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ツクールシリーズの思い出。

RPGツクールとかの思い出。

MZ買ったからね、色々思い出して書いてみます。


SFC『RPGツクールSUPER DANTE』


小学生の頃祖父に買ってもらった記憶。
コンシューマー初のツクールシリーズでありながら使い心地はかなりよく、不満は容量が少なめなことと文字入れが面倒なことくらい。グラフィックはファンタジックで格好良く、BGMもずっと聴いていられるくらいには好きだった。
容量のせいで壮大なゲームは作れなかったので、ふざけた内輪ノリのゲームばっかり作っていたと思う。
当時、学級文庫コーナーにノート漫画を連載していたので作中のキャラや、クラスの友達もキャラクターにして出したりしていた。
そのことを毎日宿題に出されていた日記に書いたら担任の先生が褒めてくれたし、友達も楽しんでくれたのでなかなかに成功体験だった。


SFC『RPGツクール2』


これも祖父に買ってもらったゲームだ。っていうか、中学校上がるくらいまでのゲームはほとんど祖父に買い与えられていたはずだ。当時バブル景気が半端なかったから、その恩恵を受けまくっていた。今思い返すとゲーム所持に関しては相当嫌な感じの子どもだったと思う。その分、バブルが弾けた影響もモロに喰らうわけなんだけど。それは置いておいて。
サンプルゲームの『だんきちのバクチンだいさくせん』がなんとなく印象に残っている。
主人公だんきちがRPGツクールの学園に入る、みたいな内容だった。キャラが立っていて、オネエな忍者とかいた。オチは忘れた。
初代にもあったけど攻略本(解説本?)があって事細かく説明が載っていたのでそれも楽しくて読んでいた。スタパ齋藤さんと桃栗たき子さんのコラムみたいなのが面白かった。ゲーム帝国世代だったのを思い出す。
キャラチップのサイズが大きくなったのが嬉しくて、ちょっとした大作を作ろうと試みていたのだけど私のROMがデータの消えやすいものだったらしくてしょっちゅうデータがとんでどうしようもなかったのが悔しかった(静電気で消えるらしい)。


PS『RPGツクール3』


メモリーカードが許す限り大作が作れるようになったし、使いやすさも最高だった。
中学生になった私は勉学そっちのけで学校の教師陣がオールスターで現れるゲームを制作したり、当時身内で流行っていた『ファイナルファンタジーⅦ』のバレットを付属していたアニメティカというツールで描き起こしたりして、同級生を笑わせることに極振りしていた(バレットと召喚獣タイタンがなぜか内輪で流行っていた、中学生とはそんなものだ)。
初めて彼ができたのもこの時期だったが、正直そんなことよりもゲームを弄ったり遊んだりしている時が一番楽しかったし、作ったゲームを観せたときに微妙な反応だったので結局すぐ別れた。グッバイ、初恋。


PS『音楽ツクールかなでーる2』


私の音楽歴に関しては下の記事が詳しいので割愛するけど、このソフトもかなりハマった。

『エキサイティング』っていうオーケストラみたいなサンプル曲が格好良くて繰り返し聴いた。
放送局で声を入れた楽曲のオケはこのソフトで作った。今思うとコードとか絶対間違えてるけど、なんとか誤魔化せてる感じがするのもご愛嬌。


PS『シミュレーションRPGツクール』


顔グラフィックやキャラクター、音楽等の素材はよかったのだけれど、1ユニットに1~4人のパーティー編成をして進軍するというシステムのせいでゲームバランスが滅茶苦茶にとりにくく、すぐにやめた。話もひたすらにツクりにくかった印象。
多分、一話もストーリーを作らないでやめたと思う。


GBC『RPGツクールGB』


携帯機でのRPGツクール。
無駄を削ぎまくったチップチューンの音楽が好きだった。あと敵グラフィックにう○こがいて笑っていた。当然ながら容量もそんなになかったのであまり真剣に作らなかったと思う。
結構記憶のないツクール。


Win『RPGツクール2000』


私が初めてPCで触ったツクール。キャラチップとか色々自作できるので自由度は爆上がった。
と同時に作ること自体もかなり難しくなっていたのでエターナりまくった……。
時間と体力と気力が許してくれるならこの時代のゲームを作り直したいとか思う。それくらい創作意欲を刺激してくれるソフトだった。


Win『2D格闘ツクール2nd.』


買ったには買ったけど、正直私には難し過ぎたツクール。キャラ素材はちまちま作れたんだけど、肝心のスクリプトが組めなかったのでどうしようもなかった。確か当時1万円くらいしたと思う。勿体ない……。
でも、人が作った格ツクゲームを遊ぶのはとても楽しかった。というか、この時代あたりのフリーゲームは豊作だったと個人的に思う。思い出補正込ミ。


Win『RPGツクールVX』


個人的に凄い好みのツクール。自分で素材作れる人だったら手放しで評価できる。しかもWindowsでしっかりとゲームを作り上げたのはこのツールが初めてかもしれない(そのゲームもネットの海のどこかに漂っています、どこにあるかは教えてあげないよ、ジャン)ので、思い出に残っている。


Win『RPGツクールMV』


苦労を重ねて初めて商用ゲーム(内容はお察し)を作った記念的ツクールだけど、速攻でそのゲームが割られたので割った奴等を消し飛ばしたい。消し炭にして差し上げたい。
こないだまで使ってたし、プラグインが膨大にあるので拡張性が半端ない。前も書いたけど、後継のMZじゃなくてもいいかもしれないっていうくらいすごいツクール。


3DS『RPGツクールフェス』


基本素材はファンタジーなものしかなかったけれど、DLCの追加素材を買って現代ホラーとかを楽しく作っていた。
タッチペンの操作ができるので個人的に好きだった……けど、『~プレイヤー』で人のゲームをダウンロードしては遊ばなかった。覗いてみたらあまりに下劣なゲームだらけでまさに地獄絵図だった。本当に運営は動いとるのかどうか不安になった。今はもうサーバーは閉じているそうだ。


だいたいこんな感じ。
年代違いとか書き漏らしとかあるかもだけど、ツクールはずっと私の創作意欲を刺激し楽しませ続けてくれた。これからも共にがんばるぞい。


では、また。

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