健康法、セルフケアをする時に大切な6つの注意点
自称・健康マニアの清水です。
前回は、「健康法・セルフケアを始める前にすべきこと その4」 ~ 評価基準とゴールを作る (評価基準編) ~をお伝えしました。
お伝えしたのは、一つの視点で判断せずに健康の定義の四つの視点から判断していきましょうということをお伝えしました。
今回は、「健康法、セルフケアをする時に大切な6つの注意点」についてお伝えしていきます。
1、やる前から嫌だと思うことはしない 2、自分の体質が似ている人が勧めた健康法・セルフケアを取り入れる 3、大きな期待をして始めない 4、やり過ぎない(物足りない程度に留める) 5、効果を感じなくてしばらく継続するする 6、健康法・セルフケアを始めた目的を忘れないこと
では、一つずつ詳しく説明していきます。
1、やる前から嫌だと思うことはしない
・今の状態を変えたいので嫌だと思って始める方も多いですが、嫌いな事は続かないし、楽しくできないため効果が上がらないことが多いです。
なので、違う健康法・セルフケアを捜した方が効果的だと思います。
2、自分の体質が似ている人が勧めた健康法・セルフケアを取り入れる
・人は、それぞれ違います。でも、いつくかのタイプに分けることがあると僕は考えています。
東洋医学であれば、陰陽五行論で2・5・10・12パターンに分けています。
それ以外にも、アーユルヴェーダでは、三つのタイプ、「ヴァータ」「ピッタ」「カパ」の3つに分けています。
ヒポクラテス医学の四体液説では、人間の体液は血液を基本に「血液、粘液、黄胆汁、黒胆汁」の4つのパターンに分けています。
また、身体の使い方も「4スタンス理論」という考え方があり、人間は体の使い方で4つのタイプに分け、その使い方が違うトレーニングをしていきます。
このように、様々なタイプがあるのに一つの方法で対処することはできないと僕は考えています。
ですから、健康法やセルフケアを選ぶ時は、自分の体質に合った人が考案したもの、或いは、実勢にやっていて効果を感じている人が自分の体質に似ているか調べてみると良いと思います。
3、大きな期待をしてやらない
・体調を変えたいと大きな期待をもって始めると思います。
でも、その気持ちが大きいと効果が現れにくい傾向があります。
あなたは、今までに沢山のことを経験してきたと思います。
例えば、評判の高い飲食店に凄く凄く期待して行ったとします。そして、実際にそのお店に行ってご飯を食べたとします。
でも、その時に自分の想像以上に味でなかったり、サービスができていないと不満足に終わることが多いと思います。
それと同様に、大きな期待して何かを始めると効果があっても効果を感じないと感じてしまうことがあるので注意してください。
このことについては、今後説明していくこと機会を作りたいと思います。
4、やり過ぎない(物足りない程度に留める)
・腹八分目ではないですが、物足りない程度にやることが重要です。
それは、満足するまでやっている場合、多くの場合やり過ぎている場合が多いからです。
毎日、お腹いっぱいに食べていたら、どうなるか想像してみて下さい。
ここで重要なことは、続けることです。短期間で効果を出そうと、ついつい頑張ってしまいますが、長期的な視点でやってみて下さい。
5、効果を感じなくてしばらく継続する。
・新しい刺激に身体が適応するまでに時間がかかる場合があります。
そして、人によっても反応が違うので人と比べず、直感的にこれは合わないと感じたら止めても良いですが、出来れば効果を感じなくても自分の体調が悪いところの部分の再生に必要な時間を目安まで行ってみて下さい。
胃・腸・・・2~5日
肌・・・28日
筋肉・肝臓・・・60日
骨・・・90日
血液・・・120日
これは、目安に行ってみて下さい。
6、健康法・セルフケアを始めた目的を忘れないこと
・健康法・セルフケアを始めたのは、体調を改善する、体重を減らす、検査の数値を下げる、色んな目的に始めると思います。
しかし、実際に健康法・セルフケアを始めるとその目的を忘れてしまい、やることがノルマみたいになってしまうことがあります。
また、健康法・セルフケアは正しく行うことが必要です。そして、運動であればやり方、食事。サプリメントであれば量であったり、どのような時に摂取するなど正しい手順などがあると思ます。
正しく行う
↓
良い身体の反応が起こる。
↓
効果があると感じる。
でも、正しくないやり方で行う
↓
良い身体の反応が得れない。
↓
この健康法・セルフケアは、効果がない
みたいな感じで本当は正しく行っていれば効果があったかもしれないのに、効果を実感することなく止めてします。
こんな風になると勿体ないですね。
なので、最初は正しく行うことを意識してみた下さい。
日本の伝統芸能の中に「守破離」という考え方があります。
・守は、基礎をしっかりと習得すること
・破は、守が出来るようになったら、基礎的なものに自分の考え方、やり方を加えていくことができる。
・離は、全く独自の考え方、やり方を作ることができる
というものです。
最初の段階は、「守」の段階です。しっかりと基礎を身につけて、自分のやり方、考え方を入れないことが重要です。
でも、実際に始めるといろんな経験や癖で勝手に考え方、やり方を変えて行ってしまうケースが非常に多くあります。
ですから、この健康法、セルフケアを正しくやることに最初は意識して行って下さい。無意識に行うと必ず自分の今までの経験や癖が出ています。
意識しても気がつかない方も多いですが、意識することで分かってくることもおおくあります。
あまり、基礎的な知識・経験(運動、栄養、身体を感じる力)がない場合は出来れば専門家に見てもらって始めた方が長期的にみて、お金も時間も掛からないと思います。
手軽に始められるものであればいいですが、ヨガ、ピラティス、ホメオパシー、ファスティング、マクロビなどはしっかりと基礎を学んだ人から教わりながら行うことをお勧めします。
自分で苦労しながら学ぶことのも勉強にはなりますが、多くの失敗を経験します。その経験が生かさせることもありますが、人に教えたり、その健康法を極めたいと思い方には良いかもしれませんが、あなたの健康だけであれば、ぼくはあまりお勧めしません。
今回は、「健康法、セルフケアをする時に大切な6つの注意点」についてお伝えしていきます。
ぼくらの健康には、原理原則があります。それを知っているのであれば適応して色んなことに応用していくことができると思います。
でも、実際にその原理原則は、色んな知識や経験が必要です。ですから、今回、お伝えした6つの注意点を守って自分が健康になる原理原則を発見してみて下さい。
明日は、「自宅で出来る簡単な健康法・セルフケア」をお伝えする予定です。
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