見出し画像

2023年4月23日。日記(雑記)。

映画『バトル・ロワイアル』を観た。
Netflixで(結局映像系のサブスクはNetflixにした、昔使ってたのと、あとは勘とで)。

青春群像劇なのかバイオレンスなのか一体何を主張したいのかよくわかんない印象。
小説は生徒たちがしっかり青春しているから読んでて面白かった。

リアルタイムでは映画を観た後に小説を読んだので作中のキャラの掘り下げに驚いたし感動したものだ。
3-Bの生徒は恋したり悩んだりしっかり青春してたし生きてたんだなって。
その青春具合が凄惨なデスゲームによって輝いていた。

映画版はキャラに殆どバックボーンとか説明がない。あっても七原が父の自殺や級友たちの死を乗り越える話に落ち着いた? のか? これは……とかぼんやり考えているうちになんとなく終わった感じ。
恋愛模様や友情もあるっちゃあるけど、薄味。決して本題ではない。
だから残ったのは中学生が殺し合いをして終わったという事実、それだけ。

映画で端折られたシーンに名シーンが多すぎた気がする。
粘着オカマストーカー月岡の禁止エリアによる自爆死はなし、光子の心を揺れ動かした(はずの)滝口は説明もなく死体になってるし、プリーシア・ディキアン・ミズホの活躍もなくモブ死。
小説自体がめっちゃ分厚かったから全シーン入れたら4、5時間は超えちゃったんだろうなあと思うけれど、せめて映画は前後編にして欲しかった。

あと、キタノの死に方がキタノっていうか「ビートたけし」らしさが全面に押し出されている感があってかなり醒めた。マシンガン全身に喰らった後なのに普通に歩いてクッキー食べて死ぬんだよ? なにそれ? ありえない。

文句ばっかり書いちゃったかもからいいところもあげる。

安藤政信扮する桐山はめちゃくちゃ格好いい。無慈悲なデスマシーンって感じが出まくっている。少年と青年の中間っぽい危うい感じも出ている。
小説はもっと硬派な印象だけど、映画版の桐山もあり。あり。大いにあり。

灯台の女子グループの銃撃戦もよかった。
野田のキレっぷり、撃たれっぷりはお見事の一言。
映像になって一番よかったシーンだ。

あと、三村達がハッキング成功させてあと一歩というところで死んじゃうのもなんかじわっときた。
桐山志願してなかったら少なくとも3人は脱出できてたやつやん……って。

そして、藤原竜也はとても演技上手い。いい感じに叫ぶ。
でも、この時何歳(いや、山本太郎もこの時何歳)?

CGIゲームや漫画含めてどっぷりずっぷりハマったコンテンツなので映画観返しちゃったけど、当時のことを色々思い出すね。
当時クラスメイトとバトル・ロワイアルになる夢を見たっていうのはあるあるだと思うし、私は学校の教師(実在人物)にバトル・ロワイアルをさせるという怪文書を書きちらしては友達をウケさせたりドン引きさせたりしていた闇歴史を……うぅっ! 頭が痛い……!!

バトロワ最高!!!!


フリーゲームの話。
『きょろりんのブロックくずし』、昔私が遊んでたのは2だったっぽいな。説明書がファイルの形式の関係で閲覧できない状態なので操作に戸惑った。
あと、カードゲームもvectorにあったけどパソコンに互換性がなくて遊べなかった。残念。


音楽の話。
『SF6』っていうVSTプラグインを買った。某ファンタジーRPGゲーム6作目の音を再現した音源だ。
色んな音を鳴らして試し聴きしてみたら、意外なことに尺八の音が格好いいので驚いた。
今持っている音源達と比べると厚みがあって渋い。使いこなしたらCOOLなやつ。

もう「音楽は完全趣味。作るの諦めて聴く側になろう」っていう風潮が私の中であったんだけど、それを払拭してくれそうな素敵な音源だった。

ただいつ作っていつ公表するか、だな。考えとこう。


ではまた。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?