ケィティ(Katy)

顔のみえないあなたや通りすがりのあなたのために。ちょっと和んだり笑えたり、何となく共感…

ケィティ(Katy)

顔のみえないあなたや通りすがりのあなたのために。ちょっと和んだり笑えたり、何となく共感してみたくなったり、時々ほほっ~って思うかもしれないような、忙しい毎日の平凡で何でもないようなことの中にある興味深いこと・気づきを届けます。

最近の記事

リセットして空白と過ごす

7月末会社を辞め、3週間バリ島でなんとはなしに過ごして帰ってきた。そこからまた約3週間が過ぎたころ会社で仲の良かった、所謂元同僚たちを食事に行った。 レストランに向かう電車の中で、今までやっていた「仕事」のこと考えないで解放されているのって、ありがたいな、という感覚が降りてきた。「なんだろう、これは」と気になって考えてみると、フルタイム勤務の時は、たとえ休みの日であっても、休み明けにはまた「仕事」が待っているという無意識の了解事項が、ず~っとストレスを感じさせるうえにそれを

    • いくつになっても「14歳」の感覚が好き

      今年初め、『成熟脳: 脳の本番は56歳から始まる』黒川 伊保子 (著) 友人から教えてもらった。 7の倍数の歳ごとで成長段階となり、14歳でおとな脳、様々な経験を経て、ようやく56歳で成熟脳・最高潮に達し、進化していくものというもの。平均年齢の高齢化に加え、人生100年時代と言われる昨今はなおさら、身体の成長(老化ともいうか)とは異なる精神・思考的な成長についての一説としては、未来に希望と抱負を抱かせてくれた。 会社勤めなどしていると60歳定年、65歳定年といった社会的雇用

      • どんなプレゼンでもステートが大事

        他人のフリ見て我がフリ直せ、というわけでもないが、とある説明会に聴衆として参加。 100席ほどの広い会議室に集められたわれわれ聴衆。 説明ビデオの視聴と、配布された冊子を使ってのメインテーマ終了後、プレゼンターが変わり、注意事項が伝えられる。これで終わりかと思いきや、また人が変わり、入場時に渡された封筒についてお役所からの通達が始まった。 この最後に出てきた方、50代後半かそれ以上にも見える男性。説明アジェンダの投影もなく、いきなりマイクを持って始まった。 まず、手元のメ

        • 体育が大の苦手で、跳び箱で顔から落ちたことのあるわたしが考えたこと

          体育も、図工/美術も、音楽も、だいたい学校教育で嫌いになっていくのが今の仕組み。 特段「得意」でない子にとっては、なおさら就学前には遊びの中で育んできた知性や才能が、教育カリキュラム・ルールや評価などで、楽しむことがどんどんそがれ、学びと成長は減っていく。 決まった時間内での目標成果なんてものが、就学後には常に付きまとい、才能を発揮する前に「NG」を食らってしぼんでいく。 小学校のとき、体育も大の苦手だった。逆上がりももちろんずっとできないでいた。何十年後のある日、大人のわ

        リセットして空白と過ごす

          アボカドジュースからのゴーヤスムージー

          昔オンライン英会話で、フィリピン人の講師と好きなフルーツジュースの話になったとき、はじめてアボカドジュースのことを聞いた。 その時はアボカドとジュースの組合せが全くの不可解なものに思えたが、講師からはフィリピンではとてもポピュラーな飲み物だと教えてもらい、いつかフィリピンに行くことがあれば飲んでみようと思ったが、とんと忘れていた。 カバーの写真は、先日のインドネシア・バリ島の食堂でのアボカドジュースとオレンジジュース。 メニューのフルーツジュース欄、パパイヤとかバナナとかオ

          アボカドジュースからのゴーヤスムージー

          見下ろす感覚で俯瞰を取り戻す

          手元や足元ばかりをみて生活していると、空を見上げるだけでも気分や視点の変化を取り入れることができる。 それでもたまには高いところから周囲を見ることは、また自分や周囲のちっぽけさを感覚として取り込み、日常のあれこれが些末なことにリフレーミングされて、「たいしたことない」や「なんとかなる」という希望が生まれることもできる。 山の中で山々をみる。 山の途中や頂上などで、ふもとの街をみる。 透明度の高い海で、水深何十メートルかの海底までもみる。 フライト中の飛行機から、地上をみる。

          見下ろす感覚で俯瞰を取り戻す

          辛さは人生のスパイス、本気は人生の羅針盤

          「辛さは人生のスパイス」とは、昔子供の卒業式での教員からのひとこと。 このことばを贈られた子供たちの心情やいかに。 オトナにはそれぞれ、ほろ苦さと共にうなずける思い出がそれぞれよみがえってきたかもしれない。 勉強や試験といったことから、社会にでてからは仕事のチャレンジやそこここでの人間関係などの大小各種の辛さは、てこになったり反面教師になったり、時間が経ってみると小さく思えるようになっていたり。渦中もその後にさまざまな感情や学びが生まれ、人間や人格という器を広げたり深めたりし

          辛さは人生のスパイス、本気は人生の羅針盤

          月光浴で自分とダンス

          月の光の影が綺麗な満月の夜。 その明かりの下で深くゆっくり呼吸して、しばらくぼんやりしていると時間に無感覚になっていく。 遠くから聞こえる車や電車の走る音に交じり、虫の声や風の音。 流れる雲、その間をジェット音を吐きながら高い上空を時折飛んでいく飛行機の赤いライト。 暗い天空にはまばらに0等星や1等星の輝きが光る。 真夏ならば昼間の湿度と暑さが残る気だるさに少しぼわーっとしたところから意識が離脱したり戻ったりしているような中で。 冬ならば肌に刺す冷気で冷やされた頭が研ぎ澄ま

          月光浴で自分とダンス

          生活習慣が変わると身体が変わる、の次にあるもの

          「肩こり、全然なくなっちゃいましたね~。なんだかものたりないわ~」 エスティシャンさんが、首~デコルテ~肩のマッサージをしながらつぶやく。 やっぱり身体にも出ているのかと納得する今日は、平日フルタイム(残業はここ1年は平均40H/月)で仕事する生活にピリオドを打って、約1か月半経過したところ。 システム構築関係の業務あったこともあり、仕事=机の前に座ってPCに向かう時間というワークスタイルから解放されて、姿勢:身体状態も膠着から解放へ変わった。もちろん、プライベートのPC

          生活習慣が変わると身体が変わる、の次にあるもの

          日本列島の境目に出会う

          山梨のトレッキングコースで、期せずしてフォッサマグナが見れました。 なんとも壮大な地球の歴史の一部がそこにあるって、不思議な感じです。 この場所は山梨県北杜市の精進ヶ滝(しょうじがたき)と石空川(いしうろとかわ)渓谷遊歩道から、川側にはいったところ。 川の手前の木々を抜け、巨石が時々転がっているのを横目にみながら、川岸へ近づくと、「おお~っ」と雄たけびのような声がでる。 清流の音を聴きながら手足を水に浸してみて、この地層の自然が創る美を愛でると時間を忘れる。 五感で地球と

          日本列島の境目に出会う

          10年前のwishリスト

          PCのファイル整理していたらでてきた。 2014年12月のタイトル「やっておきたいリスト」。 10年前のわたしに会うような気分で、興味深く見てみた。 リストにあったのは海外旅行:14か所、学び系:4つ、エンタメ系:5つ。 あとは車と資産形成と地球貢献と働き方のこと。 そして、今のところの実現状況は、旅行先:3か所、学び系:2つ、エンタメ系:1つをクリア。 それ以外は進行中といったところか。 決してクリア数は多くはないが、なんとなくいい気分。 おめでとうわたし。 漠然と

          10年前のwishリスト

          緊急は要しないが、そろそろ交換が必要な洗面所給水栓、長引く検討の背景

          蛇口からの水漏れ、コロナ禍以前からあったが気にするほどではなかった。 じ~っと観察していると、どこからともなく滲んで、そのうちポトン。 ところが、旅行から帰ってきてみると、水滴が落ちるというよりも、チョット栓閉まり切っていないんじゃないかと、見まごうくらいに落ちている。 排水溝を閉じておいてみたりすると、一晩でナミナミと水が溜まっていたりする。オーバーフローの口まで溜まるほどではないのが幸いだ。 ここまで漏れ量が可視化されると、ボウルに移して皿洗い用に使ってみたりするのだが

          緊急は要しないが、そろそろ交換が必要な洗面所給水栓、長引く検討の背景

          タイもグアムも、つながる

          バリから帰ってきてから3日後に、タイ旅行のお誘いがあった。 未踏の地(いや、未踏の地だらけなのですが)に呼ばれているような気がして二つ返事で承諾。 どうやらタイは11月からが乾季でベストシーズンのよう。 行くなら11月にしようという方向性は決まったものの、名所旧跡・グルメ・リゾートと目玉づくしなので、どこに泊まるか、いや何をするかが先?などなど、ネット情報をうろうろしている間に時間が経過中。 そろそろ予約していきたいところだと、フライトやホテル、ツアーなどのサイトを昨日も

          タイもグアムも、つながる

          炎天下の散歩道、アゲハ蝶に会う。

          出かける前に所要時間を調べてみたら、電車と徒歩の時間が大して変わらないことがわかった。今日も猛暑日と真夏日の境界のような気温予報がでているのも承知だが、どうせ駅まで行くだけでも汗だくになるので、運動不足解消のウォーキングも兼ねて歩いていくことにする。 もちろん保冷ボトルに水を入れて、家をでる。 Googlemapのおススメルートはひとまずチェックはしたものの、何となく方向に任せて公園や散歩道を通りながら向かう。 真昼の平日の公園は人影もごくまばら。 木陰や土を渡って通る熱風

          炎天下の散歩道、アゲハ蝶に会う。

          デトックスとリセット

          バリでカリスマヒーラーセラピストの施術から15日余経過。 あのときカリスマは一通りマッサージしながら身体の状態を確かめたのか、「トラウマはここにいる」と言った後、除去施術(ちょっと痛めのマッサージ)で、「もう大丈夫」と言っていた。 何のトラウマかは教えてもらえず、自分でも何がそうなのか見当つかない。 母と私か私と娘か仕事?連れ? 日がすぎてもわからない気分のままだが、この不可解な気分がもしやトラウマがなんのことかわからない状態ということだとろうか そしてトラウマが(多分なく

          デトックスとリセット

          身体はおもしろい~発声編

          3週間ぶりにリモートボイトレを受けてみたら、今までで一番高い音がでた。 発声練習で段階的に音階を上げていくのだが、この日は力みのない状態でサラリと出てしまった。先生に指摘されるまで気がつかずに出ていたのと、自分史上最高の高さだったためか、自分の声をきいて頭(脳)はちょっと混乱状態。 高い声を出そうと意識なく、音の流れに乗っていった感じで、身体の反応にに任せた結果、脳は理屈を考えて身体を制御するということを放棄していた中の結果。 平均月2回・1時間/回ペースで約4年近いボイ

          身体はおもしろい~発声編