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おかわり!「2023年はUnityを頑張りたい!」と意気込むあなたに読んでほしい、おすすめアドベントカレンダー4選

こんにちは!Unity Japanのコミュニティ・アドボケイトの田村幸一です。

1月24日に、個人的に一押しな「アドベントカレンダー」記事をまとめたものを公開しました。

例年に比べて昨年12月のアドベントカレンダーは、どれも熱量が込められており、多くのユーザーに読まれてほしい記事がたくさんありすぎました。そこで、一押し記事の第二弾をまとめてみました!2023年、Unityを頑張りたい人は、ぜひ読んでみてください。

シェーダーで新しい表現を身につけたい人へ

グラフィック特化型のUnityエンジニアのがむさん(@gam0022)はあのゲームの「インクシェーダー」に興味が湧き、実装にトライしてみました。

実際にインクシェーダーを実装してみた試作品

「UnityのShaderGraphでインクシェーダーを作る」では、シェーダー初心者にもわかりやすいように解説しています。オブジェクトの面に対して光がどう反射するのかをモデル化する「PBRテクスチャ」や、インクっぽさを出すためにグラデーションノイズ「Gradient Noise」を2つ合成する試みなどが記されています。

「シェーダーを使いこなしてみたいけど、何を作ったらいいかわからない」という人は、まずはインクシェーダーにトライしてみてはどうでしょうか?

UnityでVJ!?即興で映像を作ることにチャレンジしたい人へ

クラブやコンサートなどで、DJブースの後ろにあるスクリーンに、即興で映像を流して演出する人を「VJ」と呼びます。

VJソフトの制作や、レイマーチングで“シェーダー芸”をしているというSainaさん(@SainaKey)が、UnityでVJをする手法をまとめています。

Sainaさんによると、VJソフトは値段が3〜10万円するそうで、初心者にはハードルが高いものです。そこで、映像制作機能やシェーダーがそろっているUnityを用いることができれば、懐具合にもやさしく始められますね。

記事では「映像の作り方」「映像の出力方法」「Unityで作ったもの」が紹介されています。VJに興味がある方は、ぜひ読んでみてください。

リリースは終わりではなく、始まりだ!これからアプリを公開しようとしている人へ

「今年はゲームアプリを公開するぞ!」と意気込んでいる人も多いはず。でも、ゲームアプリは「公開」が終わりではありません。多くの人にプレイしてもらうために、どう発信するかも考えておかなければならないのです。

高校生の頃からUnityとC#でゲーム開発をしてきた慶應義塾大学4年生のYuukiさん(@Yuuki_Developer)は、所属しているサークルのアドベントカレンダーにて「意外と語られない自作IOSアプリ 『公開後』の話」を綴っています。

記事では、2021年2月にリリースしたゲームアプリ『1人玉入れ 世界選手権』の公開後の経験を赤裸々に語ってくれています。制作したゲームを多くの人たちにダウンロードしてもらうのは、なかなか難しいもの。しかし、開発の経験が就職活動に活かせたり、エラーの対応で技術力がアップしたりと、副次的な効果もあります。

ゲーム開発を頑張る大学生や個人開発者に、とても参考になる記事です。

RPGのような「カメラワーク」に挑戦したい人へ

ゲーム内で臨場感を出すための工夫として「カメラワーク」があります。

​​Unityネタをメインとした技術系ブログ「Raspberly」を運営しているゲームクリエイターのラズさん(@Raspberly)が書いた『【Unity】ダークソウルっぽいカメラワークを作る【Cinemachine + Input System】』が参考になります。

アクションロールプレイングゲームシリーズ『DARK SOULS(ダークソウル)』は通常のRPGと同じように、プレイヤーの移動に合わせて追従したり、プレイヤーを中心に回転をするようなカメラワークになっています。

ラズさんは、このような第三者視点のカメラワークを、カメラを制御するためのUnityアセット「Cinemachine」とゲームパッドやキーボード、マウスなどデバイスからの入力を扱う「Input System」を用いて実現しています。

各工程に画像や動画、さらに制作のためにラズさんが参考にした資料も掲載されていますので、カメラワークを極めたい方はぜひ読んでみてください。

みなさん、アドベントカレンダーにてUnityに関する多くの記事を執筆してくださり、ありがとうございました。今年も多くのUnity作品を見られるのを楽しみにしています!

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