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自分が楽しく生きることで人も元気づけられたり人の助けにもなれるような生き方をしたい人

無名人インタビューというものをやっていて、結局このインタビューのテーマは他人なのかなと思ったりすることもあるんですね。
人間を知りたい、とかそうゆうつもりでやっていたんですが、実はこれって、他人を知りたいってことなのじゃないのかな? って。そりゃ他人を知って、結果自分のことを知ろうとするむきもあるから、自分を知りたいのが本当だって見方もまああありますが、まあとにかく、人間というもやっとしたものではなくて、ハッキリ目に見える「他人」というものを知りたいのではないのかなと。
他人というのは、こう、人間というよりも、もっと具体で。
例えば道を歩いていて、目の前からやってくる人は、他人。でも、その人が家で寝ていて、私の視界からは目に見えないところにいたら、他人ではない、人間。
クラスにいる、名前だけ知ってるほとんど話したことのないクラスメイトも他人。
一緒にいて、でもあんまり話したことのない弟も他人かもしれない。
こういう、あんがい、他人って、案外多いな、と思う。
こういう人たちを、私たちは、中途半端に知りつつ、ずっと、わからないままで生きていくんだろうか? なんか、そういう感覚が、そら恐ろしいと思ったします。
怖いね。なんだか。
ということで無名人ゴッ!!!!!
【まえがき:qbc・栗林康弘(無名人インタビュー主催)】

今回ご参加いただいたのは saki さんです!


現在:つらいところにとどまるというか、とどまるというとあれだけど、のも何か一つの生き方だけど、そこずっといてもそこでぐるぐるする感じしかしないから、なんか、ちょっと違うことに目を向けたりとかいろんなことやってみようかなみたいな。

qbc:今何をしている人でしょうか?

saki:今は、会社員をしておりまして、小さめのスタートアップの会社でWebディレクターをしております。

qbc:どれぐらいされてるんですか?

saki:2年半ぐらい、してますかね。2年半ぐらい。今2社目で、はい。この会社に入って2年半ぐらいやっております。

qbc:その前のお仕事もディレクターさんです?

saki:前の仕事は、エンジニアをしておりました。1年ぐらいエンジニアをしていて、そうですね、社会人4年目、みたいな感じになります。

qbc:Webのエンジニアさん?

saki:はいそうです。

qbc:なるほど。お仕事以外のことって何されてる方ですか?

saki:お仕事以外のことは、そうですね、いろいろしてるんですけど、結構、1回メンタルの調子を崩したことがあってあったりとかして、何か自分のことを知るとか自分の心のこととかそういうのに興味があって、なんかヨガの哲学とかを学んだりとか、あとはそうですね自分の意識のことを学んだりとかあとなんか、占星術、占いのことを学んだりとか、あとはいろいろそうですね。何か音楽が好き、音楽が好きというか何か表現、自己表現とかに興味があって、なんかそういう音楽をやってる人に、音楽だったりと表現みたいなものを教えてもらったりとか。結構何か広くいろいろやってるかなと思います。

qbc:お仕事をされてるとき、どんな気持ちですか?

saki:そうですね、気持ちか。えー何だろう。ちょっと大変だなとか、うん、何だろうあと。大変だな、面倒くさいなとか、あとはでも、一緒にやってる人とかは好きで、一緒にやれるのは嬉しいなとか、そんな感じですかね。

qbc:エンジニアがきつかったってことですかね?

saki:そうですね、そのときはエンジニア結構きつかったですね。

qbc:エンジニアもwebディレクターも業界自体は一緒ですよね?

saki:業界は一緒ですね。はい。同じ業界です。

qbc:エンジニアをされているときに休職された?

saki:エンジニアのときは休職してなかったんですけど、エンジニアできつくて転職をして今の会社に来て、で、体調が結構回復するかな、環境も変えて、体調回復するかなと思ったんですけど、何か悪化していって。だからエンジニアやめてディレクターになってから1回休職して、で、8ヶ月ぐらい休職してから、復職して。はい。今でちょうど1年半ぐらいかな?1年ちょっとぐらい復職してから仕事をしているような感じになりますね。

qbc:そしたらまた仕事に戻っちゃうんですけど、今でもきついですか?

saki:仕事は別にきつくはないですね。今のところというか、はい。

qbc:じゃあ復職して安定したということ?

saki:そうですね。そうだと思います。

qbc:何が良かったんですかね?

saki:えーなんなんですかね。なんだろう。何が良かったか。まずそのベースの、結構その休職する直前とかは過呼吸なっちゃったりとかして、そもそも何か体調が悪すぎるみたいな感じになってしまったので、その8ヶ月っていう何にもしない、仕事を一旦休んで、まず、空白の時間みたいなのをいただいたことで、そういうベースの体調の悪さみたいなものは薬も使ってちょっとずつよくなっていったかなっていう。
そう、なんだろう、休む時間と医療、薬みたいなところがあったり、あとはそこでカウンセリングをちょっとずつやってもらったりして、自分の考え方だったりとか、にアプローチしたりとか。そうですね。
なんか前の会社が割とトラウマみたいなところはあったので、やめてから1年ぐらい何かゆっくり時間をかけていろんな人に話したりとか、自分で、こう、どういう気持ちになったとかを書いて整理して、ちょっと薄らいでいったっていうのもあったりとか。あとは本当に趣味、なんだっけ、仕事だけみたいな人間になってたんですけど、結構趣味も大事だよ、
とか何か上司と話したときにそういう話があったりしたので、なんかこう最初は好きだからやるっていうよりもとにかく趣味を広げる見つけるみたいな感じでいろいろやってみたりしたら意外と面白くて、仕事以外にも何か気分転換だったりとか楽しいと思えるものがいろいろ見つかったりとか。
そんな感じで結構いろんな要因がだったりがあって、ちょっとずつ回復して、そうですね、1年前復職するときはギリギリ復職できるかできないか、でもやってみるしかないみたいな感じだったけど、でも1年経つ中で、割と元気なのかなっていう感じはします。

qbc:体調が悪かったってどんな感じだったんすか?

saki:えーなんかもうめちゃめちゃ悪かったですね。なんだろう。うーん難しいですね。体調悪かったのは、その時期にもよるんですけど。
まず、ちょっと何か、合わなかったりとかちょっとレベルが高かったりとかして、ちょっとここでは頑張れないかもなと思って転職をしたんですけど、でも転職してすぐ、なんかもう本当に、ちょっとトラウマ。仕事だったりとかIT業界っていうのがトラウマ、あと人と一緒に仕事することがトラウマみたいな感じになっちゃって
だから、なんか全然周りの環境とかは変わったんですけど、前の会社でSlackっていう連絡ツールを使ってて、今の会社でもSlackを使ってるんですよね。なんかもうSlackを使うと同時に嫌な気持ちがよみがえるみたいな感じで。
Slackを見ると涙が出てくるとか、Slackはもう開けないみたいな感じがあったりとか。それこそ何か、すごい仕事してるとお腹が痛くなってくるとか。まあさっき言ったような過呼吸、ちょっと時間をおいてもちょっとやばくなってくると過呼吸があったりとか。
そうですね。あと全く眠れないとか。眠るのが怖いとか。朝になって、やっとちょっと意識が落ちるみたいな感じとか。そんな感じでしたかね。

qbc:そのときは、単純に退職をしたってとこですかね、辞職をして、前職のときは。

saki: 前職のときは退職しましたね。転職みたいな感じで辞職して。休職とかではなくて、退職して、転職して今の会社に入ったような感じになります。

qbc:何をされてきたっていうのももうちょっとお伺いしたくてですね、いつ頃から何を始めたみたいな。

saki:いつ頃から何を始めた、今していることみたいな感じですかね?

qbc:何かしなきゃいけないと思ったんですよね。この状態を脱するために。それをいつ頃から、どんなことから始めたのかなと思って。

saki:結構なんか、思いつくことは全部やったみたいな感じで。休職してすぐはまず病院に行って、でもなんだろうな。体調も悪かったから心理的なところじゃなくて、もう体で何か問題があるんじゃないかみたいな不安もあったりして、何か病院をすごいめちゃくちゃ回って、6件とか7件とか、いろんなところ回って。

qbc: 何科に行くんですか?

saki: 心療内科とか、脳神経内科とか。あと、私そのときどうだったか忘れちゃったけど、気持ち悪くなったりして消化器内科とか、そうですね行きましたね。

qbc:これは休職してからの動きなんですね。

saki:休職してからですね。はい。そう、だから休職する前は全然体調に気を配ってないというか、なんかつらかったけど、まだ大丈夫みたいな感じで、もうなんか、病院に行くとか、まあでも、その心療内科は、一応ちょっとやばくなったタイミングで行ったんですけど、でも本当に体のことに気を向け始めたのは休職してからで。
うん、休職してから、「大丈夫、私できる」って感じじゃなくて、「いやーもう無理だわ」っていう気持ちにちょっとなってきて、でそこからまあちょっとずつ、このときの自分なりの行動をしていったみたいな感じ。

qbc:病院に行く以外に何をされたんですか?

saki:その後は病院行って、あと読書したりとか、なんかメンタル系の本を読んだりとかして。あとは、オンラインのカウンセリングサービスみたいなアプリを、チャットとか通話とかできるやつを使ったりとか。
あとは、何か自分のことを知ったりとか自分のことを大事にするみたいなオンラインサロンに入って、何かインスタで発信してる人がすごいフィーリングがそのとき合って、なんかこの人が発信していることにもっと触れたいなみたいな感じでオンラインサロンに入って、なんかこう、同じようにその人に惹かれる人たちと一緒に、こう自己分析じゃないけど、なんか自分もいたわったりする時間を持つみたいなのをコンセプトにやってるオンラインサロンで、そこに入ったりとか。
あとは、そうですね。何かしたかな。友達と話すとか、うんそうですね、結構友達に聞いてもらったりとか、あと親にも、話したりとかも。つらい時から治るときはそんな感じですかね。あとはやっぱ結構書きましたね、なんか日記とかに自分の気持ちとか、何がつらかったとか本当はどうしたかったとかそういうの書き出したりとかしてましたかね。

qbc:ヨガとか占いとか音楽を教えてもらったのもこの時期?

saki:いやそれはもうちょっと後ですね。なんかもうそのなんかマイナス100ぐらいからゼロにいくのが、その病院行ったりとか、ノートに書いたりとか。その後ちょっと元気になったら、ヨガとか占いとか、料理とか音楽とかちょっとプラスのことというか、何か活動的なことをみたいなのが、ちょっとできるようになったので、うん、やっていったような感じですかね。

qbc:概ね、マイナスからゼロに戻れたっていうのは期間的にどれぐらいでしたでしょうか?

saki:えーどれぐらいだろう。結構体感は長かったですけど。でもマイナスがどこからかちょっとわかんないですけど、うんそうですね、ちょっと待ってくださいね計算するので。うーん。うーん丸2年ぐらいとか?もうちょっとかな。

qbc:復職してから1年半なんでしたっけ?。

saki:今、復職してから、1年3ヶ月とか、ですね。

qbc: あーなるほど。今ゼロって感じですか?

saki:今結構プラスだと思ってます。

qbc:ごめんなさい、復職したのは?

saki:復職したのは一昨年の10月。

qbc:えっと2022年の10月。

saki:10月ですね。

qbc:丸2年ぐらいかかったっていうのはいつぐらいがゼロなんですか。ゼロになったのはいつ?何年何月ぐらい?

saki:ゼロは、復職してちょっと経ってからですかね。

qbc:じゃあ11月ってしておきましょうか?

saki: はいはい。

qbc: なるほど分かりました。そのあたりから他の趣味的なことっていうんすかね。そういうことをやってった?

saki: そうですね。休職期間と休職のちょっと前の体調悪かった時間は結構マイナスからゼロみたいな感じだったかなと思います。

qbc:その手当たり次第病院探したりっていうのは情報源って何だったんですか?

saki:ググりましたね、ネットで。

qbc:ゼロになったなって後、なんでそういう趣味的なことをやったらいいとわかりましたか?

saki:なんでやったらいいってわかったか、かあ。なんで。マイナスをゼロにする行動、なんか病院行ったりとかじゃなくて、もうちょっと活動しようみたいな気持ちになった理由みたいなことですかね。

qbc:そう。ググったのか、体が勝手に求めたのか、とか。そういうことですね。

saki:なんだろうな。そうですね。何かちょっとつらいみたいな話を上司にしたときに、休職する前に。仕事だけだったり、切り替えがうまくできないとなかなかずっとつらくなっちゃうから、気分転換うまくいかないなら趣味だったり、何か仕事以外、楽しめることあったらいいよみたいなアドバイスをもらってたのと。そうですね、あとは、なんでだろう。
なんか、休職とか体調悪くなる以前に、なんか自分のことを考えたりとか、向き合ったりとかちょっとする機会があったりして、そのときに、なんか結局、マイナスからゼロにするのだと、なんか、なんていうんだろう、
誰かに、マイナスからゼロにしようと思っても目指すものとか好きなものがないと、方向がわからないから、結局マイナスに、マイナスからゼロに戻っても、またマイナスの方に、方向がないからまた戻っちゃうよみたいな感じのことを言われて、っていうことがあって。多分どっか頭の中で覚えてたりとか体感としてわかったりとか、いろんな情報を見たときにそれが腑に落ちたりして。何かマイナスからゼロをする時期も大事だけど、最低限動けるようになったりとか頭が働くようになったときに、そこをずっとやってるっていうよりは、もうちょっと私もやりたいこと見つけたいなとか。
そうですね、何か学生の頃とか、いろいろ海外行ったりとか、いろんな人と話したりするのとか結構好きだったりして、そうですねなんか、つらいところにとどまるというか、とどまるというとあれだけど、のも何か一つの生き方だけど、そこにずっといてもそこでぐるぐるする感じしかしないから、なんか、ちょっと違うことに目を向けたりとかいろんなことやってみようかなみたいな。感じですね。

qbc:今現在の趣味っていうのは、どんなことされてます?

saki:今現在の趣味は、そうですね、何かやっぱり自分のことを知るだったりとか、そういうのが多分好きで、なんか、そうですね、自分の心、心というか何か、何だろうな、自分がどういうことを信じてて、どういう思い込みとかがあったりして、だからこういう結果になってるみたいな、なんかそういう目に見えないことの話みたいなところを、勉強したりとか、自分のこと知っていくっていうのが結構好きだったりするかなと思います。

qbc:具体的に今一番ホットなトピックってなんすか?そういう自分を知っていく作業の中で、いろんなツールがあると思うんですけど。

saki:なんか、確かにいろんなツールがありますよね。いろんなツールがあって、私は学生時代の頃に受けた自己開発のワークショップがあったんですけど、それをまた最近勉強し直してて、なんか、そこで自分に向き合ったりとか、なんか、自分の感情に気づいたりとか、何かそういうのが、ホットかなと思います。

qbc:周りの人から性格はなんて言われます?

saki:性格ですか。なんて言われるだろう。なんか、真面目だけど、芯は強いとか。あとは、ちょっと頑固とか、なんだろう、静かで穏やかでどっちかっていうと人の話を聞いてる方が得意そうとか。そんな感じですかね。いろんなことやってそうとか。そんな感じですかね。

qbc:自分ではどういう性格だと思います?

saki:自分ではなんだろう、でもやっぱり我は強いかもしれないですね。なんか、決めたこととかやりたいと思ったこととかはやりたいし、なんか、融通利きづらいなとかめんどくさい性格だなとか生きづらい性格かもなとか思ったり、自分の性格、そうですね。うーん。まああと感情が豊かな方、かなと思いますね。

qbc:身近な人、家族、恋人、親友。そういう、よりプライベートに近い人、生活に近い人から言われる。普段は、なんていうか自分でも周りからもあまり気づきにくい、身近な人だからこそ、言われる一言みたいな性格的な部分ってあります?

saki:なんか厳しいって言われたことがありますね。自分にも他人にも厳しいみたいな。

qbc:なるほど。

saki:そうですねそれは何か、あんまり自覚してなかったというか、確かに厳しかったかもしれないけどちょっと厳しくなくなりつつあると思ってたけど、まあそっか、みたいな。ことはありますね。

qbc:最近その思わずSNSに投稿したくなるような、楽しい出来事。もし自慢が許される世界ならば、言ってしまってたような、そういったマウントエピソードみたいなのを教えてください。

saki:マウントかあ、難しいですね。

qbc:そこまで強くなくてもいいですけど。やったよっていう伝えたくなるような。

saki:さっき、音楽を習ってるって言ったんですけどそこで何か、作詞作曲みたいなこともやって、そこで何か、めちゃめちゃいいと思う、曲が出来たとかですかね。

qbc:どんな雰囲気の曲でした?

saki:雰囲気。すごい平和な感じ。なんか世界平和を願うみたいな感じの曲ですかね。

qbc:PCで作った音楽?スマホとかで作った音楽?

saki:いや、即興で、ギターを弾いてもらって、私が勝手に歌うみたいな感じで、デジタルにしてないアナログで作ったような曲になりますね。

qbc:ギターはこんな感じで、みたいなのを注文する感じ。

saki:そうですね。それもできるし、何かあったら相手の、教えてくれる人が弾いてくれるんですけど、私は、ゆっくりめお願いしますぐらいのざっくりさでお願いしてて、なんかそれで歌ってみたら、個人的には何かすごい好きなというか、いい曲ができた感じがします。

qbc:タイトルはつけましたか?

saki:タイトルはないですけど、内容は海と空をテーマにしてて、なんかそこから、そうですね何か、なんていうんだろう。国境を越える感じとか、世界中の誰もが繋がってる感じとかを歌うような曲ですね。

過去:恋愛だったりとか、いろんな国に行ったのを通して、ちょっと今やってることも繋がるけど、なんか自分のこともっと知りたいなみたいな感じでなんか、自己分析だったりとか、自分のことを考えるみたいな時間をとったりもして、自分に対する理解もちょっと広がったような、感じがして。

qbc:過去についてちょっと聞いていきたいんですけども。子供の頃はどんな子どもでしたか?

saki:子供の頃は何だろう結構静かで優等生の感じだったと思います。

qbc:好きな遊びとか幼稚園の頃とか、一番古いやつでどんな遊びの記憶がありますか?

saki:まあでも幼稚園でやってること何でも好きでしたね。なんか絵本も好きだし、お店屋さんごっこも好きだし粘土も好きだし、歌も好きだし、結構何でも好きな感じでしたけど、みんなでわちゃわちゃ遊ぶよりは、1人で静かに熱中とか集中してもくもくとやってる方が好きだったような気がしますね。

qbc:家ではなんか何してました?

saki:家で何してたかな。小さい頃家で。まあアニメ見たりとか、小学生ぐらいになったら友達と外で友達のうち行って外で遊んだりとか。あと習い事も結構いろいろやらせてもらってたので、ちょこちょこ習い事行ったりとかもしてましたね。

qbc:習い事はどんな習い事を?

saki:水泳とか。長かったのは水泳と習字。他にちょっと何か生け花とか、料理とか裁縫とか、何かちょっとだけ何かかじってみたみたいなやつも、あとピアノとかもちょっとだけやりました。

qbc:それは小学生です?

saki:小中ぐらいですかね。

qbc:小学校時代はどんな子どもでしたか?

saki:すごい小さい小学校で、全校生徒80人ぐらい、1年から6年生までで80人ぐらいの、1クラスしかない学校で。すごい田舎の自然の中にあって、結構過ごしやすかったような気がしますね。

qbc:どんな子供でした?

saki:どんな子供だったんだろうな。そうですね。まぁなんだろう、子供を楽しみつつ、ちょっと大人の期待に頑張って応えつつ、半々ぐらいの子供だったような気がします。

qbc:中学校は?

saki:中学校は、もうちょっと人数が増えて、1学年に3クラスぐらいになって。吹奏楽部に入ったんですけど、そんなに大変なところじゃなくって、なんかゆるゆるお喋りしたりとかしながら、ちょっとは楽器練習して、勉強もそこそこやってみたいな感じだった気がしますね。

qbc:高校時代は?

saki:高校時代は、なんか吹奏楽を続けたんですけど、結構練習が厳しいところに入って、でそこが結構つらかったですね。もう、なんだろう、勉強は好きだから、それはそれでやってたけど。部活に時間とか、エネルギーをほぼ全部使うような感じで、でもなんか、思うように上手くならなかったりとか、人間関係、人間関係っていうのかな何か、がちょっと悪かったりとか、ちょっとバチバチしたりとかして、すごい楽しいとか達成っていうよりも私の中では割とモヤモヤしたりとかつらかったりとか、そういうことの方が大きかった、かなと思いましたね。

qbc:高校までで苦しかった思い出ってどんなことがありますか?

saki:高校までで苦しかった思い出。やっぱなんか高校の部活でフルートっていう、高い音が出る目立つ楽器のパートリーダーをしてたんですけど、フルートって結構なんか、みんなで合奏って言って、みんなで練習するときも、なんか結構先生の目の前にいて、しかもパートリーダーで目立ちやすい音が出てみたいな感じで、でもできなかったりして、でもなんか目の前で毎日めっちゃ怒られるみたいなことがあって。っていうのとか、何かパート内でも人が辞めちゃったりとか、したときがなんか本当によく覚えてないけどめっちゃ泣いてた気がするし家とかでもベッドで。
それがすごい苦しかったですかね。なんか、楽器は大好きだけど全然思い通りに吹けないし、何か苦しいみたいな感じで、結構苦しかった気がしますね。

qbc:そのとき相談する人たちとかっていたんですか?

saki:いやあ、本当につらいときは部活の友達とかに、言ったんですけど、でも基本的には何か前向きに頑張ろうねみたいな感じになるし、なんかこう親に相談する気にもならないし、部活外の子に相談する気にもならないし、みたいな感じで。
もう本当につらいときは部活の子に言ってたけど、それ以外のときは、もう前向こうみたいな感じで、何か自分に言い聞かせたりして、そうですね、そんな感じでしたね。

qbc:ご家族からはどのような育てられ方をしたと思っておりますか?

saki:どのような育て方。そうですね。母親がめちゃくちゃ心配性で、なんかこう、いろいろ言ってきたり関わってきたりとかしてくる感じで、父親が外でお金を稼いだり、会社で働いてるけどそこまで干渉してこないみたいな感じで。どんな育て方だろう。
愛されてたなって思うけど、なんか今になって思うけど、何だろう。教育というか小さい頃、特に中高のときとかは、反抗期というか、何か自分が欲しい愛情をもらえないみたいな感じで結構、親のことが嫌いだったなと思いますね。

qbc:どんな愛情が欲しかったんですか?

saki:もう自分のことを一番に見てくれて、自分がやりたいと思ったことを応援してくれてみたいな。そういうのを、そのときは期待してたんですけど。でも私、兄弟が3人いて、一番上で、その下2人が5、6離れてて年子なので。
なんか、妹とか弟のことばっかりでこっちのこと見てくれないとか、っていうなんか一番見てもらえない感じとか、あと何か結構親が心配性なので、楽器やりたいとかフルート頑張りたいとか言っても、心配だからやめなさいやめなさいみたいな感じで応援してくれるというよりは、何だろう、止められちゃうみたいな感じだったから。なんか、そんな感じでしたね。

qbc:フルートやめなさいってやめなさいってどういう感じなんすかね?バイクの免許とかと違うと思うんですけど。

saki:あー。いやなんだろうな。そもそもそこの高校が結構部活厳しいところだって言ってたので、そこの高校行ってもいいけど、部活やるのは、そうですね、あなたの体力的には無理じゃなんじゃないみたいな。

qbc: なるほどなるほど。

saki:そういう心配みたいな。

qbc:はい。その後の高校のあとはどういう進路、進学に決めたんですか?

saki:お金がなかったので最初は国公立行きたいと思ってたんですけど、でもちょっと、部活を夏に引退してそっからの勉強期間だと、なんか私の何か計画の立て方と勉強の仕方だと全然勉強が間に合わなくて結局私立の女子大に行くことにして、私立の女子大の理系に進むことにしたような感じですね。

qbc:大学時代はどうでした?

saki:大学時代は、いろいろありました。なんかまぁ楽しかったですよ。楽しかったけどいろいろありました。

qbc:何があったんですか?

saki:何があったか。世界広がったみたいな感じですかね。なんか自分が見てる世界が広がって。そうですね、何かインカレ、自分の大学だけのサークルじゃなくて、いろんな大学のところが来る学生団体みたいなやつに入ったから、本当にいろんな人と関わって、何かこんな世界もあるこういう人たちもいるんだなっていう広がり方もしたし。
その後世界1周に休学して行ったりして、なんか、いろんな世界があるんだなっていうか、いろんな国とかいろんな、なんだろうな。物理的な発展もそうだし、貧困とか格差もそうだし、でもその中で生きてる人たちの心持ちとかスタンスとか。そういう多様性みたいなのもそうだし。なんか世界も見たし、なんか船で世界1周したんですけど、船の中に千人ぐらい人がほぼ日本人がいて、その中でいろんな人と話す中で、こういう生き方があるんだなみたいな。広がり方もしたしっていう感じ。
とか、恋愛をして、人と付き合って。何かそうですね、嬉しいなとか、楽しいなとか。でもなんかそのときすごい自己肯定感がめっちゃ低くて、なんかちょっとうまくいかなかったりして、っていう広がりとはちょっと違うかもしれないけど、でも自分の世界は広がったなみたいな、気づいたことがいっぱいあるなみたいな感じ。とかそうですね。
なんかその恋愛だったりとか、いろんな国に行ったのを通して、ちょっと今やってることも繋がるけど、なんか自分のこともっと知りたいなみたいな感じでなんか、自己分析だったりとか、自分のことを考えるみたいな時間をとったりもして、自分に対する理解もちょっと広がったような、感じがして。いろんな広がり方を大学時代はしたような気がしますね。

qbc:いわゆるピースボートとかですかね?

saki:そうですそうです。

qbc:何ヶ月ぐらい?

saki:3ヶ月ですね。冬のクルーズで、年越しから3月ぐらいまでの3ヶ月行きました。

qbc: サークルは何サーだったんですか?

saki:何サーって言うんだろ。なんか学生団体に入ってて、私は海外に行く人たちを、応援したりとか、そういうことをしていました。うん。はい。

qbc:就職はどういう感じで選ばれたんですかね?

saki:就職はそうですね。どういう感じで選んだんだっけ。ピースボートから帰ってきて、さあ就活だ4年生だみたいな感じになったんですけど、結構やっぱ人が好きだったりとか人って面白いなみたいな感じだったので、最初の内定もらったのは、私葬儀だったんですよ。

qbc:葬儀ってお葬式?

saki: そうです。お葬式の会社に内定もらって、その会社の、その人らしいお葬式とか、その人らしい葬儀を作って空間を作って、最後の時間を味わうみたいなところに惹かれて葬儀の会社に内定いただいてそこに入ろうと思ってたんですけど。なんだろうな。そう思ってた。
思ってたけど、なんかちょっとそれが7月ぐらいに内定もらって、大学ではITのことを勉強してVRでゲーム作ったりとかしてて、っていうのがあって、でやっぱり人に興味はありつつ、何て言うんだろう。もうちょっと自分の力を試したかったりとか、なんていうか、高めたいし、挑戦してみたいなみたいな気持ちに勉強してく中でなっていって。そうですね。それでまた秋ぐらいに就活を再度始めて4年生の。それでそのときはIT業界を見てて、最終的にいくつか面接を受けたりして最終的にそのITの会社にエンジニアとして入ったみたいな。

qbc:入った会社で休職してますけど、最終的な病名って何かついたんすかね?

saki:病名はなんだっけな。身体表現性障害。確か。多分、そうですね。身体表現性障害と鬱状態。とか、そんな感じだったような気がします。

qbc: なるほどね。どんなお薬もらったんすか。

saki:今も飲んでるっちゃ飲んでるんですけど。なんだろう、興奮を抑えるみたいな薬と、鬱状態を和らげるみたいな薬を飲んでますね。

qbc:頓服ですかね?

saki:頓服じゃなくって、毎晩、毎晩なんですけどちょっとたまにさぼるんですけど。一応毎晩です。

未来:そもそも楽しく生きたいなって私が思うし、楽しく生きたら、何か人にあげられるものもそこで増えるかもしれないし。

qbc:ありがとうございます。未来についてお伺いしていくんですけども、5年10年30年40年、未来っていうところを見据えたときに今、どんな未来を思い描いていますかね?

saki:そうですね。正直ちょっとまだわからないけど、なんか、自分が楽しく生きて、何か人、自分が楽しく生きることで人も、元気づけられたりとか人の助けにもなれるような、そんな感じの生き方とか人になりたいなと思いますね。

qbc::自分も元気になって他人も元気に。

saki:うんそうですね。

qbc:なんでですかね?

saki:なんでですかね。

qbc:割とはっきりしたイメージだと思うんですけど、いつからそういうふうに思った?今言ったから思いついたんですかね?

saki:いやなんかいつだか忘れましたけど、なんか1年前とか半年前とかそれぐらいになんか、すごいその今言ったやつがしっくりきたタイミングがあって、あったのはあって。それはなぜかと言うと、なんでだろうな、
そもそも何か、そういう人にすごい惹かれてきたなと思って。惹かれてきたしそういう人に助けられたりとか救われたりとかしてて。自分がつらいときとか別につらくなくても、ぼーっとしてるときとかも何かそういう人に会うと、そういう生き方の人見ると、やっぱりなんかめちゃくちゃ惹かれるしなんか自分らしい生き方をしてる人とか、を見ると、見たり関わるとすごい惹かれるなって思う、のと。そうですね。
なんか、高校から大学ぐらいまで、結構、なんだろうな、他人のために、社会人でもかもしれないけど、他人のために、何かやるみたいなマインドが、強くてでもそうする結果、なんか自分が潰れちゃったりとか。他人に期待しすぎて、勝手に裏切られた気持ちになって、他人を嫌いになるみたいなことがめちゃめちゃ多くて
だから何か、私にはちょっとそこだけを軸にするのは合わないかもしれないなと思ってて。って考えたときにやっぱり、そもそも楽しく生きたいなって私が思うし、楽しく生きたら、何か人にあげられるものもそこで増えるかもしれないし。
だから何かまずは自分が楽しく生きたいとか、自分のことを大切にして、これだけで終わらずに、何か人にも何か与えられたりとか、なんか元気づけられたりとかしたらいいかなと思いますね。

qbc:自分の体調に気を配ってなかったっていうふうに、最初の方でおっしゃったんですけど、なんで自分の体調に気を配ってなかったんですかね?

saki:なんでなんですかね。いやぁ、健康なのが当たり前だったし、自分は全然こんなもんじゃ倒れないとか、まだできるってずっと思ってたし。でも、なんだろう、あとは何か自分より他人を大切にしなきゃみたいな。もっと他人にあげなきゃみたいなものも結構あったのかもしれないですね。

qbc:自分らしさって何だと思いますか?

saki:えー難しいですね。自分らしさか。いやわかんないですよね。ええ、なんだろう、そうですね。なんだろう。なんかいやわかんないな。わかんないけど、なんか、うーんわかんない。何か感情豊かでいろんなことを考えて感じて、何か立ち止まったりとかもするけど、また前に進もうとするところ。とか、ですかね。

qbc: 前ってどこですかね?

saki:どこなんですかね。何だろう。前ってどこですかね、難しいな。えぇ。

qbc:今の前ってどこですかね?今これを目標にしてる、みたいな。

saki:まぁでも、やっぱり自分とみんなが幸せになる方向ですかね。

qbc:もしもの未来っていう質問をしていて、中高の頃に親から欲しい愛情をもらっていたとしたら、どんな自分になっていたと思います?

saki:難しい。ええ。うーん。幸せだけど、ちょっと深みがない、深みがないとまでは言わないけど、分かる感情の幅だったり深さが狭い人間になっていたかなと思います。

qbc:そのときどんな感情を知ったんですか?

saki:そのときはたくさん知りましたけど、まぁ悲しいなとか、寂しいなとか、つらいなとかいろんな闇、いろんな闇を知ったと思いますね。

qbc:今一番自分がやりたいことは何かってあります?

saki:一番自分がやりたいこと。なんだろう、私もまだまだだし現在進行形だけど、なんか過去の自分と同じような人に、なんかこう、応援したい。自分も楽しい形で、と思いますね。

qbc:自分も応援されたいと思いますか?

saki:思いますね。思います。

qbc:自分が応援されたらどうなると思います?ちょっとイメージしてください。

saki:ええ、誰かに応援されたら?

qbc:何ができる?

saki:何ができる。でも結構応援されてますよ、応援されてますけど、もう既に応援されてるけど、でもそれによってすごい何だろう。優しさが生まれる感じ。ひとりじゃない感じとか、みんなと繋がってる感じとか。何ができるようになるは、勇気が増えますよね。何かをやろうとか、何かを得ようとか。

qbc:ありがとうございます。最後の質問がですね、最後に言い残した言葉っていうので、本当の遺言みたいなってもいいし、インタビュー振り返って独り言みたいになってもいいし、読者向けメッセージでもいいんですけれども。最後に言い残したことがあればお伺いしています。

saki:難しい。緊張したけど意外と、その意外とか言ったら失礼かもしれないけど、意外と楽しかったなってめっちゃ思うからありがとうございましたっていうのと。そうですね。なんだろう。いやでも私も過去、私もというか知らないけど、なんか過去めっちゃつらかったなと思って。でもなんか、なんだろう。
わかんないけど、でも苦しいだけとか絶望だけの世界からは出られると思うし、私もいろいろ感じながら、前に進もうみたいな感じだから、なんか、そういう人がいたら、一緒に頑張りたいなって思います。以上です。

qbc:ありがとうございます。

saki:はい。ありがとうございます。

あとがき

無名人インタビュー、受けた人が楽しく幸せならさ、時間かかるかもしれないけど、インタビュアーする人増やして、毎日1人ずつインタビューするのとか増やしていったらさ、世界中のみんな、幸せになっていくんじゃないのか?

【インタビュー・編集・あとがき:qbc】

【編集:本州】

#無名人インタビュー #インタビュー #休職 #仕事

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