日本列島の境目に出会う
山梨のトレッキングコースで、期せずしてフォッサマグナが見れました。
なんとも壮大な地球の歴史の一部がそこにあるって、不思議な感じです。
この場所は山梨県北杜市の精進ヶ滝(しょうじがたき)と石空川(いしうろとかわ)渓谷遊歩道から、川側にはいったところ。
川の手前の木々を抜け、巨石が時々転がっているのを横目にみながら、川岸へ近づくと、「おお~っ」と雄たけびのような声がでる。
清流の音を聴きながら手足を水に浸してみて、この地層の自然が創る美を愛でると時間を忘れる。
五感で地球とふれあうと、クリアリングされる。
近くの掲示板で、左脳の好奇心を満たす。
どうやら古い日本列島(黒っぽい土)と新しい日本列島(白っぽい土)の境目にちょうどいるらしい。
黒っぽい土は「第三世紀第層の砂岩泥岩層」、白っぽい土は「花崗岩帯」、境界が「糸魚川―静岡構造線」なんだそうだ。
フォッサマグナのあるところのからさらに奥(上流)へ遊歩道を歩いていくと、豊富な水量で流れ落ちる三つ滝を楽しみながら進むことができる。
遊歩道の最終地点にある滝見台からは、落差121mの精進が滝・落差40mの九段の滝を臨める。
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