見出し画像

お金の為だけの仕事なら極力苦痛を和らげる方法だけを考えてる。

 手取り25万が少ないって感じる人ってどんな人だろう。都心部に住んでいて、養うべき家族が居て、漠然と老後の不安が拭えなくて。そんな人達なんじゃないかと思ったんですが、それ以外にはどんな人達が居るんだろうと考えてみました。例えば、「明日を生きるお金の為だけに仕事をしている人」って手取り35万でも辛い人は辛いんじゃないかと思いました。お金の為だけに仕事をしているっていうのは、あくまで仕事は仕事で、やりたい事は全く別にある状態のことです。
 やりたい事を続けて行くために、割り切ってやりたく無い仕事を一日8時間週5日続けると、ポツポツとストレスが降ってきて、いつの間にか全身ぐっしょり濡れていて、シャツやズボンは体にビッタリ張り付き、足取りも重くなっているんじゃないでしょうか。
 僕が22歳でヴィンテージオーディオの販売員として働き出した時も、音楽が大好きだったが為に「なんか働いてお金を得ないと」と思って仕事をしておりました。音楽以外に趣味も無かった為に、それ以外の働く時間がとても苦痛で、ちょくちょく仮病という不治の病にかかって居たのは良い思い出です。もちろん翌日先輩に「昨日のズル休みどうだった?」とイジられておりました。
 今では、もともとお金の為だけに色々と専門的な知識を蓄えたオーディオが、結構好きになっていたりします。またヴィンテージオーディオ店を解雇になり、別の店でオーディオ販売員として働く事になったのですが、僕ほどの専門知識を持っている人が居ないため、ありがたい事に重宝してもらえています。僕はとても単純なので、他人に必要とされるとモチベーションの維持がめちゃくちゃしやすいんです。
 また音楽以外にも僕には趣味が出来ました。それは革靴(ファッション)です。オーディオももちろん好きなんですが、それだけだと今日の出勤は辛いなぁ、という日はどうしてもあります。ですが、例えそんな日でも、玄関でお気に入りの革靴を履く瞬間は最高な時間ですし、それを履いて通勤している頭の中では、ランウェイ上を肩で風を切るイメージをしながら歩いています。

非常にカッコいい!

↓↓↓

画像1

 例えば手取り25万を不満に思って、そこから抜け出す為に努力をする事はとっても素晴らしいと思うんですが、少なくともその努力の期間は25万と付き合っていかなければなりません。ならばせめて、その努力の時間を少しでも楽しく、少しでも負担や苦痛を少なく、楽してやり過ごして行くための「遊び」を見付けると、色々受け入れやすくなるんじゃないでしょうか。
 僕の場合はほとんど趣味であるオーディオの販売と、その職場に向かう際に趣味である革靴を嗜む事で、仕事中に「遊び」が出来て、ある程度ストレスを感じにくくなっていると思います。別に働かなくてよくなったら今すぐ仕事辞めますけd....。
 皆様にとっての仕事中の「遊び」ってなんでしょうか。みんなで楽して生きていける様になると良いですね。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?