周りから「喋んない」とめっちゃ言われても見返してやるぞみたいな気持ちがめっちゃあった元場面緘黙症の負けず嫌いの人
どこぞのコラムで見たんです。
ポジティブな人というのは「ポジティブな考え方をする人」で、ネガティブな人は「ネガティブな考え方をする人」だって。だから、辛く苦しいことがあったとしても、ポジな人はずっとポジだし、ネガな人はネガだし。
わっかるわー。
つまり「ぼろは着てても心は錦」ってやつなんですよ。
みすぼらしい格好をしていてもだね、気持ちがゴージャスなら人生はラグジュアリーなんです。
って思ってちょっとネットで検索したら、サジェストで「「ぼろは着てても心は錦 嘘」って出てきて。えーウソなわけないじゃん、てちょっとそれが書かれたヤフー知恵袋の記事読んでみたのね。そうしたら昭和マインドですみたいなこと書かれてて。
そ、そりゃ私qbc昭和53生まれだから。。昭和のゴミだから。。そんな、、、そんなこと言われてもも。。。ってネガティブホールに陥ったりはね、私qbcはしないんですよ。
だってポジティブだから。いやまあポジティブっていうか不感症なのかな。ハハ。
ああまた今回のインタビュー参加者さんの話からはそれていってしまった。
まあ今回のテーマは、ひとつは「頭の中までは盗まれない」ってことですかね。あるいは「自分の感受性くらい自分で守ればかものよ」か。
夏の接近を感じる日和の中、無名人インタビューお届けしますね!!!(主催:bc)
今回ご参加いただいたのは のの さんです!
現在:多分、その人の行動とか心とか知るのが好きなんだと思います。
qbc:今何をされてる方ですか?
のの:今は社会人2年目で、介護の仕事をしてます。
qbc:仕事以外には、何をされていますか?
のの:結構仕事中心の生活なんですけど、ハイキングが好きで、1か月に1回とかちょっと低めの山に登りに行くことが多いです。
1、2時間ぐらい登って、同じぐらいの時間で降りれる山に。そこまで高度な山じゃなくて、初心者でも登りやすい山に登ってます。
ハイキングのサークルに何個か入ってて、そこで自分が気になったのに行くみたいな感じです。
qbc:どれぐらいの規模感のサークルですか?
のの:そのサークルによって様々なんですけど、20〜30人ぐらいですかね。でも全員と会ったことはなくて、その日に予定があった人だけ会うみたいな感じです。
qbc:ハイキングしていると、どんな気持ちになりますか?
のの:達成感がやっぱ嬉しくて。登った後の。登ってる時は、ほんとにしんどいしやめればよかったってめっちゃ思うんですけど、でも登ったらああここまで来てよかったなって、自己肯定感がめっちゃ上がります。
qbc:人と喋ったりしながら登る?
のの:ゆるく喋りながら登ります。
qbc:いつ頃から始められたんですか?
のの:学生時代もちょこっとやってて、でもあんまり時間がなくて参加できてなくて。
で社会人になってちょっとまた時間にゆとりできたんで、そこでまた始めようかなって思って。
qbc:始めたきっかけは?
のの:元々歩くのが好きで、お散歩とか、その延長線で山も行ってみようかなと思って、行ってみたら景色も綺麗で、緑も多くていいなって思って。
qbc:なるほど。普通の散歩もされるんですか?
のの:散歩もします。
qbc:街はどんな所が良いとかあります?
のの:自分の知らない街とかを歩くのが好きで、初めて行った場所とか結構この辺何があるんかなって感じでぶらぶら散歩したりします。
qbc:全然全く知らないところにぱっと降りて歩く?
のの:いや、なんか目的があって行った場所で、帰り道とかにちょっと散歩してみたいな。
qbc:キロメートルでいうとどれぐらい?
のの:何キロなんですかね。時間で言うとどれくらい?
qbc:1時間とかですかね。
qbc:それはどんな気持ち? それも自己肯定感が上がります?
のの:自己肯定感上がんないんですけど、普段あんまり運動しなくて、スポーツとかも得意じゃないんで歩くのぐらいしかできなくて、多分運動してる気持ちにもなれるし、ただ単に知らないこと知るのが好きなんで、それで多分楽しいんだと思います。
qbc:なるほど。お仕事の方ですけど、どういうお仕事かお伺いして大丈夫ですか?
のの:有料老人ホームで介護の仕事をしていて、多分皆さんが思う一般的な高齢者の介護です。
qbc:始められたきっかけは?
のの:特にこの仕事がしたかったわけではないんですけど、就職活動してて特にやりたいこともなくて、ちょうど私が就職活動してた時、コロナが流行ってて、企業の説明会とかも少なくなってて。営業とかそういう職種だったら安定してなくて、お給料とか減らされたら嫌だなと思って。
介護だったら社会インフラみたいな感じで、まだちゃんとお給料もらえるかなって思って。そこで介護にしました。
qbc:仕事自体はどうですか? 精神的充足でいうと100点満点で。
のの:80ぐらいですかね。
qbc:結構高いですね。どんなところが合ってました?
のの:こういうこと言ってもいいのかわかんないですけど、自分と全く違う人っていうか。普段関わらない人と関わって、お年寄りの中でも認知症持ってたりとか、その違いを知れて。考え方とかも違うんで、それが面白いっていうか。
qbc:そういうことは、仕事始める前は想像してなかった?
のの:仕事始める前はほんとに嫌で、多分3か月ぐらいでやめるんだろうなって思ってたんですけど。意外と面白くて続けられてます。
qbc:人との違いを感じて、好奇心が満足したポイントって具体的にはどんなことですか?
のの:色々ありすぎて思い出せないんですけど、難しいですね。
qbc:普通に仕事で楽しかったポイントは?
のの:楽しかったことは、もう普段の関わり自体が面白くて。
qbc:この人のこういうところを発見して面白かったとか?
のの:認知症の人って、私を初めて会う人って思ってるから、そこで自分って初対面の人にこう思われてるんだなって思うっていうか。
qbc:ああ、なるほど、毎日初対面になってるってこと?
のの:ほとんどそんな感じです。
qbc:そうすると、朝、初めて会う感じになって。夕方ぐらいには、ちょっと馴染んでる?
のの:いや。夕方でも忘れてます。何分かしたらもうそのこと忘れてて。1回寝たりしたら忘れて、新しい人に会うみたいな。
qbc:覚えててくれないんですか?
のの:たまに覚えててくれることはあって。そういう時は嬉しいですね。
qbc:初対面の時に、なんて思われてます?
のの:優しいねとか。
qbc:毎回言われるんですか?
のの:毎回は言われないですね。
qbc:その人自身の性格って、変わりますか? 短期的な記憶は忘れてしまうわけですよね。
その人自身っていうのは、変わります?
のの:性格みたいなのは、そんなに変わんないんですけど。なんかでも急に怒りだしちゃったりとかはありますね。
qbc:なるほど。今2年目に入ったところですが、興味深さは継続していますか?
のの:まだまだありますね。なんか、深い。興味あるから楽しいんだなって思います。
qbc:どういう面白さなんですかね。例えば、友達とご飯食べて面白いとは、どう違いますか?
のの:探究心みたいな。元々、人の心理とかを知るのが好きで、心理学の本とかも暇な時に読んでたりするので。
多分、その人の行動とか心とか知るのが好きなんだと思います。
qbc:他には? 散歩とか知らない景色を見るとか、今の自分のお仕事以外に、好奇心が向く対象というか。
のの:自分がしたことないことに挑戦するのが好きで。
新しいことを知りたいみたいな気持ちが一緒だと思います。
qbc:散歩の最中に、建物を見て、これはどういう人間が作ったんだろうとか、看板見てちょっと斬新だわみたいな、そういうことは感じますか?
のの:そこまでは考えたことないですね。この辺にこんな店あるんだとかは思うんですけど。
長く散歩してて、違う街に入った時とかに、家の雰囲気というか、マンションの高さとか家の新しさとか。そういうのが変わった時に、社会の現実を感じます。
qbc:同じエリアを何回も回るんですか? どんどん新しいエリアを開拓してく感じ?
のの:バラバラなんですけど、街をまたいだりとかも。
qbc:あーなるほど。散歩しているときに、エリアが変わった時に、街の雰囲気違いを感じて、社会の現実を知ると。
さしつかえなければ、住んでるところを聞いてもよいですか?
のの:大阪ですね。
qbc:大阪だと、おすすめの散歩スポットはどこですか?
のの:歩きやすいところは、天王寺公園があるんですけど、そこは割と平坦で、緑もあって、たまに土日とかいろんなイベントしててふらっと行って立ち寄れたりもします。
過去:電話でアポ取るのとか、最初嫌で泣きながらしてました。断られたりするじゃないですか。
qbc:過去の話をしましょう。子供のころって、どんな子供でしたか?
のの:子供の時は大人しくって。ほんとに全然話せなかったんですよ。学校とかで、多分不安症の一種っていうか。親とかには障害があるとか言われてないんですけど、療育してもらうところには通ってて。
高校生とか大学生ぐらいになって、「あれ、私ちょっと障害やったんかな」って思ったりして。後で気づいて、子供のころは結構辛いことが多かったです。
qbc:家では話せてました?
のの:家では話せてました。
qbc:学校って、その幼稚園とか保育園とか?
のの:幼稚園も小学校もです。
qbc:友達とかもじゃあ、なかなか。
のの:友達もですね。友達とも話せなかったです。
qbc:でも友達はいた?
のの:友達はいました。
qbc:話せないって言うのは、どれぐらい話せない?
のの:入学して、最初とかはちょっと話せてたんですけど、だんだん話せなくなって。もう高学年ぐらいになったら、全く話せなかったです。
qbc:場面緘黙症? ちなみに今は?
のの:今はもうほぼ治ってるんですけど、グループで話したりするときとか、あんまり発言とかできなくて。1対1だと話せるんですけど、グループになると話せないですね。
qbc:そこは識別難しいですね。まあ、私も大勢のときに喋るのは苦手だし。
訓練で治るものなんですかね? なにかしらのきっかけで治る?
のの:私は環境が変わって話せるようになったんですけど、中学受験して。
親が違う中学行ってみない? って言ってくれて、中学は自分が住んでた市から離れて、誰も知り合いがいない学校に入って。そしたら喋れるようになりました。
qbc:小学校では、なんか嫌なことがあった?
のの:特にはないんですけど、なんでかもう喋れなくなっちゃったみたいな。
qbc:なるほど。遊び自体はどういうことしてましたか? 話せないけどガンガン外で遊ぶとか。
のの:おままごとか家で遊ぶのが好きでした。妹がいて、妹とごっこ遊びしたり、おもちゃで遊んだりとか、友達と遊ぶときも、結構家で遊ぶことが多かったですね。
qbc:友達と全く話せなかったわけではない?
のの:いや、全く話せないです。友達が話してくれて、私が頷いたりして。
qbc:はーなるほど。難しい。人間って不思議ですね。友達という関係はあるけど、喋れない。
どんなごっこ遊びしてたんですか?
のの:シルバニアファミリーっていうおもちゃが家にあって、それで遊んだりとかですかね。絵を描くのも好きで、絵を描いたりとかして遊んでました。
qbc:それは1人で? 友達と一緒に?
のの:1人もあるし、友達ともあります。
qbc:小学校時代は、今から見ると苦しい時代だった?
のの:今と比べたら苦しかったですかね。
qbc:すごい不安だったわけではない?
のの:その時も嫌でしたけど、私が負けず嫌いなんで、結構。周りに言われたりしても、見返してやるぞみたいな気持ちがめっちゃあって。
qbc:喋れないけれども、この野郎って思ってたってこと?
のの:勝手に睨みつけたりとかしてて。
qbc:あいつ喋んないぞみたいなことを言われてた?
のの:それはめっちゃ言われてました。
qbc:でも言い返せなくて睨んでた?
のの:はい。
qbc:中学から環境が変わって話せるようになって、どうでしたか?
のの:中学生の時はめっちゃ楽しかったです。友達もいっぱいできて、仲良い気の合う子もできて、毎週遊んだりとか。
qbc:その時はどんな遊び?
のの:その時は結構出かけてましたね。電車で通ってたので、その帰りにお店寄ったりとか、一緒にご飯食べて帰ったりとかしてました。
qbc:部活とかは?
のの:部活もしてました。文化系なんですけど、エスペラント語って言うんですけど。認知度低くて。
qbc:え、そんなのできるとこあるの? 中学校で?
のの:あるんですよ。
qbc:でも、エスペラント語でしょう?
のの:そうです。知ってます?
qbc:知ってます知ってます。なんでエスペラント部なんて学校にあるの?
のの:学校でありました。そこに5年ぐらい入ってましたね。
qbc:勉強してましたって人とお話するのは初めてですね。作家の安部公房とか、SNSのプロフィールで学習者を見かけたことはあるけど。
変わったものが好きだから入ったんですか?
のの:いや。それは仲いい友達に誘われて入ってって感じ。
qbc:仲の良い友達はなんでそんな?
のの:先輩もやってて、誘われてみたいな感じでした。
qbc:自分の中では特殊なものをやってる感じではなかった?
のの:そんなに‥英語と同じぐらいって感じですね。
qbc:そういう感覚なんですね。なるほど。
なにか得たものはありますか?
のの:得たものは、その時まで外国の人とか、海外の人がめちゃくちゃ遠い存在みたいな感じだったんですけど、エスペラント語の知識を得て、そんなに喋れるわけではないんですけど交流して。
海外の人が身近な存在になったっていうか、外国にも結構興味持ちましたね、そこから。
qbc:あ、インターネットを通じてエスペラント語で喋った?
のの:インターネットもですし、集まりがあって、そこに海外の方も結構来られてて、お話したりとかもしてました。
qbc:え、ちょっと喋ってみてもらってもいいですか?
のの:全然覚えてないんですよ。こんにちはがサルートンだった気がします。
qbc:文法は英語と一緒?
のの:ちょっと違いますね。動詞とかそういうのはあるんですけど。
qbc:SVO、SVCは一緒?
のの:いや、違った気がします。でも聞いた感じはイタリア語っぽい感じです。
qbc:なるほど。話題を変えますが、大学、社会人ってどんな感じでした?
のの:大学は県外に出て、京都の大学に通ったんですけど、そこからまた環境も変わって、また一からみたいな感じでした。
大学は英文学の学科に入って、周りがめちゃくちゃ頭いいっていうか。地元にいる時はまだ私も勉強できる方なのかなって思ってたんですけど、大学入ってから周りが出来すぎてちょっと一回挫折しかけて、そこまで英語の勉強を頑張れなくて。
違うこと頑張ろうって思っちゃってフリーペーパーを作るサークルに入ったりとか、あと違う学部の授業とか結構受けてました。
qbc:大学選びは、京都に行きたかった?
のの:京都に来たかったわけじゃないんですけど、県外に出たくて。
qbc:その大学で一番やったことって言ったら何ですかね?
のの:一番やったことは、フリーペーパーのサークルですね。活動頑張ったっていうか、最初は私が文章を構成とかするだけだと思ってたんですけど、自分でアポ取ってインタビューもしてっていう。
全部やらなきゃだめで、電話でアポ取るのとか、最初嫌で泣きながらしてました。断られたりするじゃないですか。
qbc:フリーペーパーのテーマっていうのは、どんなテーマ?
のの:女子大学生に向けて、内容とかは毎回バラバラなんですけど、女子大学生が好きそうなお店とか飲食店とかに取材することとかが多くて。老舗のお店とかに取材の電話入れた時とか、結構ですみたいなこと強く言われちゃって、最初の方に。
それが個人的にめっちゃ傷ついたっていうか。最初それがめっちゃきつくて。今でもそういうの苦手なんですけど、でもやっぱり取材して、いろんな方の価値観を知れてとても楽しかったです。
qbc:自分の大学内だけ?
のの:いろんな大学のメンバーがいて、学生団体みたいな感じです。10人くらいのメンバーで、少人数。
qbc:印象に残ったインタビューはありますか?
のの:印象に残ったことは、昔から商店街にある映画館があって、そこの代表の方に取材した時に、社会の出来事は全部共通してるっていうか、今現在の社会の情勢みたいなのがあるから、こんな事件も起こってるし、それはぐるぐる回ってるみたいなことを教えてもらって。
それがなんかぐっと来たっていうか、もっと社会のこと知るべきだなって思いましたね。
qbc:何人ぐらいインタビューしました?
のの:20人ぐらいの方にさせてもらった気がします。
qbc:就職する時っていうのはどんな感じで選びました?
のの:特になかったですね。元々出版とかそういう仕事をしたかったんですけど、結構ハードっていうイメージがあって、自分の性格的にもついていける自信がなくて、それは止めて介護を選んだって感じです。
未来:人と一緒が嫌なんですよ。人と違う自分でいたいっていうか。
qbc:未来についてお伺いします。5年後、10年後だったり死ぬまでにはこれをしておかないといけないとか、死ぬときはこう思われながら死にたいとか、未来について、どのようにイメージしていますか?
のの:叶えたいなって思うことがあって。
子供とかお年寄りとか、社会で孤立しやすい人とかが、気軽に集える場所みたいなものを作りたいなと思ってて。
お年寄りでも、今1人暮らしの人とか、多分不安だし、寂しいと思うし。
子供も預かってもらえる場所が少ないから、お年寄りも子供も共通して気軽に来れる場所とか作りたいなって。まだ具体的には決まってないんですけど、思ってます。
qbc:そもそもそういう寂しいお子さんとか寂しいご老人がいるっていうのは、どういうところで知っていったんですかね。
のの:今、私の職場で暮らしている人でさえ、周りに人がいても寂しいなって言ってるし、そう思ったら一人で暮らしている人、もっと寂しいだろうなって思ったりとか。
あと今、学童でボランティアさせてもらってて、やっぱり小学生が預けられる施設が少ないみたいで。わざと障害とかを付けて、放課後デイサービスに預けてるみたいな話を聞いて、やっぱり足りてないんだなと思って。そういう場所を作りたいなって思いました。
qbc:ボランティアのきっかけは?
のの:社会人になる前から、子供と関わることもしてみたくて。
qbc:ちなみに、大学生と社会人で、住んでる場所は違う?
のの:違います。引っ越しました。
qbc:移動すること自体、全然平気?
のの:全然平気ですね。新しい場所がむしろ好きです。
qbc:集まれる場所を作りたいって、どれぐらい前から考えだしたんですか?
のの:去年の冬ぐらいからですかね。いろんな人の話を聞いていく上で思うようになりました。
qbc:それは、どんな形の場所なんでしょう? 何人ぐらい人が住んでる場所? ご飯だけ食べれる場所?
のの:ご飯だけ、カフェみたいな感じにしたいなって思ってて。立ち寄れる場所にしたいです。
qbc:会員制とかではなく?
のの:ではなくて、地域の人が集まれる場所にしたいです。
qbc:そこで、ののさんはどんな役割をしてる感じなんですか?
のの:リーダーっぽいことをしたいわけではなくて、和やかに過ごせる場所っていうか。喧嘩とかにもならなくて、そこに来た人が孤独とかも感じずに、穏やかに過ごしてもらえたらいいなって。
qbc:ののさんは、そこで働いているイメージがありますか?
のの:そこで働きたい。初めはちょっとずつ、今の仕事続けながら。そういう場所を開いて、上手く行けば大きくしていきたいですね。
qbc:話している感じ、おとなしい、のんびりした人なのかなと思っていたんですが。それが最初の印象だったんですけど。
過去の話聞いて、場面緘黙症とかはあったんですけど、エスペラント語習うとか、フリーペーパー作るとか、アクティブだなと思って。
人からは、なんて言われますか? 性格とかは。
のの:知り合いレベルの人には、大人しいとか、穏やかとか、そういうこと言われますね。
仲良い人とか親には、我慢強いとか頼れるとかですかね。
結構違いますね。相談とか、結構受けますね。
qbc:自分自身では、どう思ってます?
のの:自分自身は、負けず嫌い。
qbc:ありがとうございます。大学選びって上手くいったなと思います? 京都の大学選んで良かった?
のの:それはめちゃくちゃ良かったです。
qbc:どういったところが?
のの:やっぱり自分の視野が広がった。いろんな県から来てる人とも関われたりで良かったです。
qbc:もしも就職先を変えたとしたら、タイムスリップして変えられるとしたら。コロナじゃなくて、就活がやりやすい環境だったら、どういう就職先にチャレンジしてました?
のの:今のでも満足してるんですけど、もうちょっとなんか、いろんな場所で働けるっていうか。
この介護の職種自体には満足してるんですけど。
qbc:ああ、今は働く施設が固定?
のの:異動もあるんですけど。でも、思ったより異動とかなくて。
なんか、いろんなとこに転勤できる仕事がしたかったです。
qbc:じゃあもしも今転職できるんだったら、どういう転職先を選びます?
のの:転職は、まだこの仕事がしたいとかはないんですけど、でも福祉に関わる仕事にやっぱり興味があります。
もうちょっとお給料上げたいとかはありますけど。
qbc:旅行が好きなタイプだと思うんですが、どうですか?
のの:旅行も好きです。でもあんまり行ってないです。旅行好きなんですけど、一人で行く勇気はなくて。なんか友達とも予定が合わなくて、それで行けてない感じですね。
qbc:100万円と1か月の休暇をプレゼントされたら、何に使います?
のの:行ったことない国行って、そこで国またいだりとかして。ヨーロッパ縦断とか。
qbc:行きたい国っていうのはあるんですか?
のの:北欧の方の国。スイスのアルプスとか見に行きたいです。
緑とか好きで、電車乗りながらのんびり綺麗な景色眺めたいです。
qbc:あらためて未来について聞きたいのですが、こういう気分で生きていきたいとか、どういう気持ちでいたいなどは、ありますか?
のの:自分を持って生きていきたいですね。人に流されないというか、自分の考えをちゃんと持っていたい。
qbc:ののさんは、人に流されたことってあるんですか?
のの:周りの人が、悪口とかそういうの言ってたら一緒に言いそうになるっていうのはありますね。
qbc:あー、思ってもないのに言っちゃう?
のの:自分でもちょっと思ったりはするんで、ほんとは言いたくないんですけど、言いそうになるっていうか。
qbc:今後、こういう仕事を知りたいとか、興味のある分野ってありますか?
今、どの職業の人とでも話せますみたいなチケットがあったとしたら、度の職業の人に使います?
のの:旅行業界の人ですかね。いろんな国に行ったりする人に興味があります。
qbc:それでは、最後に言い残したことがあればお伺いします。
のの:言い残したことは特にはないです。でも、自分を持ってほしいっていうか、自分の意思とか考え方を大切にしてほしいみたいなのは、思います。
周りに合わせてる人とかもいるじゃないですか。
もうちょっと自分で考えたりした方がいいんじゃないかなみたいな。
qbc:それは、なぜそう思う?
のの:もし周りの人が急にいなくなったりしたら、自分で考えなきゃダメじゃないですか。
そうなった時に急にちゃんと考えれるのかなとか思って。
qbc:自分自身が自分の考えを持ってるんだ、って気づいたのって、いつですかね?
のの:最近ですかね。
qbc:なぜ、自分自身の考えを持てたと思います?
のの:人と一緒が嫌なんですよ。人と違う自分でいたいっていうか。それは昔からそうで、子供のころは人と同じ服着るのとかも嫌だし、人と同じもの持ってるのも嫌で、個性が強いんですかね。
qbc:なるほど。ありがとうございます。
のの:ありがとうございます。
あとがき
インタビューをお読みいただき、誠にありがとうございます。
もし、感想がありましたら、コメント欄に是非残していってくださいませ!
覚えていますか? 愛、おぼえていますか? そうですね。
人間、いろいろなことがあるものです。
そうです、色々ね。あるもんなんです。付け焼刃でやったって、ねえ、もうダメなんです。わかりきってること、何で何度も何度も聞くの? 分からないね。心臓が熱いね。いたくなるね。胸の中には私たちの子供がいる。残念だね。はっきり言うね。
やっぱり言わないね。
ということで、今回のインタビューはいかがでしたでしょうか? 負けず嫌いというのがひとつのキーワードだったのかなあ、と思いながらお話を聞いていました。でもね結局ね、20代のインタビューというのは、未来への広がりが大きいし、これからの変化も考えると、やっぱりほんとその時点でのスナップショットって感じになるんですよね。
これが50代だったら、ある意味「その人はこうだった」ということも言えるんだけど。
20代はやっぱり、この時点のこの人はこうだった、て感じになるんですよね。
まあ若くして死ぬこともあるのだから、それがすべてということもあるのだけどさ。
あまり不吉なことを言うものでもないが。
ともあれ、ののさんは無名人インタビューの一員として今後ご活躍いただくことになったとさ、というお話でしたわ。お終い。
インタビュー担当:qbc
編集協力:のの
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