豆の収穫で注意すべきこと
今、春に蒔いたインゲン豆たちが収穫の時期を迎えています。あまりに寒い時期に蒔いたせいで発育がめちゃくちゃ悪かった人らもいますが、穂高インゲンなんかは大変よく育ち、今もまだ生長を続けています。
豆の種採りの掟
さて、人参の発芽についても栽培の掟について書きましたが、豆の種採りについても、家庭菜園の本に書かれている掟があるんですよ。
それば、「枯れるまで鞘のまんま木に付けておけ」というもの。
だいたいはその通りにすればうまく行きます。ので、本に書かれていることは間違ってはいません。
が、天候次第で、というか暖かくなってから収穫時期に雨が降ると、掟に従うとロクなことがないです。
想定外の状態でひょっこりはん
今日、何気に茶色くなってきた鞘を、好奇心から開けてみたくなり、試しに収穫してみました。
初めに収穫したのは、ちょうど上の写真の左端のような状態のものです。十分に枯れているので、雨でカビたりダンゴムシに食われたりする前に収穫して室内でさっさと乾かそうと思ったのです。
ところが鞘を開けてみると、もう発芽してるやん!!!
いやいやちょっと待たんかいな。今、完熟したところやのに、もう次世代行くんかい!!
すでに植えるスペースあんまりないねんけど、発芽してしまってる早熟な人らは明日まで濡れた新聞紙に挟まれた状態で過ごしていただき、明日土に植えます。発芽してない人らは早々に乾燥していただくことにしました。
上は発芽していないおぼこい人らです。このまま一旦乾燥してもらいます。
いやしかし、豆はほんま、これが困るねん。今年、スナップえんどうも収穫時期に雨が降ったことで、鞘の中でまだ緑の状態で発芽しまくってしまい、良い種が採れませんでした。せやから「カラカラに乾くまで鞘のまんま木に付けておけ」とか言う掟にマジメに従うと、天候次第で失敗しますね。腐るよかええけど、まだ生えてこんといてくれよ!!と言いたい。
しかしまあ、豆には豆の都合があるのでしょう。こっちが見極めて絶妙なタイミングで収穫するしかない。それにしても、鞘の中で発芽したかて生き延びられへんと思うんやけど、何でそんなに急いで発芽するんやろう?豆、アホなんやろか…。
自然界は、謎に満ちてますな。
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