望む未来を手に入れるなら
時間は過去から未来に流れるのか?未来から過去に流れるのか?
あるセミナーで講師の方がそんな問いを提起された。
記憶を中心とした世界観だと過去と現在に規定され、未来はまだ到来していない雲のような存在でとらえがちだけど、果たしてどちら?
タイムラインを想像して歩いてみると、脳は過去にも未来にも自由自在にそこへ行くこともできると思えば未来は雲ではなさそう。
講師の方は「因果」という言葉で説明をしてくださった。
「因」と「果」の関係は、「因」→「果」。
ではその「因」とはどういうことで、「果」とはどういうことなのか?
わたしたちの動機「○○になりたい」「○○をしたい」といったものが、行動(やらないもやるも含め)になり、その結果が現在になり、時間の経緯により過去へと変わる。
では、このときの動機/希望/夢とは時間軸のどこを指しているのか。
そう「未来」。よって未来から時間は流れるということになるのだと。
さらに未来から流れてきたものが私欲でなく使命に由るときは、真摯に日々のこと(例えば挨拶なども)にとりくむと自分の力だけでない周囲のエネルギーも動くものだそう。
すでに本能的に周囲のエネルギーも動かすということを実現している人もいるような気がして、誰でも起こすことが可能なのではと感じた。
望む未来を手に入れるとは、単にテクニックやスキルでゴール設定して行動するというだけでなく、人としてのあり方を磨くことを積み上げながら周囲との信頼や影響の関係性を築き続けることで流れくるものなのかもしれない。
そんなことを考えていたら、知人から元リッツ・カールトン日本支社長で、ホスピタリティの伝道師としての第一人者として著名な高野登さんの講演会のお誘いを受けた。ホスピタリティとマネジメントの開催日までにどれだけ読めるかわからないが、ご著書をできるだけ読んでからお話を聴きに行こうと思う。