見出し画像

「ゆるくUnityを始めたい・やってる人、大歓迎!」​​​​yokohama.unity@神奈川【メンバー募集!全国Unityコミュニティ名鑑】

こんにちは、Unity Japanのnoteで編集長をしている田村幸一です。私は普段、Unityを広く世の中に伝える、広報的な役回りも担っています。

この連載『メンバー募集!全国Unityコミュニティ名鑑』では、全国各地で活動する有志によるUnityユーザーのコミュニティを紹介しています。

ここ数年の新型コロナウイルス感染症の影響で、ユーザーが集まるオフラインイベントやコミュニティ間の交流が減ってしまいました。そんな中でも、新しくUnityを始める人にとって、学びを後押しするようなコミュニティと出会えるようにしたい、というのが連載の目的です。

第10回は、横浜を拠点にオンラインLT会を開催している「​​​​yokohama.unity」を紹介します。コミュニティオーナーの代表を務める加藤智紀さん(@tomotomospot)にお話を伺いました!

同じ想いを持ったツイートが重なり、コミュニティが誕生

──はじめに、加藤さんがUnityと出会ったきっかけを教えてください。

学生時代、いわゆる「ひよこ本」の『Unity4入門』と出会ったことがきっかけです。その後はプログラミング教育事業に従事し、専門学校で非常勤講師もしていました。実は、2023年2月からUnity Japanで働くことになったので、ずいぶん大きな出会いだったんだと思います。

──なぜ「yokohama.unity」を設立したのでしょうか。

きっかけは、Twitterの投稿でした。Unity主催のカンファレンスイベント「Unite Tokyo 2019」開催前に行われたコミュニティ向けイベントで、「Okinawa.unityを1年ちょっとやってみた」というトークセッションがあったんです。

それを見て、「横浜でも何かやりたいね」といったツイートをしたところ、現在のyokohama.unityコアメンバーであるぽうひろさん(@pouhiroshi)、澤口さん(@amidaSawaguchi)も同じく「よこはまUnityないのかしら」「よこはまUnityほしいところ」とツイートしていて。それを見て、2日でTwitterアカウントも作って立ち上げました。

設立時のことは、YouTube動画番組の「UnitySTATION」でもみんなで語りましたね。

yokohama.unityが誕生するきっかけとなったツイート、UnitySTATIONユーザーコミュニティトーク#1より

──何人が所属し、どういった活動をしていますか?

コアメンバーは、私とぽうひろさん、澤口さんの3人です。他の運営メンバーも教育に熱心で、普段から学生に教える活動をしています。みなさんUnityが大好きです。

新型コロナウイルス感染症が流行する前は、横浜の専門学校を会場に、LTイベントを行い、学生は授業が終わったらそのまま参加できるようにしていました。作品の展示も行うなど、これまで2回開催し、定員50名の枠が全て埋まるほどの活気にあふれていました。

専門学校で開催したときの様子

3回目以降はコロナ禍のため、clusterのイベント機能を使ってオンラインでLT会を開催しています。とても積極的に活動している参加者の長谷川さん(@nowsprinting)が「大さん橋」のワールドを構築してくれました。

現在は不定期ですが、2〜3ヶ月に一度、約20名の参加者が集まっています。今後は、再び横浜で会場を借りて、作品の展示会を実施したいと考えています。

──新型コロナウイルス感染症の影響により対面での活動が制限された中、コミュニティ活性化のためにどんな工夫をしていますか?

オンライン開催に切り替えるにあたってZoomを使うか迷いましたが、リアクションを可視化しやすい clusterで実施することを決めました。

clusterを選んだのは、フィードバックが容易にできるプラットホームであることに加え、喋ってたくさん拍手がもらえる世界観や、わちゃわちゃしている場をつくって楽しくしたいと思ったからです。

clusterで開催されたLT会の様子

ゆるい雰囲気を醸し出し、学生や初心者が参加しやすい場へ

──yokohama.unityの特徴を教えてください。

私たちのキーワードは「ユルクヤッテル」です。ロゴにも乗せているくらいに大切にしているんです。LTが初めての方もいますし、学生や初心者の方が参加しやすいようにゆるさを意識することで、コミュニティに参加するハードルを下げています。

──yokohama.unityを運営していて、「よかったな」と思う出来事を教えてください。

ひとりだと詰まってしまうことも、みんなで集まると実は簡単に解決できたり、作成したゲームを試遊してもらってフィードバックを得られたり。こういった場がつくりたかったので、実現できたときは感慨深かったですね。今はオフラインでの活動を早く再開させたいです。

他にも、学生の方がyokohama.unityで得た知見を活かして作品を完成させたり、参加者同士で何気ない繋がりが生まれたり、私自身も知らなかった知識や情報をたくさん受け取ることができたりと、良いことばかりでしたね!

──コミュニティを運営する上で、心がけていることはありますか?

運営側が無理をしないことかもしれません。始めたばかりの頃は「毎月開催する」と言っていましたが、他のことで忙しく、開催が難しいこともあります。無理せずに続けていくことが大切かなと思います。

──加藤さんにとって、yokohama.unityはどんな存在ですか?

同窓会であり、出会いやきっかけづくりの場ですね!

──今後、どのような人たちに参加してもらいたいですか?

引き続き、学生の方はもちろん、Unityを使って仕事をしている、あるいはこれからUnityを触ってみたいという方にも参加してもらいたいですね!それ以外にも、子供のためにアプリを作りたい方など、何らかの制作を始めるきっかけの場になったらと思います。

──今後の活動予定やイベント情報などを教えてください。

今後はオフライン開催も検討しているので、会場を募集中です。もし「会場を貸しても良いよ!貸せるかも?」という方がおりましたら、@yokohama_unity までご連絡いただけますと大変嬉しい思いです。4月か5月にイベントの開催を予定しているので、ぜひご参加ください!

最後までお読みいただきありがとうございます。ぜひTwitterもフォローしてください。