見出し画像

会話ゲーム「いち抜け」

 3人以上の参加者で会話をするなか、1人が会話に参加しない役「いち抜け」になります。発言しない「いち抜け」役が交代していき、その時々で会話する人の組み合わせが変化していくのを楽しむ「会話ゲーム」です。過去作「コシガヤ」を簡略化したヴァリエーション・ゲームになっています。

参加人数

3人~

用意するもの

「いち抜け」役を表す目印になるもの1個(例:コイン、トランプカード、コップなど。自由に移動できて他と区別できるものならなんでもよい)

ゲームの進行

① 会話の開始時のテーマ(話題)を、話し合って自由に決定する。過去作「五十音」を用いると決めやすいと思われる。

② 全員でじゃんけんなどをし、最初の「いち抜け」を1名決定する。「いち抜け」の人は自分の前に目印を置く。

③ 会話を開始する。開始時の話題について参加者間で自由に発言しあうが、進行につれて話題がずれていって構わない。そのなかで「いち抜け」の人は一切会話に参加せず、全体の進行を見守る。

④ 会話の進行のなかで頃合を見計らって、「いち抜け」の人は目印を左隣の人に渡す。目印を渡された人は新たな「いち抜け」となって会話から離脱し、いままで目印の置かれていた人はそこから発言が自由となる。(「いち抜け」の交代)

⑤ ④の手続きを繰り返し、会話は参加者/非参加者を時計回りに入れ替えながら進行していく。全員が「いち抜け」を体験したらゲーム終了。最後の「いち抜け」役はテーブルなどの中央に目印を置くことで終了の宣言とする。

⑥ 終了が宣言されたら感想などを述べ合う。このとき会話への非参加者の指定はなし。 

※ 「いち抜け」交代のタイミングを時間で測ってもよい。この場合タイマー、ストップウォッチなどを用意し、「いち抜け」は事前に決められた時間の経過によって自動的に交代する。(例:5分置きに交代など)


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?