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視覚優位な息子くんにとっての、「Quality of life」

自閉症スペクトラム、協調運動障害、言語発達遅滞という診断をもらっている息子くん。

いつも、次は何をするのか、ということが気になっています。

朝起きて、まずはー、朝起きたらトイレに行くー、次は水を流して、ドアを閉めて、電気を消します。と言いながら行動しています。

はじめはイラストカードでやり方を見せていたけれど、今はしゃべりながら確認することで安心する様子。

幼稚園に通っていたときは、手作りの見通しボードが大活躍していました。

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まず、支度カードを見ながら、上靴を履いて、出欠シールを貼って、、、等を支援員の先生と一緒に見ながら行っていました。

その後は、1日のスケジュールをあらかじめ見せておくための、見通しボード。(右側)特に、小学校へ交流授業するときなど、非日常のカリキュラムがあるときなどは、変化に対応するのが苦手な息子にとって、とても安心できる事前確認のためのツールでした。

パニックが起こりやすいから、非日常のカリキュラムは見学にする、では子どもは成長できませんし、何より生きていて楽しくない。どのように対応したら、変化に対応できるかを、周りが考えることが大切です。(環境を整える)

困りを感じている子どもを型にはめるのではなく、周りが少し工夫して、生きやすい環境を作ることが「Quality of life」なのだと感じています。

#自閉症スペクトラム #発達障害 #発達支援

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