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起業のキッカケ

『夢を追いかけている』
『やりたい事にチャレンジしている』
そう言うと聞こえは良いかもしれませんが、

「職業欄」に記載するのは
「パート・アルバイト」
主な収入源がアルバイトである、
立派な『フリーター』です。

でも
確実ではないけど、未来に向かって進んでいる、
1%でも可能性のあるのであればチャレンジしたいそう思って
充実した人生を送っているつもりでした。

状況が変わり始めたのが2023年の夏頃。
仕事が徐々に増えてきて、
劇団・外部共に出演や脚本の執筆も重なり
1日の平均睡眠時間が1時間~3時間

そんな日が続く中、イレギュラーな時間帯でも
働くことが出来るとのことで

知人に紹介してもらったベンチャー企業で
アルバイトを開始しました。

親族の紹介という事もあり
今思うと反省でしかないのですが、
雇用契約書を結んではおらず

口頭で給与形態を確定し
業務を担っていました。

その社長さんとあまり馬が合わず
出社すれば感情的に言葉をぶつけられ、

時給制で働いていましたが、
業務時間外の深夜早朝関わらず
ラインや電話が鳴り

人間性を叱咤され
睡眠不足もあり
徐々に精神が病んでいきました。

病院に行く余裕はありませんでしたが
家を出る時刻になっても体が動かない、
突如涙が溢れて止まらなくなる、
耳鳴りが大きく相手の声が聞こえない、等
身体に色々な症状が出ていました。

当然の事ながら芝居の方にも影響が出始め
満足のいかない状態で
舞台に立った事で自己肯定感もなくなり

この状態で舞台に立つのであれば芝居を辞めよう、と決意しました。

ただ、
「俳優になりたい」と夢を描き
対人関係が苦手で親にも本音を打ち明けられず
大学進学という手段を使って上京、
卒業してから事務所に入り

【人生の目標】だと思って追いかけ続けていた
夢がプッツリと経たれて
その瞬間に【生きる意味】を見失いました。

役者として生きないなら、
生きている意味がない。

そう思い始めると、
考えがどんどんネガティブになっていき

2024年、年明けに家族の顔を見たら
自ら命を絶とうとしていました。

今思うと、狭い視野の中で
考えてしまっていたなと思います。

でもその時は
それ以外の選択肢が思い浮かばなかった。

変な言い方ですが
死を決意しないと
生きていられない状態だったんです。

そんな思いを持って生きていたら
年明け、実家で家族にあって東京に戻った翌日
原因不明の体調不良に襲われました。

朝起きて、少しふらつくなと思っていたら
起き上がれないほどの激しい腹痛に襲われ、
水も飲めない、
トイレにも行けない状態で
激しい痛みが6時間ほど続きました。

熱を測ってみると39度。
人生で初めて、生命の危機を感じました。

そして不思議というか、
なんとも皮肉な話なのですが

「死にたくない」
って思ったんです。

あんなに死にたいと思ってたのに。

そこから、まずは身体をしっかり治しながら
自分自身に向き合う作業を始めました。

それで気付いたんです。

芝居や脚本は自分にとって
【目的】ではなく【手段】だったんだって。

将来の夢って、幼少期の頃受けた影響に
大きく左右されると思うのですが

私の場合は、
小学生の頃に読んだ「偉人伝」の影響が大きくて

●沢山の人に影響を与えたい
●沢山の人を助けて世界を平和にしたい
●死んだ後も尊敬され続ける人物でいたい

そんな想いをもった私が
10代の頭で導き出したのが
「俳優さん」
というお仕事だったんです。

そしてそれは
「俳優」
じゃなくても出来るのでは?

という事に気付いた瞬間
今まで狭まっていた視野がグワッと開いて、
未来に希望が持てるようになりました。

そうか、
自分で自分の可能性を狭めていただけなんだと。

そして
自分の力で救える人を救って、
それを仕事にしよう。

そうだ、起業しよう。

と思うに至りました。

とはいえ、起業した経験はない。
自分のどの領域が
より沢山の人の役に立てるのか分からない。

という事で
自分のこれまでの人生を振り返りながら
●人よりちょっと得意なこと
●自分のコンプレックスを解消したこと
●今まで人に喜ばれたこと

とにかく沢山棚卸しをしていこうと思います。

そして、私自身の経験が
少しでも
今苦しんでいる人の希望に繋がればと思い

これから私が進んでいく過程を
こうやって発信しようと思います。

そしてもし、少し話をしてみたい、相談したい
という方がいらっしゃいましたら

良かったらコメントで教えて下さい。
もしかするとお役に立てるかもしれません。

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