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無印パンツと最適なウエスト

ずっと履きやすいパンツを探し求めていた。「パンツ」と言っても、下着ではない方だ。

これまでは安さ重視で手頃な物ばかり選んでいた。僕の全身コーデはほとんど無印良品で構成されている。そんな中で、唯一と言っていいがズボン(パンツよりしっくりくる)だけが例外だった。

これまで履いていたのは大学生のときにUNIQLOで購入したチノパン。色違いを何種類か着回していた。他にデニムも持っていたが、履き心地を窮屈に感じて、あまり履かなくなっていた。

そんな折、例の如く立ち寄った無印良品にて新商品に目が留まった。素材はポリエステルで、伸縮性に優れたパンツ。これは、と思い一目惚れした。

セール品や値下げ期に目が眩んでいた過去もあるが、1日中履くものを無理して着続けるのは今の僕の価値観と相反していた。新調すべき時期は今だ。そう思い、試着室へ向かっていた。

ただ僕の場合、足の丈が長い割にウエストが細く、最適なサイズ選びにはいつも苦労する。

それもあって、サイズMとLを試着。Mはウエストがジャストサイズなのだが、丈がやや短い。せっかくカッコよく決めたいのに、これだと夏場しか着れない。一年中着られるものがいい。

一方のLは丈の長さがピッタリなのだが、ウエストが若干緩い。まぁこれは何かしらの方法で詰めれば問題ないだろうと楽観的に考えた結果、レジに向かい色違いのL 2本を購入した。


盲点だったのはここから。思ったよりもウエストが緩い。歩いているのとだんだんズレてくる。これには困った。何か秘策が必要だった。

そんなときに家で小さなクリップを見つける。

新調したパンツのウエストの側面をこのクリップで留めてみた。まぁまぁいい感じ。すぐにウエストが太くなる予定はないので、しばらくはこのクリップと仲良くすることになりそう。

せっかく綺麗なパンツをゲットしたのに、文房具を使うのは滑稽な気もする。とりあえず代替のものが見つかるまではこれで過ごす他なさそうだ。

既に持っていて使用頻度が少なかった古い2本には感謝の言葉をかけ、泣く泣く別れを告げた。

これからは新しい相棒と共に、色んな景色を見に行きたいと思っている。そしてまたMUJIマイルが溜まっていく…。


無印への愛について書いた過去のnote。


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