見出し画像

2023年3月期 株主様との対話の実施状況等について

第2四半期決算発表に合わせて、前期(2023年3月期)の株主様との対話の実施状況等に関する資料をIRサイトに掲載しました。

今回は、この資料を基に、株主様との対話についてご説明いたします。


機関投資家様との面談実績

こちらが前期(2023年3月期)の面談実績です。

国内投資家との面談の減少等により、トータルの面談件数は前期比90.7%となりましたが、海外投資家との面談は同113.8%と増加しました。

表内の「社外取締役とのミーティング」は前期から開始した新たな取り組みです。

中長期視点で当社株式を保有されている複数の投資家様にご参加いただき、当社の2名の社外取締役と意見交換を行いました。

主なトピックは、サクセッションプランとして2021年に現社長の松崎が指名された背景や、松崎の強み、社長就任後の実績等に加えて、経営陣のスキルマトリックスに関する課題、社外取締役視点での当社の強み、今後の成長ドライバー、当社ならではのサステナビリティの定義や事業ポートフォリオの在り方など、建設的な議論が展開されました。

投資家様にとっては当社への理解を深めていただく機会となり、当社としては資本市場の声をインプットできる貴重な機会となりました。
この社外取締役とのミーティングは今期も実施予定です。

投資家様との対話の主なテーマ、関心事項

機関投資家様との対話で目立つのが、コロナ禍からの業績回復状況などの足元の動向と、次期中期経営計画に関するご質問です。

コロナ禍で一時落ち込んだ業績が回復傾向にあることから、好調な業績の継続性について問われました。特に、円安や原価高騰による粗利率への影響、次期(2024年3月期)の販管費の考え方などに高い関心が集まりました。販管費の中では、賃上げ有無や賃上げに対する考え方など、人件費に関するご質問、ご意見を多くいただきました。

次期中期経営計画については、中長期的な成長に向けた新規の取り組みや、出店・システム等のインフラ投資を進めることとあわせ、成長を支えるための既存事業の成長戦略についても説明しました。

投資家様との対話のフィードバック、対話を踏まえた対応

投資家様との対話内容を経営や事業活動に活かすべく、取締役をはじめとする経営陣に共有しています。

IR部門にて、投資家様との面談件数、対話内容、投資家様の期待や懸念などをレポートにまとめて、取締役、執行役員に毎月1回共有しています。

月1回のレポート内容に加えて、当社の株価動向、TOPIXとの比較、同業他社との株価指数比較等も合わせたレポートを四半期毎に発行し、取締役会で報告しながらディスカッションも行っています。

投資家様との対話を踏まえて、ESGデータブックの新規発行、コロナ禍に発行をとりやめていた統合レポートの再発行など、IR活動に活かすほか、投資家様からのご意見を参考にした長期ビジョンや中期経営計画の策定、開示なども行っています。

個人投資家様に向けた取り組み

個人投資家様に向けた主な取り組みは、このIR noteによる情報発信です。

当社への理解を深めていただけるよう、会社紹介、月次概況、決算報告、サステナビリティ活動の報告等を、個人投資家様に向けてポイントをまとめて分かりやすく説明することをコンセプトとしています。

既存の株主様に加えて、潜在投資家様へも情報をお届けできる新たな仕組みととらえており、効果的な活用方法を探るなど期待しています。

ご参考

「2023年3月期 株主様との対話の実施状況等について」の資料はこちらです。ぜひご覧ください。


みんなにも読んでほしいですか?

オススメした記事はフォロワーのタイムラインに表示されます!