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ユナイテッド(2497)|2024年3月期 通期決算ポイント解説

みなさま、こんにちは。ユナイテッド株式会社(東証グロース:2497)のIR担当です。5月9日に発表しました2024年3月期 通期決算のポイントをお伝えいたします。

詳細につきましては弊社HPにて公開しております開示資料をご覧ください。

■決算短信
https://united.jp/ir/uploads/KNWujEcJJKigsfUHSLhyBE2La55XNE.pdf

■決算説明資料
https://united.jp/ir/uploads/fBJ7R5ejSCk8f7isbvhwVmvMXhS7ER.pdf


1.2024年3月期通期業績および業績比較について

主に、投資事業において有価証券の売却を前期比で抑制したことや、アドテク事業において主要広告主の広告出稿量が低下したことにより
売上高12,573百万円(前期比△4%)
営業利益4,859百万円(同△17%)と、
減収減益での着地となりました。

 通期業績予想比較につきましては連結子会社ののれんの減損により、特別損失160百万円を計上したことで、売上高、営業利益、経常利益以上に当期純利益が業績予想を下回って着地しました。

2.期末配当について

今期より設定した新方針を基準とし、当社発足10周年の記念配当と合わせて1株当たり24円の予定となっています。

3.2024年3月期 セグメント別業績について

投資事業
有価証券の売却を前期比で抑制したため、前期比で減収減益となりました。

教育事業
売上高は、前期比で同水準での着地となりました。
営業利益は、開発費が減少したことで、前期比で営業損失が縮小しました。

人材マッチング事業
売上高はONXの連結開始により、前期比で増収となりました。
営業利益は中期的な成長に向け、カソークを中心に先行投資を行ったため、営業損失が拡大しました。

アドテク・コンテンツ事業
コンテンツ事業は、フォッグが伸長し、前期比で増収増益となりました。
アドテク事業は、主要広告主の広告出稿量低下により、前期比で減収減益となりました。

4.2025年3月期について

2025年3月期 全体方針

2025年3月期の方針は以下に記載の通りとなります。各事業セグメントそれぞれの方針に基づき、事業成長を行ってまいります

2025年3月期 業績予想

投資事業における有価証券売却が前期を下回るため、前期比でマイナスとなる見込みです。

2025年3月期 配当予想

自己資本の圧縮による資本効率の向上を図るとともに、成長投資を含めた事業運営に必要な資金を確保したうえで、引き続き株主還元の充実を図るため、1株当たり25円の特別配当を実施します。
配当方針に基づいた普通配当23円と合計した1株当たりの配当金は48円となる予想です。

各事業方針/投資事業

2つの競争優位性を源泉として、約15億円の投資実行を計画しています。
リード投資家としての投資実行、およびハンズオン支援を強化することで、
スタートアップの成功確率を高めてまいります。

各事業方針/教育事業

LINEヤフーテックアカデミー、データ・AI領域に注力するとともに、収益性を改善し、黒字化を目指します。

各事業方針/人材マッチング事業

副業・フリーランスを中心とした人材と成長企業をマッチングすることに加え、ニーズの強い正社員採用の対応を強化することで、収益基盤を構築してまいります。

各事業方針/アドテク・コンテンツ事業

収益期待事業として、各社個別の戦略で、安定的な収益基盤を形成し、利益の創出を行ってまいります。

以上、2024年3月期通期決算についてポイントをお伝えいたしました。

引き続きパーパス「意志の力を最大化し、社会の善進を加速する。」にもとづきコア事業の成長により企業価値の向上に努めるとともに、社会をより善い方向へ進めることに貢献してまいります。

今後のIR活動

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本記事は当社のIR活動等についてお知らせすることのみを目的としており、有価証券の販売の勧誘や購入の勧誘を目的としたものではありませんのでご留意ください。