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保険販売時のルール ~70歳以上の場合~

こんにちは、UCnote担当です。
保険業界では、高齢者への保険販売についてのルールがあります。今回はそのようなお話です。


■結論

  • 高齢者の定義は年齢で区分している。

  • 高齢者以外と比べて、より内容確認等に力を入れる必要がある。

  • 契約後のフォローも確実に行うことが求められる。


■高齢者への保険販売

▼高齢者

70歳以上としていることが多いです。これはその方の状態ではなく、年齢で機械的に区分しています。弊社も70歳以上を高齢者と定義しています。

▼販売時の対応

下記等の対応が必要とされています。すべてを行うというわけではありません。保険会社によって契約時に必須な場合やそうでないものもあります。また代理店によっても対応が異なる点ではあります。

  • 複数回の面談
    契約をする前に、日程を開けて2回以上説明と確認をする必要があります。特に重要事項説明後に契約するまでに日を開けることが推奨されています。

  • 複数人での面談
    親族の方など、高齢者ではない方の同席が必要になります。保険金受取人や代理請求者など保険契約の関係者が望ましいです。どのような目的の保険なのか、言いくるめられていないかを確認・共有するためです。

  • 複数人の募集人による保険募集
    説明者とは別に2名以上で帯同します。説明者ではない募集人は、契約者の言動や反応を見て理解度を確認する丁寧な対応を行います。

  • 保険の意向や内容の確認
    目的や保険の内容を何度も確認します。

  • 会話内容の録音
    説明内容や理解度を確認できるようにします。

  • 契約後のアフターフォロー
    契約成立直後や、最低でも年一回の契約内容の確認など、フォローの継続が必要です。

▼アフターフォロー

高齢者に限らないことですが、保険の契約時には、よく調べ検討されて納得のいく契約をされている方も多いと思います。その保険内容は、当初は明確でも、時間が経つにつれ「何だっけ?」とあいまいになることはあると思います。(私はあります。)もし代理店が案内しなかったとしても、年に1回など、確認・見直すことはおススメしたいと思います。

▼謝辞

上記のような対応を受けると、まどろっこしく感じる方もいらっしゃるかもしれません。特に経営者の方は、忙しい中、今まで必要なかったお手を煩わせてしまうこともあるかもしれません。けれども保険販売時に求められていることですので、ご容赦願います。


■まとめ

  • その方個人の状況ではなく、年齢で一律に対応や必要書類が変わってきます。

  • 複数回の面談や、同席者が必要など、お手を煩わせてしまうこともあるかもしれません。

  • 契約時はもとより、契約後のフォローも大切です。


■担当の一言

息子がじんましんを発症しました。年末年始は、コロナ感染したり風邪をひいたり飛行機や電車で移動する機会もあったりとストレスや疲れがあったのだろうと推測されます。元気そうでしたが、見た目だけで判断してはいけませんね。
それでは、良い週末をお過ごしください。


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