられて何とか乗り切ったのが20代後半ですね。

qbc:
お金を稼ぐ活動というのはされたんですか。

まゆみ:
本当はそうしたかった。お金を稼ぎたくて、例えば小説書いて新人賞に応募したけど、1次選考にも引っかからなかった。作詞家になりたいと思って作詞家の養成事務所みたいなのに入ってみたけど、コンペとかに応募してみたけどなかなか受からなくて。イラストレーターになりたいと思って、コンテストに応募してもなかなかうまくいかなかったり。
一つだけ、ライティングの仕事はしてましたね、当時は。なかなかそれで生活ってわけにもいかなくて、なかず飛ばずでしたね。いろいろやってたわりに。

qbc:
30が来たとき、どうだったんですか。

まゆみ:
30が私の中で節目で、婚活始めたのと、本格的にどうすれば、自分の病気が治るだろうかっていうのを探し始めたのがたぶん30だったと思いますね。
今までに薬を飲んで全然よくならないから、別の方法じゃないとと思ってカウンセリングとかもよく受けるようになったんですけど、なかなか合うカウンセラーさんがいなかったので、今度は自分で心理学を学んでみようと思って心理学を学べるそういう講座とか受けたり、自分で独学で学んだり。そのとき、「カウンセラーに向いてるんじゃないの?」ってすすめられて、カウンセラーのための勉強始めて、一時期通信制の大学でちょっと心理学を学んでたこともありましたね。

qbc:
ご結婚されるときに何歳だったか聞いてもいいですか。大丈夫ですか。

まゆみ:
35ですね。

qbc:
どうやってその旦那さんと知り合ったんですか。

まゆみ:
アプリ婚活で知り合いましたね。

qbc:
どんな人だったんすか。

まゆみ:
それが漫画の通り昔ヤンキーだった人で、やんちゃしてたんだけどすごい優しくて、男らしくてしっかりした方で。だけどすごい料理が上手だったりとか、結構家庭的なところもあって。結婚してる当時も、ちょっと今日は元気が出なくて家事がちゃんとできなかったって時でもいろいろ手伝ってくれたりとか、ご飯もよく作ってくれたりとかして、一応優しかったことは優しかったですね。

qbc:
結婚生活どんな感じだったですか。

まゆみ:
もうなんせね、もう20歳ぐらいから結婚したいしたいとか言ってた人が15年たってやっと結婚できたものだから、もうなんか結婚できただけで幸せでしたね。旦那さんのためにご飯作ってあげるだけで幸せ、掃除するだけで幸せ、洗濯するだけで幸せって感じで他に何もいらないって感じでしたね。

qbc:
そしたら別れたいって言われた理由は何だったんですか。

まゆみ:
さっきも言ったんですけど、生活していけるお金がなくなったので。家賃も払えないような状態だったから、「まゆみは実家に帰った方がいい」って言われたのと、うちの両親との関係がストレスで元旦那さんが体調崩すほどになったっていうのと、そのタイミングで失業しちゃって収入もなくなった上に、私の貯金も底を尽きて生活費が賄えなくなったからとは言われましたね。

qbc:
なるほど。単純に傍目で聞いた時に別れる理由はあまり思い浮かばなかったですね。幸せだったっていうお話だったんで。

まゆみ:
それはあくまで私の方からなんですよ、私にとっては幸せだったんですよね。

qbc:
まゆみさんとしては全然別れるつもりなかった?

まゆみ:
そうです。だから最初はもう嫌だって、お金がなくてもいいから一緒にいたいって言ったんですけど、旦那さんの方がどうしてもって言われたので、泣く泣く離婚届に判をしました。

qbc:
別れて正解だったと思った理由は何ですか。

まゆみ:
私は当時はお互い好きだったんだけど、先立つものがなくて別れたって思ってたんですけど、元旦那さんが女性のお金をあてにするような人で、ほぼ金目当て的な感じの結婚だったのかな? みたいなことに気づいたのが去年の8月。
あともう一つは、元旦那さんは私にはすごい優しかったんですけど、それ以外の人には結構いろいろ言う人だったんです。短気でキレやすいところもあって、ずっと想い続けるほどの相手ではないと気づいて見限りました。

qbc:
生まれ育ったところの風景ってどんな風景でした。

まゆみ:
私2歳までは大阪府の吹田市ってとこに住んでたんですけど、もう駅前すぐで車がたくさん通る道路が側にあって、ボロボロの薄暗いアパートに住んでたんです。2歳だから覚えてないんですけど。
その後引っ越したところは割とのどかなところで、近所に田んぼがいっぱいあって、春になったら花冠作ったり、近所に林みたいな公園があって、そこで秘密基地とか作って遊んだりって感じで結構のどかではありましたね。

qbc:
家族からはどのように育てられたと思っていますか。

まゆみ:
すごく過保護過干渉でしたね。両親が私のことが好きすぎて好きすぎて、かごの鳥みたいな感じで。それが私は正直嫌でしたね。

qbc:
何歳ぐらいから嫌に感じたんですか。

まゆみ:
何歳ぐらいからかな。本当に嫌だなって思い始めたのは結婚したときですね。

qbc:
自分が結婚してたとき?

まゆみ:
そうです。そんな感じで溺愛されて育ったもんだから反抗期もずっとなくて、親に逆らうってこともなかったですよ。
親が「彼氏と別れろ」って言われたら別れてたっていうくらい、完全に親の言いなりロボットみたいな感じでだったんですけど。
結婚したときに、親心とはいえ父親が元旦那と早く別れるようにって言ってきて、そのときに元旦那さんが、「もういい年なんだからいちいち親の言うことなんか聞かなくていいんだよ」って言ってきて。それがきっかけで、洗脳が解けたように自分の意思で考えるっていうのをし始めてから、親に対して嫌なものは嫌だとか、ちょっとずつ言うようになりましたね。

qbc:
人生の中の相談相手っています。今まで。

まゆみ:
いなかったと思います。いなかったのでカウンセリングとか占いとかそういうセッション系にずっと頼ってましたね。

qbc:
なんで相談相手見つからなかったんですね。

まゆみ:
プライベートの相談相手ですか。

qbc:
そうですね。何かそういうサービスとかじゃなくて。

まゆみ:
そういうのは何でも話しても安心できるっていう相手じゃないと駄目じゃないですか。仲良くなるにつれてちょっとずつ自分の本音を出していくんですけど、どこかで必ず否定されるんですよ。そんなの駄目だよとか、そう言われるともう本音出したくないってなって心閉ざすので、相談できる人はいませんでした。短い期間だけ、話を聞いてくれたお友達はいましたね。


未来:人間嫌いじゃなくて、それがうまくいかないから悩んでるし、しんどいっていうのが、改めて実感できたのが良かった

qbc:
5年10年20年30年、最後、自分死ぬよっていうところを見据えて、今どんな未来を思い描いてますか。

まゆみ:
私もう人生に希望を持ってないので、いつ死んでもいいかなっていうのが正直なところなんですけど、もし叶うのであれば、やっぱり素敵な人と結婚したいですね。

qbc:
どんな人?

まゆみ:
ちゃんとお金を稼いでくれる人で、優しくて、私の面倒くさいところもちゃんと受け入れてくれる人、一緒にいて疲れなくて、安心感を感じられる人ですね。

qbc:
そういう人これまでにいました。

まゆみ:
元旦那さんが一番それに近かったんですけど、途中でお金の問題が発覚して、安心感も感じられない人になっちゃったので違うなって思います。

qbc:
今まで安心できた場所ってありますね。人間関係がうまくいってた場所ってあります。

まゆみ:
たぶんそれないと思います。残念ながら安心できる人っていなかったですね。

qbc:
家は。

まゆみ:
家は本当落ち着かないです。もう、すぐ出て行きたいと思ってましたもん、ずっと。

qbc:
それはなぜですかね。

まゆみ
やっぱりね、父親がね、毎日怒鳴り散らすような人で、母も完全に父の言いなりみたいな感じで家が混沌としてたので。父親がそばにいるってだけで本当落ち着かないし、兄とも全然仲良くなくて口もきかないほどだったから、安心できる人っていませんでしたね。だから、私にとって安心できるのは、実家で飼ってたワンちゃんと触れ合ってるときとか、やっぱ自然とか動物ですね。

qbc:
なるほど。もしもそのお父さんの性格が真逆だったら、人生どうだったんですか。

まゆみ:
たぶん普通にちゃんと恋愛できたと思いますね。

qbc:
恋愛の話になるんですか。

まゆみ:
あのね心理学を学んで気づいたんですけど、恋愛がうまくいかない人っていうのは、大体親との関係があまりよくないってことが多いんですよ。
例えば、そうですね。私の場合だとお父さんとの関係がうまくいかない、お父さんがすごい支配的で、娘を手放したくないと言わんばかりの人で。だから、彼氏ができたら嫌がるし旦那と別れろっていうし、かといってずっと養ってくれるとかでもないしっていうの感じで、子離れできない父母みたいな感じで。で、うまくいかないと、自然とやっぱ自分の父親と似た人を選んでしまうらしいんですよ。父親も実は元ヤンで、ちょっと柄の悪い感じの人だったので、やっぱそういう怒りっぽい人だとか、モラハラ気質のある人だとか、そういう感じの人を選びがちなんですよ。他に、うちの父親は喫煙者で、私はタバコの煙が苦手なんだけど、なぜか付き合う人はタバコを吸う人ばっかりだとか、そんな感じで似た人を選んでしまうって。
異性の親との間で解消できなかったトラウマを恋人との関係で再現して、トラウマを解消しようと無意識でしてしまうと心理学で言われているので、多分それをやっちゃったんだと思います。

qbc:
学問もあるわけですけども、学問は学問じゃないすか。例外が生まれないわけはないじゃないすか。だけどその心理学を信じてしまうのはなんでですか。それとイコールじゃない可能性ってめちゃくちゃあるのに。

まゆみ:
私以外でも同じように駄目な男とばっかり付き合ってしまうって人を数々見てきたんですが、やっぱりお父さんと似たタイプの人を選んでるんですよね。
ただ、私が見た限り、そのお父さんと似たタイプの人を選んで苦労してた人のうち数人が、最終的にお父さんと全然違うタイプの人と結婚してうまくいってるんですよ。抜け出してるんです、そのループから。
抜ける方法はあると思っているけど、その方法がわからないって感じですね。

qbc:
その人に聞いてみたことないんですか。ループの抜け方。

まゆみ:
それが、不思議とそういう人たちがそのループから抜けるタイミングで疎遠になってしまうってことが度々あって。後になってからSNSとかブログとかで、良い相手と結婚出来ましたっていう報告を見て、幸せになったんだ良かったなって知ることが多くて、なかなか具体的には聞けなかったですね。

qbc:
でもそうするとループを抜けてない可能性もあるということですね。

まゆみ:
直接聞いてるわけじゃないですからね。

qbc:
人生の最大の目標って何ですか。

まゆみ:
目標とか、生きがいとか、自分のやりたいことを見つけたいですね。

qbc:
この辺かなっていうゾーンはあります。

まゆみ:
さっきもちょっと言ったんですけど、正直お金を稼ぐの苦手なので、できれば旦那さんか、私のことを応援してくれるスポンサー的な人がいた上で、自分の好きな活動をしていきながら、やりたいことを見つけていけたらいいなって思いますね。
おそらく今までやってきたことの中にそれはあって、過去にやってきたことをいくつか組み合わせたものかもしれないし、自分には向いてないと思って諦めたことの中にあるかもしれないし、ただ全く新しいことやりたいとは思ってなくて、今までやってきたクリエイティブな活動の中に何かあるんじゃないかなって思ってます。

qbc:
今まで最高に頑張ったことって何です?

まゆみ:
元旦那さんと離婚してから、病気を治すためにめちゃくちゃ頑張りましたね。私がメンタル病んでるから離婚されたって思い込んでたんですよ。
実は結婚してるとき、すごいメンタルの症状が悪化して入院までしたんですよね精神科に。それぐらいおかしくなってたので、こんな病気なんかしてるから離婚されるんだ、恋愛も何もかもすべてがうまくいかないんだ。病気を治さないことには、どうしようもないと思って、だからもうできることは何でもしましたね。

qbc:
最後の質問。最後に残した言葉っていうので、遺言でもいいですし、読者向けメッセージでも、インタビューを受けて思ったことでもいいので、最後に残したことがあればお伺いしております。

まゆみ:
もうすごく上手に引き出してくれてくださったので、いい残したことってほぼほぼないんですけど、感想としては、私どんな人間なんだろうっていうのがわからなかったんですけど、こうやってインタビューされることで「私こんな一面もあったんだな」って知れてよかったですね。一番意外だったのが、普段から人間嫌いってめちゃくちゃいいまくってるんだけど、人間が嫌いなんじゃなくて、人との関係がうまくいかないから悩んでるし、しんどいしっていうのが、改めて実感できたのがすごい良かったですね。

qbc:
ありがとうございます。

あとがき

風邪ひいちゃった。喉痛い、熱37度。昨日の朝は39度まであった。
裸で寝ちゃってね。年齢が年齢なら死ぬかもしれない寝方だったよね。
でもこういう寝方するってことはさ、まあ、本能が眠りを求めていたんだ、とも思うよ。ついつい、起きていると働いてしまうからねえ。

【インタビュー・あとがき:qbc】

【編集:さりあ】

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