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3Dプリンタで房掛け治具

カーテン房掛けの取り付けですが
小さな部材でも縦長なので
斜めに取り付けてしまうと目立ちます。

真っすぐに取付するため
3Dプリンタ導入以前は、ベニヤ板を加工して治具を作りました。

ベニヤ板で製作した房掛け取り付け治具

このような治具を使えば、施工品質が向上します。

ですが、これを他の職人に配って全体で施工品質を上げたい場合、

・量産に不向き
・個々にばらつきが出る
・房掛けが変更されると、再度作り直し

となります。
そこで、3Dプリンタを使うと

・少量の量産が比較的簡単
・均一に製作できる
・房掛けが変更されても、3D設計図を若干修正すれば良い
 (あとはひたすら印刷するだけ)

このようなメリットがあります。

3Dプリンタで製作した房掛け取り付け治具
(試作・研究のため詳細は控えます)

この治具を使えば

・房掛けの曲がりを一切気にせず施工が可能
・取り付けビスを打ち損じても、治具に当たり壁クロスを傷つけない
・毎回、窓額縁から決まった距離で取り付け可能
・壁下地が固い場合の、下穴開けが簡単

以上のメリットがあり、施工品質向上に貢献することが可能です。


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