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【休み時間0分】教師の仕事がブラックだなあと思ったことパート5

※今回の画像は ソエジマケイタさんからお借りしました。
ソエジマケイタさんからは これで3回目。いつもありがとうございます※

本題。
そのまんま、【休み時間、0分 の仕事】です。
勤務時間が、7時間45分とされてるなら 何時間もサービス残業当たり前状態だから シビアに見れば 休み時間0分じゃなくてマイナス…。
 もちろん規定では 休み時間は定められてはいるけど、そんなもん ありません(きっぱり。)

子どもたちの休み時間の間も、教師はほぼ教室にいます。
何してるか
◎気になる(気にすべき)子に声をかける
◎宿題忘れた子がやってるのを見守りながら
 教える(みはり、ではない)
◎トラブルがあった児童同士の指導
◎以前の記事でお馴染み(?)登下校に関して寄せられた苦情、あ、いや、ご意見を受け、指導する
◎まとわりつき ぶら下がり トイレ前で出待ちのちびっこファンへの神対応。塩対応は クレームのもと。 ファンは大切に。
◎連絡帳へのお返事 執筆
◎次の授業の支度
◎前の授業で集めたノート チェック
◎日替わりのトラブル対応
などなど
事故やトラブルが起こるのが怖くて できる限り 離れられません!

お給食を食べる時間は 休み時間じゃないの?と思われがちですが、
「給食指導」という れっきとした業務をこなしております。
よって、たいてい5分程度で完食する早食いの力がつきます。
「今日 給食なんだったの?」と帰宅後 家族に聞かれても まるで思い出せません。
「よく見て 食べてね。骨、気を付けるのよ」
「よく噛んでね」、と言いながら 我々は何も見ず、ほぼ噛まずに飲みます(飲み込みます)
ちなみに、もちろん 給食費は自腹。ちゃんと払っています。

 当然、ちょっと銀行に、とか、ちょっと薬局に薬を受け取りに、とかの用事があっても 外出なんてできません。
そんな用事があるときは、子どもたちが帰った後、1時間年休をとって
さっと行って、さっと戻ってきます。
息子が大学生だったころ、授業料の振り込みは窓口限定だったので
毎回、窓口が閉まるギリギリに飛び込んでおりました。
お薬も、前日に処方箋を渡すだけ、翌日受け取るだけ、と超スピーディーに動けることを重視していました。

キホン、朝 朝日を浴びて学校に入ったら 夜 月明かりに照らされるまで缶詰なのであーる。

そんなかんじの日常。

自分で意識して お手洗いに行くようにしないと うっかり 何時間も行ってないのに自分で気付かない というのも よくある話。
膀胱炎にも なりやすいです。

また、他の先生が書写や音楽などを受け持ち、その時間は担任が空き時間になるよう時間割が組まれていることが多いです。
高学年は 毎日6時間授業&委員会担当などがあるのに、低学年はだいたい4、5時間なので、先生たちの授業コマ数を平等にするためです。

その空き時間 = 休み時間 、となればよいけれど、実際にはそのまま教室にいるケースがよくあります。
何をしているか。
 自分のクラスに 多動気味で 授業中、大声で騒いだり 他の子が授業に集中できないような振舞いをしてしまったりする子がいる場合です。
その子に くっついて 声をかけ 授業に参加させます。
その本人を落ち着かせるためだけではなく、他の子どもの 学習する権利を守るため、、授業をしてる先生が、自分のクラスを嫌いになってほしくないから、、、という意味も。

子どもが下校したら、教師の仕事 第2部(夜の部)のスタートです。
初回の【教師の仕事がブラックだなあと思ったこと】でご紹介した通り、たくさん たくさん やらねばならぬことが 途切れることなく降って湧いてきます。

今回の話は、おそらく 特別な話ではなく よくあることではないかと思います。
 きっとどんな仕事でも 種類がちがうだけで それぞれ苦労はつきもの。
お疲れ様です!






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